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『国語って、何を勉強すればいいのか分からない』『教科書を読んだだけで、テスト勉強が終わってしまう』という中学生も多いはずです。
結論から言うと、国語期末テストは「教科書本文・漢字・文法・初見の文章」の4つのブロックに分けると、やることがはっきり見えてきます。国語はセンスの教科と思われがちですが、実はブロックごとに準備のしかたがちゃんとあるんです。
この記事を読めば、期末テストの国語で何をどの順番で勉強すればいいかが分かり、教科書の文章で点を取る準備ができるようになります。
国語の期末テストは何が出る?
国語の期末テストは、授業で読んだ教科書の文章から出る問題が中心です。そこに漢字、文法、古典、ときには授業で読んでいない文章(初見の文章)や作文が加わります。
数学や英語とちがって、国語は『どこを覚えればいいの?』が分かりにくい教科ですよね。でも、テストに出る所はほとんどが授業で扱った内容です。
まずは、国語のテストによく出る問題の種類を見てみましょう。
| 問題の種類 | よくある問われ方 | もとになる所 |
|---|---|---|
| 読解(説明文) | 筆者の言いたいこと、理由、指示語の内容 | 教科書の説明的な文章 |
| 読解(物語・小説) | 登場人物の気持ち、行動の理由 | 教科書の文学的な文章 |
| 古典 | 歴史的仮名遣い、現代語訳、内容 | 教科書の古文・漢文 |
| 漢字 | 読み書き、部首、熟語 | 教科書の新出漢字、漢字ワーク |
| 文法・言葉 | 単語の種類、活用、敬語、表現の技法 | 文法の教科書・ワーク |
| 作文・記述 | テーマに合わせて自分の考えを書く | 授業で取り組んだ書く活動 |
どの種類がどれくらい出るかは、先生や学校によって違います。テスト範囲表に「漢字ワーク〇ページ」「文法〇〇」と書かれていれば、それがヒントです。
期末テストそのものの仕組みは期末テストとはで書いているので、ここでは国語ならではの所に絞って話しますね。
範囲表の国語の欄で見ておくこと
国語の範囲表は、ほかの教科より書かれていることが多いです。『教科書のページしか見ていなかった』という人は、ほかの所も読んでみてください。
- 教科書の文章は、どの作品(どの単元)が入っているか
- 漢字はワークや漢字表の何ページまでか
- 文法や言葉のページが入っているか
- 古文や漢文が入っているか
- 作文のテーマや、授業プリントからの出題の予告があるか
例えば「授業プリントからも出します」と書かれていたら、プリントがそろっているかを最初に確かめておきましょう。なくしたプリントは、早めに友達や先生に見せてもらうと安心です。
学年ごとに増えていく内容
国語の学習内容は、学習指導要領で学年ごとに示されています。ただ、教科書によって順番は違いますし、前後の学年で扱うこともあります。
| 学年 | 漢字 | 文法・言葉 | 古典 |
|---|---|---|---|
| 中1 | 常用漢字を300〜400字程度読む | 単語の種類、指示する語句と接続する語句、比喩などの表現の技法 | 古文や漢文を音読して、リズムに親しむ |
| 中2 | 常用漢字を350〜450字程度読む | 単語の活用、助詞や助動詞の働き、敬語 | 現代語訳や注を手がかりに作品を読む |
| 中3 | 常用漢字の大体を読む | 慣用句や四字熟語、場面に合った言葉遣い | 歴史的な背景に注意して古典を読む |
学年が上がるほど、覚える量も、文章を読む深さも増えていきます。中1の国語の進め方は中1国語の期末テストでくわしく書いています。
4つのブロックに分けて勉強する
国語の期末テストは「教科書本文」「漢字」「文法」「初見の文章」の4つのブロックに分けて、ブロックごとに勉強のしかたを変えます。点につながりやすい順に、教科書本文と漢字から始めるのが基本の形です。
ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。国語の勉強が進まない理由の一つは、『国語を勉強する』という大きなかたまりのままになっているからなんです。
4つのブロックに分けると、それぞれでやることが決まります。

| ブロック | 中身 | 勉強のしかた | 始める時期の目安 |
|---|---|---|---|
| 教科書本文 | 授業で読んだ文章 | 音読、授業ノートの見直し、ワークの読解問題 | 2週間前ごろから |
| 漢字 | 新出漢字・熟語 | 毎日少しずつ書いて、テスト形式で確かめる | 範囲表が出たらすぐ |
| 文法 | 単語の種類・活用・敬語など | ルールを確かめてから、ワークの問題で練習 | 10日前ごろから |
| 初見の文章 | 授業で読んでいない文章 | 教科書で練習した読み方を使う | 1週間前ごろから |
始める時期は目安です。自分の得意・苦手に合わせて、早めに始めるブロックを決めてみてください。
どのブロックから手をつける?
迷ったら、前回のテストの答案を見てみましょう。どのブロックで点を落としたかが分かると、時間をかける所が決まります。
- 漢字の問題で半分以上まちがえた(漢字を多めに)
- 文法の問題がほとんど白紙だった(文法を多めに)
- 授業で読んだ文章なのに、気持ちや理由の問題で落とした(教科書本文を多めに)
- 知らない文章の問題で時間が足りなくなった(初見の文章を多めに)
ブロックごとの勉強のしかた
教科書本文は「授業で先生が説明した所」を思い出しながら読み直し、漢字と文法はテスト形式で何度も確かめます。初見の文章は、教科書で身につけた読み方をそのまま使う練習をします。
それぞれのブロックで、具体的に何をすればいいかを見ていきますね。
教科書本文:音読と授業ノートがいちばんの材料
教科書本文の問題は、授業で先生が説明した所から出ることが多いです。だからこそ、授業ノートやプリントがいちばんの材料なんです。
- 範囲の文章を声に出して1回読む
- 授業ノートやプリントで、先生が線を引かせた所を確かめる
- 教科書の同じ所に印を付ける
- ワークの読解問題を解く
- まちがえた問題は、答えの根拠になる文を教科書で探す

音読は、文章の流れを思い出すのに役立ちます。3回目くらいになると、『ここは先生が大事だと言っていた所だ』と気づくことも多いですよ。
例えば、物語の文章で「主人公はなぜ黙ったのか」と聞かれたとします。授業で「この時の気持ちは〇〇」と板書していたなら、それがそのまま答えの方向になることが多いんです。
漢字:書いて確かめるまでがセット
漢字は、点を取りやすいブロックです。ただ、ながめるだけでは書けるようになりません。
| やり方 | ポイント |
|---|---|
| 1日の量を決める | 範囲の漢字を日数で割り、毎日同じ量を進める |
| 読みを隠して書く | 答えを見ずに書いて、書けなかった漢字に印を付ける |
| 印の漢字だけくり返す | 書けた漢字は飛ばし、印の漢字だけ次の日にもう一度 |
| 熟語や部首も確かめる | 範囲表に「部首」とあれば、部首の名前と意味も見る |
漢字の範囲が広いと、『こんなに覚えられない…』と思いますよね。そんな時こそ、全部を毎日やるのではなく、書けなかった漢字だけを回していくと量が減っていきます。
文法:ルールを確かめてから問題を解く
文法は、苦手な人が多いブロックです。でも、ルールが分かれば、同じ形の問題がくり返し出てきます。
まずは文法の教科書やプリントで、ルールを1つずつ確かめましょう。そのあと、ワークの問題を解いて、まちがえた所はルールに戻って確かめます。
例えば、単語の種類を問う問題なら、「この語は形が変わるか」「何を表しているか」を順番に考える、といった決まった手順があります。授業で習った手順をそのまま使ってみてください。
文法の答えだけを覚えてしまうことも。テストでは同じ文が出るとは限らないので、答えを覚えても点につながりにくいです。なぜその答えになるのかを、ルールに戻って言えるようにしておきましょう。
初見の文章:教科書で練習した読み方を使う
授業で読んでいない文章が出ると、『どう勉強すればいいの?』と戸惑いますよね。
初見の文章は、それだけを特別に勉強するより、教科書で練習した読み方を使えるかどうかがポイントです。
- 先に設問を読んで、何を探せばいいかを知っておく
- 指示語(これ・それ)が何を指すかを確かめながら読む
- 「しかし」「つまり」などの接続する語句に印を付ける
- 答えの根拠になる文に線を引いてから答える
これは、教科書本文の勉強で身につけた読み方と同じです。教科書の文章をしっかり読んでおくことが、初見の文章の練習にもなるんです。
古典と作文はどう準備する?
古典は、歴史的仮名遣いと現代語訳を教科書の文章で確かめるのが中心です。作文は、テーマが予告されていれば、書く内容を先に決めておくと当日あわてずにすみます。
国語の期末テストで、特に『どうしよう』となりやすいのが古典と作文です。
古典:現代語訳と見比べながら読む
古典の問題は、教科書に出てきた古文や漢文から出ることが多いです。
| 確かめること | 勉強のしかた |
|---|---|
| 歴史的仮名遣い | 「いふ」を「いう」と読むなど、読み方のルールを確かめる |
| 現代語訳 | 古文の一文と現代語訳を見比べて、どの語がどう訳されているかを見る |
| 内容 | 誰が、何をして、どう思ったのかを一言でまとめる |
| 音読 | 古文や漢文を声に出して読み、リズムに慣れる |
古文の文章を全部暗記しようとすると、量が多くて大変です。まずは「どんな話か」を自分の言葉で言えるようにしてみてください。
作文・記述:書く材料を先に決めておく
作文のテーマが事前に予告される学校もあります。その場合は、書く内容を先に決めて、一度下書きしておくと安心です。
例えば「この学期にがんばったこと」というテーマなら、がんばったことを1つに決め、具体的な場面を1つ思い出しておきます。そこから「何を学んだか」までつなげると、まとまった文章になりやすいです。
記述問題では、問題文の聞き方に合わせて答えの終わり方を変えることも大事です。「なぜですか」と聞かれたら「〜から。」で終えるなど、形をそろえておきましょう。
2週間でどう進める?国語の勉強計画
国語は一夜漬けでは点が取りにくい教科です。漢字は毎日少しずつ、教科書本文と文法は日を分けて、直前はまちがえた所の見直しに使うのが基本の形です。
国語はほかの教科とちがって、直前に詰めこんでもなかなか点に結びつきません。少しずつ毎日ふれておくのがコツです。
| 時期 | 漢字 | 教科書本文 | 文法 | 初見の文章 |
|---|---|---|---|---|
| 2週間前〜10日前 | 毎日決めた量 | 音読と授業ノートの見直し | まだ手をつけなくてもよい | まだ手をつけなくてもよい |
| 10日前〜1週間前 | 毎日決めた量 | ワークの読解問題 | ルールの確認とワーク | まだ手をつけなくてもよい |
| 1週間前〜3日前 | 書けなかった漢字だけ | まちがえた問題の解き直し | まちがえた問題の解き直し | 教科書で練習した読み方で問題を解く |
| 直前 | 印の付いた漢字 | 授業ノートを読み直す | ルールの見直し | 時間を計って1題 |

ワークをどう進めるかは、期末テストのワークの進め方でも紹介しています。ほかの教科とまとめた計画の立て方は期末テストの勉強法が参考になります。
高校の国語の期末テストは?
高校生の国語の期末テストでも、考え方は同じです。授業で扱った文章が中心で、そこに古典や知識の問題が加わります。
高校では、古文や漢文の割合が増えることが多いです。単語や文法の暗記と、本文の現代語訳の確認を、早めに始めておきましょう。
国語の期末テストでよくある相談
「古典の範囲をどう勉強すればいいか」「類義語など言葉の範囲を効率よく覚えたい」「点数が良かったのに評定が上がらない」は、国語の期末テストでよく見かける相談です。
知恵袋などでよく見かける期末テストの国語の相談を、要約して取り上げます。
範囲に古文が入っていますが、どう勉強すればいいですか?
古文の作品が範囲に入っていて、何から手をつければいいか分からない、という相談です。
結論から言うと、まずは授業で配られたプリントと現代語訳を使って、「どんな話か」をつかむところから始めてみてください。そのあと、先生が説明した言葉の意味や、歴史的仮名遣いの読み方を確かめます。
最後に音読をして、本文を読んだだけで内容が思い浮かぶ状態にしておくと、問題を解く時に落ち着いて読めます。
類義語のページも範囲に入っています。効率のいい覚え方はありますか?
言葉のページは、範囲が広く感じますよね。
効率を上げるには、言葉をペアで覚えるのがおすすめです。例えば「似た意味の言葉」なら、2つの言葉を使った短い文を自分で作ってみると、違いがはっきりします。
覚えたあとは、意味を隠して言えるか確かめましょう。言えなかった言葉だけに印を付けて、次の日にもう一度見ます。
テストの点はよかったのに、通知表の評定が思ったより低かったです
国語のテストで高い点が取れたのに、評定が期待より低かった、という相談もあります。がっかりしますよね。
中学校の成績は、テストの点だけでなく、3つの観点をもとに学校ごとに決められています。授業での書く活動や話し合い、提出物なども評価の材料になることがあります。
気になる時は、『どこを伸ばせば良かったですか』と先生に聞いてみてください。次の学期で何を意識すればいいかが分かります。
ここで取り上げた相談は、実際の質問の内容をもとに要約したものです。回答は一般的な考え方として書いています。
満点を目指して見直しの精度を上げたい人は、期末テストで満点を取る勉強法も見てみてください。
一人でやるか、人の手を借りるか
4つのブロックに分ければ、国語も一人で準備を進められます。ただ、読解の答え方が分からないまま、点が伸び悩んでいる時は、人に答案を見てもらうのも一つの方法です。
国語は、自分の答えのどこがずれているのかが分かりにくい教科です。『答えを見ても、なぜそうなるのか分からない』という時は、人の手が役立つことがあります。
- 記述の答えのどこが足りないのかを、具体的に教えてほしい
- 文法でつまずいた所まで戻って、もう一度教えてほしい
- テスト範囲に合わせて、国語とほかの教科の計画を一緒に立ててほしい
- 分からない所を、その日のうちに質問したい
例えば、家庭教師のあすなろは、小学生・中学生・高校生を対象にした家庭教師です。家に来てもらう訪問の授業と、Zoomを使ったオンラインの授業があり、どちらも1対1で教わります。
中学生の指導では、学校の授業のフォローから定期テスト対策まで、一人ひとりに合わせて行うと説明しています。テストに出題されやすいポイントを重点的に勉強できる、という案内もあります。
無料の体験授業があり、勉強のやり方やテスト対策のポイントを教えてもらえます。運営会社と公式サイトは地域ごとに分かれているので、対応エリアのページからお住まいの地域を選んで確かめてみてください。
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テスト勉強のやり方から、一緒に見てほしい方へ
家庭教師のあすなろは、勉強が苦手な子のサポートに力を入れている小学生・中学生・高校生向けの家庭教師です。ご自宅への訪問のほか、オンラインでも1対1で教われます。テスト前は出題されやすいポイントにしぼった勉強の進め方を教えてくれます。まずは無料の体験授業で、お子さんに合うか確かめてみてください。
無料あすなろの無料体験授業を見る運営会社と公式サイトは地域ごとに分かれています。料金や内容はお住まいの地域の公式サイトで確認してください。
ほかの暗記教科の覚え方は、期末テストの社会でも紹介しています。
よくある質問
国語の期末テストは教科書を読むだけで大丈夫ですか?
読むだけだと、問題を解く練習が足りないことが多いです。音読と授業ノートの見直しのあとに、ワークの読解問題を解き、まちがえた所の根拠を教科書で探すところまでやってみてください。
国語の期末テストの勉強はいつから始めればいいですか?
漢字は範囲表が配られたらすぐ、教科書本文は2週間前ごろから始めるのが基本の形です。国語は直前に詰めこみにくいので、毎日少しずつふれておくと安心です。
初見の文章が出る時は、何を勉強すればいいですか?
教科書で練習した読み方を使えるようにしておくことが一番の準備です。設問を先に読む、指示語や接続する語句に印を付ける、根拠の文に線を引く、といった読み方を教科書の文章で試してみてください。
漢字の範囲が広すぎて覚えきれません。
範囲を日数で割って毎日同じ量を進め、書けなかった漢字だけをくり返すと、覚える量が少しずつ減っていきます。全部を毎日やろうとしなくて大丈夫です。
作文の問題が出る時はどうすればいいですか?
テーマが予告されていれば、書く内容と具体的な場面を1つ決めて下書きしておきましょう。予告がない場合は、授業で書いた作文をもう一度読んで、書き方の型を思い出しておくと安心です。
まとめ
- 国語の期末テストは、授業で読んだ教科書の文章から出る問題が中心
- 教科書本文・漢字・文法・初見の文章の4つのブロックに分けると、やることがはっきりする
- 教科書本文は音読と授業ノート、漢字と文法はテスト形式で確かめる
- 古典は現代語訳と見比べて、どんな話かを自分の言葉で言えるようにする
- 国語は直前に詰めこみにくいので、2週間前から毎日少しずつ進める





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