中学2年の理科の期末テスト|化学変化・電流の計算対策

中学2年の理科の期末テストで化学変化や電流の計算問題のミスを減らす方法を解説する記事のアイキャッチ

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『理科の計算問題になると、急に手が止まってしまう』という中2さんも多いはずです。

結論から言うと、中学2年の理科の期末テストは、計算問題を「式に入れる前の準備」で解くのが基本の形です。公式を覚えていても点にならない人は、式の前の段階でつまずいていることが多いんです。

この記事を読めば、化学変化や電流の計算でミスを減らすやり方と、暗記の単元の進め方が分かります。

目次

中学2年の理科の期末テストで出る単元

先に結論

中2の理科は、電流、化学変化と原子・分子、生物の体のつくり、気象の4つが大きな柱です。このうち電流と化学変化は計算問題が多く、点の差がつきやすい単元です。

中2の理科は、学習指導要領で学年ごとに扱う内容が決められています。ただ、どの単元から始めるか、何学期に習うかは教科書と学校によって違います。

分野中2で学ぶ単元計算問題
第1分野電流とその利用(回路、電流と電圧、抵抗、電流と磁界など)多い
第1分野化学変化と原子・分子(分解、酸化と還元、質量の保存など)多い
第2分野生物の体のつくりと働き(細胞、光合成、消化、呼吸など)少なめ
第2分野気象とその変化(気温、湿度、気圧、前線など)湿度などで出る
中学2年の理科の4つの単元を、計算が多い単元と図で覚える単元に分けて示した図解

自分の期末テストの範囲がどの単元かは、範囲表で確かめてみてください。中学2年の期末テストの理科は、範囲によって「計算中心」か「暗記中心」かが大きく変わるんです。

理科の勉強法を学年を問わずに知りたい人は、期末テストの理科も読んでみてください。期末テストそのものの仕組みは期末テストとはでまとめています。

計算問題は「式に入れる前の準備」でミスが減る

先に結論

理科の計算ミスの多くは、式に入れる前に起きています。「何を求めるか、単位、表やグラフの読み取り、関係を言葉で書く」の4つを準備してから式を立てると、ミスがぐっと減ります。

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。『公式は覚えたのに、テストになると解けない』という悩み、よく聞きますよね。

実は、公式を使う前の準備が抜けていることが多いんです。式に数字を入れる前に、次の5つのステップをふんでみてください。

計算問題の5ステップ
  1. 何を求める問題かに線を引き、答えの単位を先に書く
  2. 問題に出てくる数字の単位をそろえる(mAとA、gとkgなど)
  3. 表やグラフから使う数字を読み取り、問題文の横にメモする
  4. 求めるものと分かっているものの関係を、言葉で1行書く
  5. 言葉の関係に数字を入れて計算し、最後に単位を付ける
理科の計算問題を、求めるものと単位・単位をそろえる・表の読み取り・関係を言葉で書く・計算の5ステップで解く方法の図解

単位をそろえるだけで防げるミス

例えば、電流が300mAと書かれている問題で、そのまま300を式に入れてしまうミスはよくあります。1Aは1000mAなので、300mAは0.3Aです。

単位がそろっていないまま計算すると、考え方が合っていても答えが合いません。問題文に出てきた単位に丸を付けて、そろえてから式に進むクセをつけておきましょう。

関係を「言葉」で書いてから式にする

いきなり式を書くより、まず「電圧は、抵抗と電流をかけたもの」のように言葉で書いてみてください。言葉で書けると、何と何をかけるのか、割るのかを取り違えにくくなります。

数学の比例の考え方も、理科の計算でよく使います。比例の式の立て方は、中2数学の期末テストの一次関数の考え方とも重なる所があります。

単元ごとの計算の準備と例題

先に結論

化学変化は「反応する量の比」、電流は「電圧・電流・抵抗の関係」、気象は「湿度の求め方」が計算の中心です。どれも、表から数字を読み取る準備が鍵になります。

ここでは、自作の短い例題で準備のしかたを見ていきます。教科書やワークの問題とは数字を変えてあるので、考え方だけ参考にしてください。

化学変化と質量:比で考える

化学変化の計算では、「反応する物質の質量の比は決まっている」という考え方を使います。質量保存の法則とあわせて、表から比を読み取るのが準備です。

例題:ある金属の粉0.8gを加熱すると、酸素と結びついて1.0gになりました。この金属2.4gを同じように加熱した時、結びつく酸素は何gですか。

準備書くこと
求めるもの結びつく酸素の質量(g)
読み取り金属0.8gに酸素は 1.0から0.8を引いて0.2g
関係を言葉で金属と酸素の質量の比は 0.8:0.2で、4:1
計算金属2.4gなら、酸素は2.4の4分の1で0.6g

最初に「結びついた酸素は、加熱後から加熱前を引いた分」と言葉で書けるかがポイントです。ここが抜けると、1.0gをそのまま使ってしまうミスが起きやすくなります。

電流と電圧:電圧・電流・抵抗の関係

電流の計算では、「電圧は、抵抗と電流をかけたもの」という関係を使います。回路図を見て、どの部分の電圧や電流なのかをメモしてから式に入るのが準備です。

例題:6Vの電源に3Ωの抵抗をつないだ時、流れる電流は何Aですか。

「電流は、電圧を抵抗で割ったもの」と言葉で書けば、6を3で割って2Aと出せます。直列か並列かで電流や電圧の分かれ方が変わるので、回路図に分かっている数字を書きこんでおきましょう。

電流の問題で式の前に確かめること
  • 回路は直列か、並列か
  • 求めるのは回路全体の値か、1つの抵抗の値か
  • 電流の単位はAか、mAか
  • 回路図に分かっている数字を書きこんだか

電力:電圧と電流をかける

電気とそのエネルギーの単元では、電力を求める計算も出ます。「電力は、電圧と電流をかけたもの」という関係で、単位はW(ワット)です。

例題:100Vの電源につないだ電気器具に2Aの電流が流れた時、電力は何Wですか。

100と2をかけて200Wです。さらに使った時間をかけると電力量になるので、時間の単位が秒か、時間かを先に確かめておきましょう。

求めるもの言葉で書いた関係単位
電圧抵抗と電流をかけるV
電流電圧を抵抗で割るA
電力電圧と電流をかけるW
電力量電力と時間をかけるJ(秒の時)など

気象:湿度の求め方

気象の単元では、湿度を求める計算が出ることがあります。「湿度は、空気にふくまれる水蒸気の量が、その気温の飽和水蒸気量の何%か」という関係です。

例題:空気1m³に水蒸気が10gふくまれていて、その気温の飽和水蒸気量が20gの時、湿度は何%ですか。

10を20で割って100をかけると、50%です。飽和水蒸気量は問題の表から読み取ることが多いので、どの気温の行を見るかに線を引いておくとミスが減ります。

よくある失敗

表から数字を読み取る時に、となりの行や列の数字を使ってしまうことも。気温や時間など、表の見出しを指でたどってから数字を拾うようにしましょう。

計算のあとは「答えの大きさ」を見直す

計算が終わったら、答えの大きさがおかしくないかを見直してみてください。例えば、加熱前の金属より結びつく酸素のほうが重い、という答えになったら、どこかで数字を取り違えています。

『見直しって、もう一度同じ計算をすること?』と思うかもしれません。同じ計算をくり返すより、答えが問題の場面に合っているかを考えるほうが、ミスを見つけやすいんです。

暗記の単元はワークと図で覚える

先に結論

生物の体のつくりや気象は、用語を図とセットで覚えるのが基本の形です。「図を見て名前を言える」「名前を聞いて働きを言える」の両方を練習しておきましょう。

計算の単元に比べて、生物や気象は覚えることが多い単元ですよね。ただ、用語をただ書き写すより、図とつなげて覚えるほうが忘れにくいんです。

単元覚え方の例
植物の体のつくり葉・茎・根の図に、光合成・呼吸・蒸散の働きを書きこむ
動物の体のつくり消化の流れを図でたどり、各部分の働きを一言で言う
天気の変化前線の図を見て、通過する前後の天気の変わり方を説明する

暗記の単元でも、実験や観察の結果を聞く問題がよく出ます。教科書の実験のページで、「何を調べた実験か」「結果から何が分かったか」を1行ずつまとめておくと安心です。

中1で習った内容とつながる所もあります。中1の理科の復習は、中1理科の期末テストを参考にしてみてください。

中学2年の理科の期末テストでよくある相談

先に結論

「化学反応式や質量保存の法則が分からない」「平均点より下だった」「ワークとプリントの周回で大丈夫?」という相談がよく見られます。どれも、教科書の説明と自分の間違いの種類を見直すのが近道です。

知恵袋などでよく見かける相談を、要約して取り上げます。

化学反応式や質量保存の法則が理解できません

化学反応式で、数字をどこに付ければいいのか分からないという相談はとても多いです。むずかしく感じるのは自然なことです。

まずは、反応の前と後で、原子の種類と数が同じになっているかを数えてみてください。

原子をモデルの丸で書いて数えると、左右で数が合っているかが目で見て分かります。質量保存の法則も、「原子の数が変わらないから、全体の質量も変わらない」と考えるとつながりやすいんです。

理科のテストが平均点より下でした

理科は、計算の単元と暗記の単元で点の取り方が違う教科です。返ってきた答案で、どちらの問題で点を落としたかを分けてみてください。

計算で落としていたら、この記事の5ステップを試してみましょう。暗記で落としていたら、図と用語をセットで覚え直すのが近道です。

ワークとプリントを周回して、分からない所は教科書で確認しています

テストの前日に、このやり方で大丈夫か不安になる相談です。結論から言うと、とても良い進め方です。

前日は、新しい問題に手を広げるより、ワークで間違えた問題に絞って解き直してみてください。計算問題は、5ステップの1と2だけでも確かめておくとミスが減ります。

補足

ここで取り上げた相談は、実際の質問の内容をもとに要約したものです。回答は一般的な勉強の進め方として書いています。

一人で理科の計算が分からない時は

理科の計算は、どこでつまずいているかを自分で見つけにくいことがあります。分からない問題を人に見てもらうと、準備のどのステップで止まっているかが早く分かることも。

家庭教師のように、分からない所をその場で質問できる相手がいると、つまずいた単元に戻って学び直しやすくなります。

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中2の期末テスト全体の進め方は、中学2年生の期末テストでまとめています。2学期のむずかしい単元の乗り越え方は、中2の2学期期末テストを参考にしてみてください。

よくある質問

中学2年の理科の期末テストは、何から勉強すればいいですか?

まず範囲表で、計算の単元か暗記の単元かを確かめましょう。計算の単元が入っていれば、ワークの計算問題から始めるのがおすすめです。

公式を覚えても計算問題が解けません。

式に入れる前の準備が抜けているかもしれません。求めるものと単位を書き、単位をそろえ、関係を言葉で書いてから式を立ててみてください。

理科の暗記はどうすれば覚えられますか?

用語を図とセットで覚えるのがおすすめです。図を見て名前を言い、名前を聞いて働きを言える状態を目指してみてください。

中学2年の理科の期末テストで、計算問題だけ捨ててもいいですか?

おすすめはしません。計算問題の中にも、単位をそろえて関係を言葉で書けば解ける基本の問題があります。まずはワークの基本問題だけでも解けるようにしておきましょう。

中2の理科は、何学期にどの単元を習いますか?

教科書と学校によって違います。自分のテストの範囲は、範囲表と授業の進み方で確かめてください。

まとめ

この記事の要点
  • 中学2年の理科は、電流、化学変化、生物の体のつくり、気象の4つが柱
  • 計算問題は、式に入れる前の準備でミスが減る
  • 求めるものと単位、単位をそろえる、表の読み取り、関係を言葉で書く、の順で準備する
  • 化学変化は比、電流は電圧・電流・抵抗の関係、気象は湿度が計算の中心
  • 暗記の単元は、図と用語をセットで覚える
期末テストドットコム

期末テストドットコム 編集部

中学生・高校生の期末テストの時期や範囲、学年別・教科別の勉強法、計画の立て方、保護者のサポートのしかたを、公式の公開情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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