当サイトの記事は、編集部が文部科学省・教育委員会・教材会社など公式の公開情報と読者の声を調べて独自に執筆しています。紹介しているサービスの一部にはPRを含みます。
『テストまであと少しなのに、何もやってない。期末テスト、やばい…』と、スマホを握ったまま固まっている人も多いはずです。
結論から言うと、残り時間が短い時ほど「全部やろうとしない」ことが大事です。残りの日数に合わせて、捨てない範囲を先に決めてしまいましょう。
この記事を読めば、今日から何をどの順番でやればいいかが分かり、焦りを作業に変えられます。
期末テストがやばい時、最初の10分でやること
いきなり教科書を開かずに、まず10分だけ「状況の書き出し」をします。何が残っているかが見えると、焦りはかなり小さくなります。
やばいと感じている時は、頭の中で「あれもこれも」がぐるぐる回っていますよね。その状態で勉強を始めても、手が止まりがちなんです。
最初の10分は、紙1枚に今の状況を書き出す時間にしてみてください。
- テスト範囲表を出して、教科と日程を書き写す
- 教科ごとに「提出物の残り」を書く
- 教科ごとに「ほぼ分からない単元」に印を付ける
- テストまでの残り日数と、1日に使える時間を書く
テスト範囲表が見つからない時は、友達に写真を送ってもらうか、先生に聞いておきましょう。範囲が分からないまま勉強するのが、いちばん遠回りです。
「やばい」の中身は3種類ある
一口に「やばい」と言っても、中身は人によって違います。自分がどれに近いかで、やることの順番が変わるんです。
| やばさの種類 | よくある状態 | 最初に手をつける所 |
|---|---|---|
| 時間がない | 部活や行事で、気づいたらテスト直前 | 提出物とワークの1周目 |
| 範囲が分からない | 授業でつまずいたまま進んでいる | 教科書の太字とワークの基本問題 |
| やる気が出ない | 机に向かってもスマホを見てしまう | 15分だけの小さな作業 |
全部当てはまるという人もいるかもしれません。その時は、上から順に1つずつ片づけていけば大丈夫です。
やる気が出ない時は「15分だけ」から始める
『やらなきゃいけないのは分かってるのに、体が動かない』という時もありますよね。そんな時に、いきなり2時間の計画を立てても続きません。
おすすめは、タイマーを15分にセットして、1つの作業だけをやる方法です。15分たったら、やめてもいいことにしておきます。
| 15分でできる作業の例 | 終わったらやること |
|---|---|
| ワークの1ページだけ解く | 丸つけをして、まちがいに印を付ける |
| 社会の太字を10個だけ覚える | 隠して言えるか試す |
| 英語の本文を1回音読する | 読めなかった単語に線を引く |
実は、始めるまでがいちばん重たいんです。15分やってみると、そのまま次の15分に進めることも多いですよ。
スマホは、15分の間だけ別の部屋に置いておくのがコツです。手の届く所にあると、通知のたびに手が止まってしまいます。
残り日数ごとの「捨てない範囲」優先度表
残り日数が少ないほど、手を広げずに「ここだけは落とさない」所を守ります。時間があるなら広げ、ないなら絞る、と考えてください。
ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。
勉強法の記事を読むと、やることがたくさん書いてありますよね。でも、残り3日の人が2週間前向けのやり方をまねしても、終わらないまま当日を迎えてしまいます。
そこで、残り日数ごとに「捨てない範囲」と「後回しにしていい所」を表にしました。
| 残り日数 | 捨てない範囲 | 後回しにしていい所 |
|---|---|---|
| 1週間 | 提出物、ワークの基本問題、授業で先生が強調した所 | 応用問題、発展のページ |
| 3日 | 提出物、ワークで一度まちがえた問題、暗記教科の太字 | 新しい問題集、まとめノート作り |
| 前日 | 暗記教科の太字の言葉、数学と英語の基本の解き方 | 長い説明を読み直すこと |
| 当日朝 | 1時間目の教科の、覚えた用語の見直し | 新しい単元を覚えること |

応用問題を後回しにするのは不安かもしれません。ただ、基本問題で点を落としていると、応用まで手が回っても結果は伸びにくいんです。
「捨てない範囲」を選ぶ時の3つの目安
どこを残すか迷った時は、次の3つで考えてみてください。
- 先生が授業で「ここは出す」「大事」と言った所
- ワークやプリントで、何度も同じ形の問題が出てくる所
- 自分が「少し分かる」所(まったく分からない所より点にしやすい)
3つ目は意外かもしれません。時間がない時は、ゼロから覚える単元より、半分分かっている単元を仕上げる方が点につながりやすいんです。
教科ごとに「やり方」も変える
残り日数が少ない時は、教科によって勉強の仕方を変えると時間をむだにしません。
| 教科 | 直前にやること | 時間がない時の考え方 |
|---|---|---|
| 数学 | ワークの基本問題を解き直す | 解き方を1つずつ確かめる |
| 英語 | 教科書本文の音読と、単語の書き取り | 本文を声に出して読む回数を増やす |
| 国語 | 授業で読んだ文章と漢字 | 授業ノートの書き込みを読み返す |
| 理科・社会 | 太字の用語と図・グラフ | 用語を言えるか自分にテストする |
| 実技教科 | 授業プリント | プリントを1回通して読む |
テスト範囲や出し方は学校によって違います。自分の学校の範囲表と、先生の説明を一番の手がかりにしてくださいね。
期末テストが中間テストとどう違うのか、範囲がどう決まるのかは期末テストとはで説明しています。
残り1週間なら、提出物とワークを軸に回す
残り1週間あれば、まだ立て直せます。提出物を終わらせながら、ワークの基本問題を1周するのが軸です。
1週間という時間は、短く見えて意外と使えます。ただ、何も決めずに過ごすと、すぐに残り3日になってしまうんですよね。
1週間の回し方の例
1日ごとの予定は、ざっくりでいいので先に決めておきましょう。
- 1日目:範囲表を見て、教科ごとに「やることリスト」を作る
- 2〜4日目:提出物のワークを1周する。まちがえた問題に印を付ける
- 5〜6日目:印を付けた問題だけを解き直す
- 7日目:暗記教科の用語を、自分にテストする形で確認する
部活がある人は、平日にまとまった時間を取るのは難しいはずです。そんな時は、1日を短い時間に分けて考えてみましょう。
| 時間 | 平日の使い方の例 |
|---|---|
| 朝の15分 | 前の日に覚えた用語を見直す |
| 帰宅後の30分 | 提出物のワークを進める |
| 夜の30分 | まちがえた問題を解き直す |
| 寝る前の10分 | 暗記教科の用語を声に出す |
時間の長さは、自分の生活に合わせて変えてかまいません。大事なのは、毎日どこかで手を動かすことです。
計画の立て方をもっと詳しく知りたい人は、期末テストの勉強計画表の作り方も見てみてください。
ワークは「答えを写して終わり」にしない
提出物が残っていると、答えを写して出したくなりますよね。気持ちはよく分かります。
ただ、ワークは期末テストの問題とつながっていることが多い教材です。写すだけだと、テストに出た時に解けません。
答えを写して提出物だけ終わらせ、テストでは同じ問題が解けない。時間がない時ほど、解けなかった問題に印を付けておき、その印の所だけ解き直してください。
ワークの使い方は期末テストのワークの進め方でくわしく書いています。
残り3日から当日朝までは、まちがえた所と暗記に絞る
残り3日からは、新しいことを広げずに「一度まちがえた所」と「暗記の太字」に絞ります。前日と当日朝は、覚えた物の確認が中心です。
残り3日は、焦りがいちばん強くなる時期かもしれません。間に合わないかもと思ったら、その不安を作業の数に変えてみましょう。
残り3日の1日の使い方
1日を「解き直し」と「暗記」の2つに分けて考えると、手が止まりにくくなります。
| 時間帯 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 学校から帰ってすぐ | 数学・英語の解き直し | 頭が働くうちに考える教科 |
| 夕食のあと | 理科・社会の用語の暗記 | 声に出しながら書く |
| 寝る前 | その日覚えた用語の見直し | 新しいことは足さない |
暗記は、覚えるより「思い出す」練習の方が身につきやすいと言われます。教科書を読むだけでなく、用語を隠して言えるか試してみてください。
例えば理科なら、教科書の図の名前の所を付箋で隠して、言えるかどうかを確かめます。言えなかった用語だけを付箋に書き出して、机の前に貼っておくのも一つの方法です。
社会なら、「この出来事が起きたのはなぜ?」と自分に聞いてみてください。答えを言えれば、記述問題にも対応しやすくなります。
前日にやること、やらないこと
前日の夜になると、『今から全部やらなきゃ』と気持ちがあせりますよね。でも、前日は詰め込む日ではなく、確かめる日なんです。
- 翌日の教科の、太字の用語を見直す
- ワークで印を付けた問題を解き直す
- 持ち物と時間割を確認する
- 新しい問題集を始める
- まとめノートを一から作る
- 夜遅くまで起きて、寝る時間を削る

まとめノートを作ると「勉強した感じ」は出ます。ただ、前日だと書くだけで時間が終わってしまうことも。今あるノートやワークに書き込む方が早いです。
徹夜はしない方がいい理由
寝ないで勉強すれば間に合うかも、と考える人もいるはずです。ただ、テスト本番で眠くて頭が働かないと、覚えたことも出てきません。
寝る前に覚えたことを見直して、いつもどおりの時間に寝る。これが、前日の一番の作戦です。
当日朝とテスト中にできること
当日の朝は、1時間目の教科の用語を見直すだけで十分です。テスト中は、解ける問題から先に答えを書きます。
当日の朝は、なるべく新しいことを覚えようとしないでおきましょう。前の日に印を付けた所を、ぱらぱらと見直すくらいがちょうどいいんです。
テスト中の時間の使い方
テスト中に焦ると、分からない問題で手が止まってしまいますよね。点を落とさないための順番を決めておくと、落ち着いて解けます。
- 問題用紙を最後まで見て、解けそうな問題に印を付ける
- 印を付けた問題から先に答えを書く
- 分からない問題は飛ばして、最後に戻る
- 残り時間で、名前と解答欄のずれを確かめる
空欄のままにしないことも大事です。記述問題でも、分かる所まで書いておくと部分点がもらえることもあります。
1つの教科が終わったら切りかえる
1時間目のテストができなかった時、次の教科まで引きずってしまうことがあります。
もうだめだと思っても、次の教科の点はまだ決まっていません。休み時間は、次の教科の用語を見直す時間にしてしまいましょう。
期末テストがやばい時によくある相談
「休んでもいい?」「親にどう話す?」「徹夜は?」という相談が多いです。どれも、一人で抱えずに学校や家の人に相談するのが近道です。
期末テストがやばい時によく見かける相談を、3つ選んで答えます。
テストを休んだらどうなる?
『勉強できていないから、いっそ休みたい』という相談はとても多いです。気持ちは自然なことだと思います。
ただ、休んだ時の扱いは学校によって違います。後日に受けられることもあれば、点数の付け方が変わることもあります。
体調が悪い時は無理をしなくていいです。でも、勉強が間に合わないだけなら、受けた方が次につながります。分からない時は、担任の先生に聞いてみてください。
親に「勉強しなかったからだ」と言われた
テストがやばいと伝えたら、『ちゃんとやらなかったからでしょ』と言われてしまった。そんな相談もよく見かけます。
言われるとつらいですよね。ただ、家の人も心配しているからこそ、強い言い方になってしまうことがあるんです。
おすすめは、次のテストに向けて「何をするか」を一緒に伝えることです。例えばこんな言い方があります。
「今回は提出物を後回しにしたのがよくなかった。次は2週間前からワークを始めるね」
昼寝をたくさんしたから、徹夜しても平気?
昼寝をしたから今夜は寝ないでがんばる、という相談もありました。
昼寝をしても、夜ふかしすると次の日の頭の働きは落ちやすくなります。眠れないなら布団の中で用語を思い出すくらいにして、いつもの時間に寝るのがおすすめです。
高校では、赤点や追試の基準を学校ごとに決めています。点数がかなり厳しそうな時は、テスト前でも後でも、先生に相談しておくと安心です。
テストが終わったら、立て直しと次の準備
結果が悪くても、そこで終わりではありません。返ってきた答案から「次に直す所」を1つ決めるだけで、次のテストの準備が始まります。
テストが終わると、返ってきた答案はすぐしまいたくなりますよね。でも実は、その答案がいちばんの教材なんです。
答案は3つに分けて見る
まちがえた問題を、次の3つに分けてみてください。
| 分け方 | 例 | 次にやること |
|---|---|---|
| 知っていたのにミスした | 計算ミス、書きまちがい | 見直しの時間を作る |
| 覚えていなかった | 用語や単語が出てこない | 暗記の時間を早めに始める |
| そもそも分からなかった | 解き方が分からない | 授業で質問するか、前の単元に戻る |
先生に質問するのが苦手な人は、聞き方を決めておくと楽になります。例えばこんな言い方です。
「テストの大問2の解き方が分かりませんでした。どこから見直せばいいですか?」
まちがえた問題を指して聞くと、先生も答えやすくなります。休み時間や放課後の短い時間でも十分です。
3つ目が多い時は、一人で何とかしようとしなくて大丈夫です。授業で先生に聞いたり、人の手を借りたりするのも立派な作戦です。
結果の振り返り方は期末テストの結果が悪かった時にやることにまとめています。
次のテストに向けて、今日決めること
次のテストのために、今日のうちに決めておきたいことは多くありません。
- 次のテストの何週間前から始めるか
- 提出物をいつまでに終わらせるか
- いちばん苦手な教科を1つ選ぶ
- 分からない時にだれに聞くか
テスト勉強の全体の流れは期末テストの勉強法で、2週間前からの進め方として書いています。
一人でやるか、人の手を借りるか
毎回「やばい」が続く時は、勉強のやり方か、分からない単元の積み残しが原因のことが多いです。一人で抱えずに、人の手を借りるのも一つの方法です。
『毎回テスト前に同じことになる…』という人もいるはずです。それは努力が足りないのではなく、仕組みが合っていないだけかもしれません。
人の手が役立つのは、例えばこんな場面です。
- つまずいた単元の、もとになっている前の学年の所まで戻って教えてもらう
- 学校のテスト範囲に合わせて、いつ何をやるかを一緒に決める
- 分からない所を、その日のうちに質問できる
- 毎日決まった時間に勉強する習慣を作る
例えば苦手克服塾は、中学生専門のオンライン塾です。定期テストで平均点以下の苦手な教科がある中学生を主な対象にしています。
週2コマのマンツーマンで、予習の授業と復習の授業があり、宿題や質問への対応、学習の管理もしてくれます。数学・英語・国語・社会・理科から1教科だけでも受けられ、スマホでも受講できます。
2週間の無料体験があるので、合うかどうかを試してから決められます。オンライン塾の選び方は期末テスト対策のオンライン塾でも紹介しています。
苦手克服塾(PR)
苦手な教科を、次の定期テストまでに立て直したい中学生へ
苦手克服塾は、定期テストで平均点に届かない苦手教科がある中学生のための、中学生専門のオンライン塾です。週2回のマンツーマン授業で予習と復習をして、宿題や質問の対応、学習の管理まで見てもらえます。1教科から始められ、スマホでも受講できます。2週間の無料体験があります。
無料苦手克服塾の無料体験を見るコース内容・料金は変わることがあります。最新は公式サイトで確認してください。
よくある質問
期末テストがやばい時、まず何から始めればいいですか?
テスト範囲表を見て、提出物の残りと「ほぼ分からない単元」を書き出すことから始めてください。残り日数に合わせて、捨てない範囲を決めると手が動きやすくなります。
前日しかない時は、どの教科を優先すればいいですか?
翌日のテストの教科が最優先です。暗記教科の太字の用語と、数学や英語の基本の解き方を見直してください。新しい問題集を始めるのは避けましょう。
一夜漬けでも点は取れますか?
暗記の多い教科では、前日の見直しが点につながることもあります。ただ、寝る時間を削ると当日に頭が働きにくくなります。いつもどおりの時間に寝られる範囲で見直してください。
提出物が終わっていない時は、提出物とテスト勉強のどちらが先ですか?
提出物のワークはテストの問題とつながっていることが多いので、ワークを解くことがテスト勉強にもなります。答えを写すのではなく、解けなかった問題に印を付けて進めてください。
期末テストの結果がやばかった時、成績はどうなりますか?
成績はテストの点だけでなく、授業での取り組みなども合わせて学校ごとに決められます。次のテストまでにできることを決めて、分からない所は先生に相談してみてください。
まとめ
- 期末テストがやばい時は、最初の10分で範囲・提出物・残り日数を書き出す
- 残り日数が少ないほど、捨てない範囲を絞って守る
- 1週間ならワーク1周、3日なら解き直しと暗記、前日は確認だけ
- 当日朝は新しいことを覚えず、テスト中は解ける問題から書く
- 毎回やばくなる時は、一人で抱えずに人の手を借りるのも一つの方法





コメント