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『期末テストまであと2週間。教科が多すぎて、何から手をつければいいの?』と、机の前で止まっていませんか。
結論から言うと、期末テストのやり方は「範囲表で全体を見る」「教科をタイプで分ける」「2週間を4つに区切って進める」の3つが基本の形です。
この記事を読めば、今日から前日まで、毎日何をすればいいかが自分で決められるようになります。
期末テストのやり方は「範囲表から逆算」が基本
最初にやるのは、問題を解くことではなく、テスト範囲表を見て「全部でどれだけあるか」をつかむことです。量が分かれば、1日に進める分が決まります。
期末テストは、中間テストより教科が多くなる学校が多いですよね。音楽や保健体育、技術・家庭などの実技教科が加わることもあります。
期末テストそのものの仕組みや中間テストとの違いは、期末テストとは?でくわしく話しています。ここでは「どう進めるか」に絞りますね。
まずは範囲表を1枚にまとめる
範囲表が配られたら、教科ごとに「教科書のページ」「ワークのページ」「提出物」の3つを書き出してみてください。
書き出すと、『思っていたより多い』と感じるかもしれません。でも、それでいいんです。
量が見えたほうが、あせらずに計画を立てられます。
- 範囲表を見て、教科ごとの範囲と提出物を書き出す
- 教科を「暗記型・理解型・提出物型」に分ける
- 提出物の締め切りから逆算して、ワークの1周目を終わらせる日を決める
- 2週間前・1週間前・3日前・前日にやることを決める
- 毎日、終わったら印をつけて、遅れたら次の日に回す
細かい時間割の作り方は期末テストの勉強計画表の作り方にまとめています。この記事では、もう少し大きな「流れ」を作るところまで進めます。
範囲表がまだ配られていない時は?
範囲表は、テストの1〜2週間前に配られる学校が多いです。ただ、時期は学校によって違います。
まだ配られていない時は、授業で今どこを習っているかを確認しておきましょう。前回のテストのあとに習ったところが、今回の範囲になることが多いからです。
| 範囲表を見たら書き出すこと | 書き方の例 |
|---|---|
| 教科書のページ | 数学 教科書のどこからどこまで |
| ワークのページ | 英語 ワークのUnitいくつまで |
| 提出物 | 理科 ワーク・プリント、テスト初日に提出 |
| 先生が言っていたこと | 「ここは出します」と言われた所 |
最後の「先生が言っていたこと」は、授業中にメモしておくと役に立ちます。授業で強調された所は、テストでも聞かれやすいからです。
教科を「暗記型・理解型・提出物型」に分けると迷わない
9教科を同じやり方で勉強しようとすると、時間が足りなくなります。教科ごとに「何をすれば点になるか」でタイプを分けると、やる順番が決まります。
『全部の教科をまんべんなくやらなきゃ』と思っている方も多いはずです。
実は、教科によって点の取り方がかなり違うんです。覚えれば取れる所もあれば、解き方を分かっていないと取れない所もあります。
3つのタイプの分け方
この記事では、教科の中身を次の3つのタイプに分けて考えます。1つの教科の中に、いくつかのタイプがまざっていることもあります。
| タイプ | 点になる勉強 | 当てはまりやすい所 | 始める時期 |
|---|---|---|---|
| 暗記型 | 用語・語句を覚えて書けるようにする | 社会の用語、理科の用語、英単語、漢字、実技教科 | 1週間前から本格的に |
| 理解型 | 解き方を分かって、自分で解けるようにする | 数学の計算と文章題、理科の計算、英語の文法 | 2週間前から少しずつ |
| 提出物型 | 提出物を仕上げて、そのまま復習に使う | 各教科のワーク・プリント・ノート | 範囲表が出たらすぐ |

タイプで分けると何が変わる?
理解型は、1日で一気に進めても身につきにくいです。解き方を覚えたあと、日をあけてもう一度解いて、やっとできるようになります。
反対に、暗記型は直前に見直した分も点になりやすいです。だから、理解型を先に始めて、暗記型はテストに近い時期に集中させるのが基本の形です。
例えば、数学の連立方程式と社会の歴史の用語なら、こんな進め方になります。
- 数学: 2週間前から毎日少しずつ解き、1週間前に解き直す
- 社会: 1週間前から用語を覚え始め、3日前と前日にもう一度見直す
提出物型は「先に終わらせる」が一番の近道
提出物のワークは、テスト初日や教科のテストの日に集める学校が多いです。ここを後回しにすると、前日にワークの答えを写すだけで終わってしまうことも。
ワークを点数につなげる使い方は、期末テストのワークの進め方でくわしく書いています。
提出物やノートは、学校の成績をつける材料の一つになることがあります。どのくらい成績に入るかは学校ごとに違うので、先生の説明で確かめておきましょう。
2週間前・1週間前・3日前・前日の「やることカード」
2週間を「2週間前」「1週間前」「3日前」「前日」の4つに区切って、それぞれにやることを決めておきます。区切りごとに目的が違うので、やることも変わります。
『2週間あるから大丈夫』と思っていたら、気づけば前日だった。そんな経験、ありませんか。
2週間をひとかたまりで見ると、どうしても後ろにずれていきます。4つに区切ると「今はこれをやる時期」とはっきりするんです。
| 時期 | 目的 | やること | まだやらなくていいこと |
|---|---|---|---|
| 2週間前 | 全体を見る・理解型を始める | 範囲表の書き出し、ワーク1周目、数学の解き直し | 用語の丸暗記 |
| 1週間前 | 弱い所を見つける | ワークで間違えた問題の解き直し、暗記型スタート | 新しい問題集に手を出す |
| 3日前 | 弱い所をつぶす | 間違えた問題だけ解く、用語を書いて覚える | ノートをきれいに書き直す |
| 前日 | 確かめる | 間違えた問題の最終チェック、持ち物と時間割の確認 | 夜ふかしして新しい範囲を進める |

2週間前のカード:ワークの1周目を進める
2週間前は、範囲表を書き出して、提出物のワークの1周目を進める時期です。
ここで大事なのは、間違えた問題に印をつけておくことです。答えを書き込まずに別の紙に解くと、あとで2周目がしやすくなります。
- 範囲表を教科ごとに書き出す
- 提出物の締め切りを確認する
- ワークの1周目を始め、間違えた問題に印をつける
- 数学など理解型の教科を毎日少し進める
1週間前のカード:間違えた問題だけを解き直す
1週間前になったら、ワークで印をつけた問題を解き直します。全部をもう一度やるより、間違えた所だけを解くほうが時間を有効に使えます。
暗記型の教科もここから始めます。社会や理科の用語は、教科書の太字の語句から覚えていくのが基本の形です。
3日前のカード:「まだできない問題」を数える
3日前は、もう一度印のついた問題を解いて、まだできない問題を数えます。
『全部できるようにしなきゃ』とあせるかもしれません。ただ、この時期は全部より「できない問題を1つずつ減らす」ほうが大事なんです。
前日のカード:新しいことより確かめる
前日は、新しい範囲を進めるより、印のついた問題を見直す時間にしましょう。
時間割と持ち物、提出物がそろっているかも確認しておきます。前の晩にここまで終わらせておくと、当日の朝あわてずにすみます。
前日の夜おそくまで起きて、新しい範囲を詰めこむやり方です。睡眠が短いと、覚えたことを思い出しにくくなることもあります。前日は見直しを中心にして、早めに寝る日にしておきましょう。
平日と休日で、やることの大きさを変える
4枚のカードを毎日同じ量で進めるのは、なかなか大変ですよね。平日は学校や部活があるので、平日と休日でやることの大きさを変えておくと続けやすいです。
| 日 | 向いていること | 例 |
|---|---|---|
| 平日 | 短い時間でできること | 数学を数問解き直す、英単語を書く、用語を見直す |
| 休日 | まとまった時間が必要なこと | ワークをまとめて進める、理科の計算をじっくり解く |
| 通学中・寝る前 | 見るだけでできること | 間違いメモ、用語、英単語の見直し |
『平日は疲れて何もできない』という日もあると思います。そんな日は、間違いメモを1回見るだけでもかまいません。
ゼロの日を作らないことが、2週間を乗り切るコツです。
教科ごとのやり方のコツ
5教科は「何をすれば点になるか」が教科ごとに違います。それぞれの教科で、まず手をつける所を決めておくと迷いません。
ここからは、教科ごとのやり方を短くまとめます。どの単元が範囲になるかは学校や教科書によって違うので、自分の範囲表と照らし合わせて読んでみてください。
| 教科 | まず手をつける所 | 点を落としやすい所 |
|---|---|---|
| 数学 | ワークの基本問題を解き直す | 符号や計算ミス、途中式の書き忘れ |
| 英語 | 教科書本文を音読し、新出単語を書く | 単語のつづり、三単現のsなど小さな形 |
| 国語 | 授業で読んだ文章の板書とプリント | 漢字、文法、授業で話し合った読み取り |
| 理科 | 用語と、実験の手順・結果 | 計算問題、グラフの読み取り |
| 社会 | 教科書の太字の用語と地図・年表 | 漢字で書く用語、資料の読み取り |
| 実技教科 | 授業のプリントと教科書の太字 | 授業で先生が話した所 |
数学は「解き直し」が中心
数学は理解型の代表です。答えを見て分かった気になるより、何も見ずにもう一度解けるかを確かめましょう。
計算ミスの減らし方は期末テストの数学の記事で、例を使って説明しています。
英語は「教科書本文」が中心
英語の期末テストは、教科書の本文から出る学校が多いです。本文を声に出して読み、日本語の意味が言えるようにしておきましょう。
文法の問題は、本文の中の文を使って出されることもあります。くわしいやり方は期末テストの英語にまとめています。
国語は授業のノートとプリントを読み返す
国語の期末テストは、授業で読んだ教科書の文章から出る学校が多いです。初めて見る文章より、授業で扱った文章のほうが中心になります。
先生が板書したことや、授業で話し合った読み取りを読み返しておきましょう。漢字や文法の問題もあるので、範囲の漢字は書いて確かめておくと安心です。
理科と社会は「用語」と「それ以外」を分ける
理科と社会は、用語を覚える所と、資料やグラフを読む所がまざっています。用語は暗記型、計算や資料の読み取りは理解型として、別々に進めてみてください。
例えば理科なら、実験の名前や器具の名前は暗記型です。一方で、実験の結果からグラフを読む問題は、何度か解いて慣れておく必要があります。
実技教科は授業のプリントを見直す
音楽・美術・保健体育・技術・家庭は、授業のプリントや教科書から出ることが多いです。5教科のあいだに少しずつはさむと、前日にあわてずにすみます。
- 数学: ワークの基本問題を何も見ずに解く
- 英語: 範囲の本文を1回声に出して読む
- 国語: 範囲の漢字を書いて確かめる
- 理科と社会: 教科書の太字の用語に印をつける
- 実技教科: 授業プリントを1か所にまとめる
よくある相談:期末テストのやり方Q&A
よく寄せられる悩みを3つ取り上げます。どれも「全部をやろうとしない」「優先順位をつける」ことがカギになります。
期末テストのやり方について、よく見かける相談を要約して答えていきます。
相談1:ワーク中心で、ノートにはほとんど書かないやり方でいい?
『プリントやワークを解くのが中心で、ノートにまとめ直すことはほとんどしていない。これで伸びる?』という相談です。
結論から言うと、ワーク中心のやり方は悪くありません。むしろ、問題を解く時間が多いのは良い進め方です。
ただ、ワークを解きっぱなしにすると、同じ所で何度もつまずきます。間違えた問題だけを集めた「間違いメモ」を1枚作ってみてください。
ノートをきれいにまとめるより、この1枚のほうが前日に役立ちます。

相談2:明日テストなのに、提出する課題が終わっていない
『明日がテストなのに課題が3教科分残っている。少しでも自分の力になる終わらせ方はある?』という相談もよくあります。
まずは提出を優先しましょう。出さないと成績に影響することがあります。
そのうえで、答えを丸写しするより、「解ける問題は自分で解く」「分からない問題は答えを見て、解き方を1行メモする」の2つに分けるのがおすすめです。解き方のメモは、テストの前に見直す材料になります。
- 残っている課題の量を教科ごとに数える
- 自分で解ける問題から先に解く
- 分からない問題は答えを見て、解き方を1行メモする
- メモした問題だけ、寝る前にもう一度見る
相談3:部活で帰りが遅く、平日に時間がとれない
『運動部で帰りが遅く、平日はほとんど勉強できない。どうすればいい?』という相談です。部活をがんばっている人ほど、この悩みは大きいですよね。
平日は「理解型を少しだけ」にして、まとまった勉強は土日に回す形がおすすめです。例えば、平日は数学の問題を数問だけ解き直し、通学中や寝る前に英単語や用語を見る、といった進め方があります。
テスト前に部活が休みになる期間がある学校なら、そこで一気に提出物を仕上げましょう。自分の生活でどれくらい時間がとれるかは、一度測ってみると計画が立てやすくなります。
勉強時間の考え方は期末テストの勉強時間の記事も参考にしてみてください。
一人で進めるか、人の手を借りるか
ここまでのやり方は、一人でも進められます。ただ、つまずいた単元が前の学年にさかのぼる時や、計画が毎回くずれる時は、人の手を借りたほうが早いこともあります。
『自分でやれるならそれが一番いいけど、毎回うまくいかない』という方もいるはずです。
一人で進めるのが向いている場合と、人に頼ったほうが良い場合を比べてみましょう。
- 範囲表を見て、自分で計画が立てられる
- 分からない所を、教科書や先生への質問で解決できる
- ワークの解き直しを続けられている
- 前の学年の内容から分からなくなっている
- 計画を立てても、毎回途中で止まってしまう
- 質問できる相手がいなくて、分からないまま進んでいる
人の手が役立つのは、例えばこんな場面です。
- つまずいた単元の、もとになっている所まで戻って教えてもらう
- 学校のテスト範囲に合わせて、何をいつやるかを一緒に決める
- 分からない所を、その日のうちに質問する
- 毎日決まった時間に机に向かう習慣をつくる
中学生なら、オンラインで1対1の授業を受けられる塾もあります。例えば「苦手克服塾」は、中学生専門のオンライン塾です。
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オンライン塾の選び方は期末テスト対策のオンライン塾でまとめています。
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よくある質問
期末テストの勉強は、何日前から始めればいいですか?
この記事では2週間前を目安にしています。ただ、範囲の広さや教科の数、部活の予定によって必要な日数は変わります。まず範囲表で量を確かめ、1日にどれだけ進められるかを測ってから決めてみてください。
ノートをきれいにまとめ直したほうがいいですか?
時間が限られている時は、まとめ直しより問題の解き直しを優先するのがおすすめです。間違えた問題だけを1枚にまとめる「間違いメモ」なら、短い時間で作れて前日にも見直せます。
苦手な教科と得意な教科、どちらを先にやればいいですか?
苦手な教科のうち、理解型の所は早めに始めておくのが基本です。理解型は日をあけて解き直さないと身につきにくいからです。得意な教科は1週間前から見直す形でも間に合いやすいです。
テスト前日に寝ないで勉強するのはだめですか?
前日は新しいことを詰めこむより、間違えた問題を見直して早めに寝るほうがおすすめです。睡眠が短いと、当日に覚えたことを思い出しにくくなることもあります。
勉強を始めても、集中が続きません。どうすればいいですか?
最初から長い時間を目標にせず、「ワークを1ページ」「単語を10個」のように、終わりが見える量で区切ってみてください。終わったら印をつけると、どれだけ進んだかが目に見えて、次に取りかかりやすくなります。
まとめ
- 期末テストのやり方は、範囲表で全体の量をつかむところから始める
- 教科を暗記型・理解型・提出物型に分け、理解型を先に始める
- 2週間を「2週間前・1週間前・3日前・前日」に区切ってやることを決める
- ワークは間違えた問題に印をつけ、解き直しを中心にする
- 前日は新しいことより、間違えた問題の見直しと持ち物の確認をする





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