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『計画表を作っても、3日目くらいで崩れてしまう』という人、実はとても多いんです。
結論から言うと、期末テストの勉強計画表の作り方は「範囲表、やること分解、逆算、予備日」の4段で組むのが基本の形です。そして、崩れた時の組み直し方まで先に決めておくと、最後まで使える計画になります。
この記事を読めば、自分の範囲に合った計画表を作り、崩れても立て直せるようになります。
勉強計画表は4つの段で作る
計画表は、いきなり日付のマスを埋めるのではなく、「範囲表を読む、やることを分ける、テスト日から逆算する、予備日を入れる」の順で作ります。この順番を守るだけで、無理のない計画になりやすいんです。
計画表というと、カレンダーに「月曜 数学」「火曜 英語」と書くイメージがありますよね。ただ、それだと「数学の何を、どこまで」が決まっていないので、当日に迷ってしまいます。
- 範囲表を読む:教科ごとの範囲と提出物を書き出す
- やることを分ける:範囲を「ワーク○ページ」のような小さな作業にする
- 逆算する:テスト日から順に、作業を日付に割り当てる
- 予備日を入れる:何も入れない日を数日つくる

勉強法そのものは期末テストの勉強法でくわしく書いています。テストの範囲や時期の仕組みは期末テストとはを見てみてください。ここでは計画表の作り方に絞って話しますね。
4つの段を1つずつ作ってみる
一番大事なのは2段目の「やることを分ける」です。「数学をやる」ではなく「数学のワーク12〜17ページを解く」まで細かくすると、計画が実際に動き出します。
ここからは、段ごとに具体的な作り方を見ていきます。
1段目:範囲表から「やることの材料」を集める
テスト範囲表が配られたら、まず教科ごとに次の3つを書き出します。範囲のページ、提出物とその締め切り、先生が「ここは出す」と言った所です。
| 教科 | 範囲 | 提出物と締め切り | 先生が言っていたこと |
|---|---|---|---|
| 数学 | 教科書○〜○ページ | ワーク○ページまで・テスト初日 | 計算は多めに出す |
| 英語 | 本文○〜○ | ワークとノート・テスト当日 | 本文の書きかえが出る |
| 理科 | 教科書○〜○ページ | プリント・テスト2日目 | 実験の結果をよく見ておく |
この表があるだけで、『何をやればいいか分からない』という状態から抜け出せます。
2段目:やることを小さな作業に分ける
次に、範囲を「1回で終わる大きさ」の作業に分けます。目安は、1つの作業が30分前後で終わる大きさです。
例えば「数学のワーク24ページ」なら、「1〜6ページ」「7〜12ページ」のように4つに分けます。作業には「1周目」「解き直し」のように、何回目かも書いておきましょう。
- 作業の名前に教科とページが入っている
- 1つの作業が1回の勉強で終わる大きさになっている
- ワークの1周目と解き直しを別の作業にしている
- 提出物の仕上げ(丸つけ・直し)も作業に入れている
3段目:テスト日から逆算する
作業がそろったら、テスト日から逆に日付へ割り当てていきます。前の日から順に「前日は次の日の教科の見直し」「その前は解き直し」と決めていく形です。
逆算で大事なのは、テストの日程の順番を意識することです。初日にある教科は早めに仕上げ、最終日の教科は少しあとに回してもかまいません。
| テストまで | 割り当てる作業の例 |
|---|---|
| 14〜8日前 | ワークの1周目。間違えた問題に印を付ける |
| 7〜4日前 | 印の問題の解き直し。提出物の仕上げ |
| 3〜2日前 | まだ解けない問題と、暗記もの |
| 前日 | 次の日の教科の要点と持ち物 |
4段目:予備日を入れる
最後に、何も作業を入れない「予備日」を2〜3日つくります。予備日は、遅れた作業を取り返すための日です。
『予備日なんてもったいない』と思うかもしれません。
ただ、熱が出た日や部活が長引いた日のように、予定どおりにいかない日は意外と出てくるものです。予備日があるだけで、計画全体が崩れにくくなります。
部活がある日とない日で量を変える
同じ1日でも、部活がある日とない日では使える時間が違いますよね。計画表には、日ごとに「使える時間」を先に書いておくと、作業を入れすぎずにすみます。
| 曜日 | 予定 | 入れる作業の例 |
|---|---|---|
| 月・水・金 | 部活あり | 作業を1〜2つ。暗記ものや短い作業 |
| 火・木 | 部活なし | 作業を3つ。ワークの1周目を進める |
| 土・日 | 午前に部活 | 午後に作業を4つ前後。苦手教科を入れる |
部活が忙しい日は、英単語や漢字のように、短い時間でできる作業を選ぶのがコツです。まとまった時間がとれる日に、数学のような考える教科を入れておきましょう。
教科ごとの時間配分はどう決める?
教科ごとの時間配分は「範囲の広さ」と「得意か苦手か」の2つで決めるのが基本です。そのうえで、ワーク1ページにかかる時間を自分で測ると、無理のない配分になります。
『どの教科に何時間かければいいの?』という疑問、よく聞きますよね。
結論から言うと、正解の時間は人によって違います。だからこそ、自分の数字で決めるのが近道なんです。
範囲と得意・苦手で4つに分ける
| 範囲が広い | 範囲がせまい | |
|---|---|---|
| 苦手な教科 | 一番多く時間をとる。早めに1周目を始める | 基本問題にしぼって、解き直しを多めにする |
| 得意な教科 | 1周目は速めに進め、ミスした所だけ見直す | 最後の3日間で仕上げる |

例えば、数学が苦手で範囲も広いなら、数学は一番多く時間をとって、2週間前から始めます。理科が得意で範囲もせまいなら、後半に回してもかまいません。
ワーク1ページの時間を測ってみる
時間配分を決める時に役立つのが、ワーク1ページを解くのにかかる時間を測ることです。教科ごとに1ページだけ、時計を見ながら解いてみてください。
1ページにかかる時間に残りのページ数をかければ、その教科のワーク1周目に必要な時間が分かります。解き直しはその半分くらいを見込んでおくと、計画に余裕が出ます。
実技教科は「最後の3日間」に小分けで入れる
音楽・美術・保健体育・技術家庭などの実技教科は、範囲が授業プリントや教科書の一部ということが多いです。ついあと回しになりやすいので、最後の3日間に1日1〜2教科ずつ入れておきましょう。
テスト前日にまとめてやろうとすると、5教科の見直しとぶつかって時間が足りなくなりがちです。計画表に最初から書いておくだけで、忘れずにすみます。
1日にどれくらい勉強するかの考え方は、期末テストの勉強時間で紹介しています。ワークの進め方は期末テストのワークの進め方も参考にしてみてください。
計画が崩れた時の組み直しルール
計画は崩れるものだと考えて、崩れた時のルールを先に決めておきます。「遅れは予備日で取り返す」「それでも足りなければ作業を減らす」の順で組み直すのが基本です。
ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。計画表は、崩れないように作るより、崩れても戻せるように作るほうが大事なんです。
- できなかった作業を、まず予備日に移す
- 予備日が足りない時は、同じ教科の得意な単元の作業を短くする
- それでも足りない時は、作業を「基本問題だけ」にしぼる
- 組み直した計画を、次の日の朝にもう一度見る
作業を減らす時の優先順位
作業を減らす時は、点になりやすい順に残すのがコツです。
| 優先 | 残す作業 | 減らしてもよい作業 |
|---|---|---|
| 高い | 提出物の仕上げ、ワークの解き直し | ノートのまとめ直し |
| 中くらい | 基本問題、暗記もの | 発展問題の2周目 |
| 低い | 得意な単元の見直し | きれいな計画表の書き直し |
例えばこんな場面です。
「3日分の作業が終わっていない。もう全部むりかも」
「まずは予備日に2日分を移して、残り1日分は発展問題を減らしてみよう」
計画が崩れるたびに、計画表を最初から書き直してしまうことも。書き直しに時間を使うと、その分の勉強時間が減ってしまいます。できなかった作業に印を付けて、日付だけ書きかえれば十分です。
もうテストまで時間がない場合は、期末テストがやばい時の対処法で、直前からできることをまとめています。
期末テストの計画表でよくある相談
「計画表を作ってもサボってしまう」「初めてのテストで計画どおりにいかなかった」「部活の先生に長時間の勉強を勧められた」という相談がよく見られます。どれも、作業の大きさと記録のしかたを見直すのが近道です。
知恵袋などでよく見かける相談を、要約して取り上げます。
計画表を作っても、サボってしまいます
計画表どおりに進まなくて、自分を責めてしまう人もいますよね。でも、サボってしまうのは、作業が大きすぎるサインかもしれません。
「数学2時間」のような大きな作業は、始めるだけで気が重くなります。
「ワーク3ページ」のように、すぐ始められる大きさに分けてみてください。終わった作業に線を引いていくと、進んだことが目に見えて続けやすくなります。
子どもの初めての期末テストが、思ったようにいきませんでした
中1の保護者の方からの相談です。入学して初めての期末テストは、計画を立てる経験がないまま迎える子も多いです。
次のテストに向けては、範囲表が配られた日に、一緒に1段目の表を作ってみてください。
何をやるかが見えると、本人も動きやすくなります。家での関わり方は期末テストで保護者ができるサポートでもまとめています。
部活の先生に「1日何時間も勉強しよう」と言われました
部活をしている中学生からの相談です。たくさん勉強するのは大切なことですが、時間だけを目標にすると、計画表がただの時間割になってしまいます。
時間の長さより、「その日の作業が終わったか」で計画を見てみてください。ワーク1ページの時間を測っておけば、自分に必要な時間も自然と見えてきます。
ここで取り上げた相談は、実際の質問の内容をもとに要約したものです。回答は一般的な勉強の進め方として書いています。
一人で計画を立てるか、人の手を借りるか
4段で作れば、一人でも十分に計画表は作れます。ただ、苦手な単元に戻る必要がある時や、計画どおりに進める習慣をつくりたい時は、人の手を借りる方法もあります。
計画表を作るのは一人でもできます。ただ、『どの単元から手をつければいいか自分では決められない』という壁に当たることも。
- 前の学年の単元まで戻って学び直したい
- テスト範囲に合わせた計画を一緒に立ててほしい
- 分からない所を、その場で質問したい
- 毎日机に向かう習慣をつくりたい
例えば、家庭教師のあすなろは、小学生・中学生・高校生に対応している家庭教師です。
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よくある質問
期末テストの計画表は、何日前から作ればいいですか?
範囲表が配られた日に作るのが基本です。2週間あると、ワークの1周目と解き直しまで入れやすくなります。
計画表は紙とスマホのどちらがいいですか?
どちらでもかまいません。毎日見る場所にあって、終わった作業に印を付けられる形が続けやすいです。
計画表に休みの日を入れてもいいですか?
入れてかまいません。予備日とは別に、休む時間を決めておくと、気持ちを切りかえやすくなります。
教科ごとに計画表を分けたほうがいいですか?
1枚にまとめるのがおすすめです。全教科が1枚に並んでいると、その日にやる作業がひと目で分かり、どの教科が遅れているかにも気づきやすくなります。
計画どおりにまったく進みません。
作業が大きすぎるかもしれません。1回で終わる大きさに分け直し、遅れは予備日に移してみてください。
まとめ
- 勉強計画表は、範囲表を読む、やることを分ける、逆算する、予備日を入れるの4段で作る
- 一番大事なのは、範囲を1回で終わる大きさの作業に分けること
- 教科ごとの時間配分は、範囲の広さと得意・苦手で決める
- ワーク1ページの時間を測ると、自分に合った配分が分かる
- 崩れた時は予備日に移し、足りなければ作業を減らして組み直す





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