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『期末テストの勉強時間って、みんな1日何時間くらいやっているんだろう』と気になっている中学生も多いはずです。
結論から言うと、期末テストの勉強時間は「何時間」より先に「どれだけの量を終わらせるか」で決めるのがおすすめです。同じ1時間でも、進む量は人によって全然違うからなんです。
この記事を読めば、自分に必要な勉強時間を自分で出す方法と、学年ごとに気をつけたいこと、時間の増やし方が分かります。
期末テストの勉強時間は「量」から決める
期末テストの勉強時間は、テスト範囲の量と、自分が1ページを解くのにかかる時間で決まります。人の時間をまねするより、自分で測って出したほうが、無理のない計画になります。
期末テストそのものの意味や、中間テストとの違いは期末テストとはでまとめています。ここでは、勉強時間の決め方を見ていきますね。
『友達は1日3時間やっているらしい』と聞くと、焦りますよね。でも、その友達と自分では、範囲の量も、解くスピードも、苦手な教科も違います。
実は、時間だけを目標にすると、机に向かっていても進んでいない、ということが起こりがちです。だからこそ、先に「終わらせる量」を決めてみてください。
- 「数学のワークを3ページ」のように、終わりがはっきりする
- 終わったら休めるので、集中しやすい
- 進み具合が目で見て分かる
- 「2時間やる」だと、何をどこまでやるかがあいまい
- 時間が過ぎるのを待つだけになることも
- 進んだ量が分かりにくい
自分に必要な勉強時間を出す方法
ワーク1ページを解くのに何分かかるかを、教科ごとに1回測ってみてください。その時間に範囲のページ数をかければ、テストまでに必要な時間のおおよそが出せます。
ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。勉強時間の目安は、人に聞くより自分で測るほうが確実なんです。
1ページにかかる時間を測る
まずは、教科ごとにワークを1ページ解いて、かかった時間を測ってみましょう。答え合わせと、間違えた問題の確認までを1セットにして測るのがポイントです。
- 教科ごとに、ワークを1ページ解いて答え合わせまでの時間を測る
- テスト範囲表を見て、教科ごとのワークのページ数を数える
- 「1ページの時間 × ページ数」で、1周目にかかる時間を出す
- 解き直しと暗記の時間を、1周目の半分くらい足しておく
- 合計を、テストまでの日数で割って1日の量を決める
換算表をつくってみる
測った時間を、表にまとめておくと便利です。例えば、こんな形で書いてみてください。数字は自分で測ったものを入れます。
| 教科 | 1ページの時間(自分で測る) | 範囲のページ数 | 1周目にかかる時間 |
|---|---|---|---|
| 数学 | 分 | ページ | 分 |
| 英語 | 分 | ページ | 分 |
| 理科 | 分 | ページ | 分 |
| 社会 | 分 | ページ | 分 |
| 国語 | 分 | ページ | 分 |
| 実技教科 | 分 | プリントの枚数 | 分 |

例えば、数学のワーク1ページに20分かかる人が、範囲に10ページあれば、1周目だけで200分です。ここに解き直しの時間を足すと、どのくらい前から始めればいいかが見えてきます。
『思っていたより時間がかかる…』と驚く人もいるかもしれません。それに気づけるのが、測るいちばんのメリットなんです。
一度測った時間は、次のテストでも使えます。テストが終わったら、実際にかかった時間とくらべて、表を書き直しておきましょう。
同じ教科でも、計算問題と文章題、暗記と記述では、1ページにかかる時間が違います。単元によって差が大きい時は、むずかしい単元だけ別に測っておくと、計画がずれにくくなります。
学年によって勉強時間が増えるのはなぜ?
学年が上がると、テストの範囲が広くなり、単元もむずかしくなることが多いです。同じやり方のままだと時間が足りなくなるので、テストのたびに測り直してみてください。
『中1の時と同じくらいしか勉強していないのに、点が下がった』という声もよく聞きますよね。学年によって、勉強時間が増えやすい理由は少しずつ違います。
| 学年 | 時間が増えやすい理由 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 中1 | 初めての定期テストで、教科の数が増える | どの教科に何分かかるかを、最初のテストで測っておく |
| 中2 | 数学や理科で計算が増え、1ページの時間が長くなりやすい | 前の学年の内容の復習も、時間に入れておく |
| 中3 | 受験勉強と定期テストの勉強が重なる | 定期テストの範囲を、受験勉強の一部として進める |
| 高校生 | 科目が細かく分かれ、テストの数が増えやすい | 科目ごとの時間を早めに出し、始める時期を早める |
教科の数も、学年によって気をつけたい所です。中学では、5教科に加えて音楽・美術・保健体育・技術家庭の実技教科がテストに入る学校も多いです。
実技教科は授業時間が少ないぶん、後回しになりやすいですよね。プリント1枚を読むのにかかる時間も測って、計画に入れておきましょう。
中1の期末テストの進め方は中学1年生の期末テスト、受験との両立は中学3年生の期末テストでくわしく書いています。高校生の人は高校の期末テストも読んでみてください。
前のテストと同じ時期から始めて、範囲の後半が手つかずのまま本番を迎えることも。範囲表が出たら、まずページ数を数えて、前回より多くないかを確かめておきましょう。
テストまでの日数で1日の量を割りふる
必要な時間が出たら、テストまでの日数で割って1日の量を決めます。始める日が早いほど1日の量が少なくなるので、範囲が広い時ほど早めに始めるのがコツです。
『計算したら、1日にやる量が多すぎた』ということもありますよね。そんな時は、始める日を前に動かせないか考えてみてください。
| 始める時期 | 1日の量のイメージ | 進め方 |
|---|---|---|
| 3週間前 | 少なめ。部活がある日でも続けやすい | 授業で習った所からワークを進める |
| 2週間前 | ふつう。毎日の積み重ねが大事 | 範囲表を見て、全教科を1周する |
| 1週間前 | 多め。やることを絞る必要がある | 提出物と、苦手な教科の例題を優先する |

予定どおりに進まなかった日の取り戻し方
計画どおりに進まない日は、だれにでもあります。そんな日のために、1週間に1日は「予備の日」として空けておくと安心です。
- 終わらなかった量を書き出す
- 予備の日か週末に、その量を入れる
- それでも入らない時は、暗記をすきま時間に回す
- 次の日からの1日の量を、少しだけ増やす
遅れを取り戻そうとして夜ふかしを続けると、次の日の授業や部活に響きます。量を見直すことも、計画の一部と考えてみてください。
勉強時間を増やす方法
勉強時間は、まとまった時間を新しくつくるより、すきま時間と「始めるまでの時間」を減らすことで増やしやすくなります。
『必要な時間は分かったけど、そんなに時間がない』という人も多いですよね。そんな時は、1日の中で使える時間を見直してみてください。
すきま時間に暗記を回す
通学の時間や、夕食の前の10分などは、英単語や用語を見るのに向いています。暗記をすきま時間に回すと、机に向かう時間を計算や記述にあてられます。
| すきま時間 | 向いていること |
|---|---|
| 朝の支度のあと | 前の日に覚えた用語を見直す |
| 通学の時間 | 単語カードや用語のプリントを見る |
| 夕食の前 | 数学の計算を数問だけ解く |
| 寝る前 | その日に間違えた問題を見直す |
始めるまでの時間を減らす
机に向かってから、何をやるか考えている時間はもったいないですよね。前の日の夜に「明日はこれをやる」と決めておくと、すぐに始められます。
- 次の日にやるワークのページに、付箋を貼っておく
- 机の上には、その教科のものだけを出しておく
- スマホは、勉強する部屋とは別の場所に置く
- 1回の勉強の終わりに、次にやる所を書いておく
計画表の作り方は期末テストの勉強計画表の作り方でくわしく紹介しています。
集中が切れた時は区切りを短く
長い時間座っていても、集中が続かない日もあります。そんな日は、1ページ終わったら少し休む、というように区切りを短くしてみてください。
区切りを量で決めておくと、「あと1ページで休める」と思えて、最後まで進めやすくなります。
期末テストの勉強時間でよくある相談
「1週間前で何もしていない」「テストの結果が思わしくなく、もっと時間を増やすべきか」の2つは、勉強時間についてよく見かける相談です。
知恵袋などでよく見かける相談を、内容を要約して取り上げます。
テストの1週間前なのに何もしていません。1日何時間やればいいですか?
『もう間に合わないかも』と焦りますよね。まずは時間を考える前に、教科ごとに残っている量を書き出してみてください。
全部を終わらせるのが難しい時は、提出物と、苦手な教科の授業でやった例題を優先しましょう。量を絞れば、1日にやることもはっきりします。
部活が忙しくて、平日はほとんど時間が取れません
部活がある人は、平日に長い時間を取るのは難しいですよね。平日は暗記と解き直しだけにして、ワークを進めるのは休日にまとめる、という分け方もあります。
測った「1ページの時間」を使えば、休日に何ページ進めればいいかも出せます。平日にできない分を休日に回す形で、計画を立ててみてください。
模試やテストの結果が悪くて、勉強時間を増やそうと思っています
結果が悪かった時に、時間を増やそうと考えるのは前向きなことです。ただ、時間を増やす前に、どこで点を落としたかを確かめてみてください。
覚えていなかったのか、解き方が分からなかったのかで、増やすべき勉強の中身が変わります。点を落とした原因に合わせて量を決めると、時間を増やした分が点につながりやすくなります。
ここで取り上げた相談は、実際の質問の内容をもとに要約したものです。回答は一般的な考え方として書いています。
一人で計画を立てて続けるのが難しい時は、家庭教師や塾など、人の手を借りる方法もあります。勉強のやり方そのものを見直したい人は、期末テストの勉強法も参考にしてみてください。
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よくある質問
期末テストの勉強時間は、平日と休日で変えたほうがいいですか?
平日は部活や習い事で時間が限られるので、休日にまとまった量を進める人も多いです。平日は暗記や解き直し、休日はワークの1周目のように、やる中身を分けると計画が立てやすくなります。
勉強時間が長いのに、点数が上がりません。
時間の長さより、何をどれだけ終わらせたかを見直してみてください。答え合わせや解き直しをしていない時間が多いと、点につながりにくいことがあります。
実技教科の勉強時間も計画に入れたほうがいいですか?
入れておくのがおすすめです。実技教科は授業プリントや教科書の太字が中心になることが多いので、プリント1枚を読むのに何分かかるかを測っておくと、直前に慌てずにすみます。
勉強時間を記録したほうがいいですか?
記録しておくと、次のテストの計画を立てる時の材料になります。時間だけでなく、どの教科を何ページ進めたかも一緒に書いておくと、自分の1ページの時間を測り直しやすくなります。
テスト前日は何時間くらい勉強すればいいですか?
前日は新しい問題に手を広げず、間違えた問題と暗記の確認にあてるのがおすすめです。夜遅くまで起きているより、早めに寝て当日の朝に見直すほうが、頭がすっきりした状態でテストを受けられます。
まとめ
- 期末テストの勉強時間は、何時間より先に「終わらせる量」で決める
- 教科ごとにワーク1ページの時間を測り、ページ数をかけて必要な時間を出す
- 学年が上がると範囲と難しさが増えるので、テストのたびに測り直す
- 必要な時間をテストまでの日数で割り、遅れた時のために予備の日をつくる
- すきま時間に暗記を回し、始めるまでの時間を減らすと勉強時間を増やしやすい





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