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『期末テストって、中間テストと何がちがうの?』『範囲が広いって聞くけど、どこまで出るの?』と、初めての期末テストを前にモヤモヤしている人も多いはずです。
結論から言うと、期末テストは学期の終わりに、その学期に習ったことをまとめて確かめるテストです。中間テストより教科が多く、範囲も広くなりやすいので、準備を早めに始めるのがコツなんです。
この記事を読めば、期末テストの仕組みと時期、出題範囲の確かめ方、成績とのつながりがひと通り分かります。
期末テストとは?学期の終わりにある「まとめのテスト」
期末テストは、学期の終わりに行われる定期テストです。学期末テストと呼ばれることもあります。その学期に授業で習った内容から出題され、通知表の成績を決める材料の一つになります。
中学や高校では、学期の途中と終わりにテストがある学校が多いですよね。途中にあるのが中間テスト、終わりにあるのが期末テストです。
2つをまとめて「中間・期末テスト」や「定期テスト」と呼ぶこともあります。
中学の学期末テストはどんなもの?
中学の学期末テストは、5教科(国語・数学・英語・理科・社会)に加えて、音楽・美術・保健体育・技術家庭の実技教科も一緒に行う学校が多いです。
中学校の教科は全部で9教科あります。期末テストで何教科を受けるかは、学校や学期によって違います。
実は、回数や時期は法律で決まっていない
『テストの回数って、全国で決まってるんじゃないの?』と思うかもしれません。実は、中間テスト・期末テストを何回、いつ行うかを決めた法令の条文は見当たりません。
学期そのものも、公立の学校なら教育委員会、私立の学校なら学校の学則で決まります。だから、テストの時期や回数は学校ごとに違うんです。
友達の学校と時期や教科数が違っても、おかしなことではありません。テストの日程は、学校から配られる予定表や先生の説明で確かめておきましょう。
学校の決まりの元になる法令は、e-Gov法令検索の学校教育法施行規則で読めます。むずかしい文章なので、無理に読まなくても大丈夫です!
中間テストと期末テストの違いを4つの軸で比べる
中間テストと期末テストのいちばんの違いは、教科の数と範囲の広さです。期末テストは実技教科が入ることが多く、勉強する量が一気に増えます。
『どっちも同じテストでしょ?』と思っている人ほど、期末テストで時間が足りなくなりがちです。ここでは「範囲・教科数・成績への影響・準備期間」の4つの軸で並べてみますね。
| 比べる軸 | 中間テスト | 期末テスト |
|---|---|---|
| 範囲 | 学期の前半に習った所 | 中間テストのあとに習った所が中心。学期全体から出る学校もある |
| 教科数 | 5教科が中心の学校が多い | 実技教科も入り、9教科になる学校もある |
| 成績への影響 | 通知表の材料の一つ | 学期のまとめとして、通知表の材料の一つ |
| 準備期間 | 5教科に集中しやすい | 教科が多いぶん、早めに始めたい |

範囲:中間テストのあとが中心、でも学期全体のことも
期末テストの範囲は、中間テストのあとに習った所が中心になる学校が多いです。ただ、先生によっては学期の最初からまとめて出すこともあります。
例えば数学なら、中間テストで扱った計算が、期末テストの文章題の中にまた出てくることもあるんです。
教科数:実技教科が入ると一気に増える
期末テストでは、音楽・美術・保健体育・技術家庭が加わる学校が多いです。実技教科は授業のプリントや教科書の太字から出ることが多いので、5教科とは別に時間を取っておきましょう。
実技教科の勉強のしかたは実技教科の期末テスト対策でくわしく書いています。
成績への影響:テストの点だけで決まるわけではない
中間テストも期末テストも、成績を決める材料の一つです。どちらか一方だけで通知表が決まるわけではありません。
この点は、あとの「成績・内申とのつながり」でくわしく見ていきます。
準備期間:教科が多いぶん早めに
中間テストは5教科だけなので、1週間くらい前からでも何とかなった、という人もいるかもしれません。でも期末テストは教科が増えるので、同じ始め方だと手が回らなくなることも。
いつから何を始めるかは期末テストの勉強計画表の作り方を参考にしてみてください。
例えばこんな場面で違いが出る
中間テストと同じ感覚で期末テストに向かうと、つまずきやすい場面があります。よくあるのはこんな形です。
| 場面 | 中間テストの時 | 期末テストで起きやすいこと |
|---|---|---|
| 提出物 | 5教科のワークだけ | 実技教科のプリントも重なる |
| 勉強の順番 | 苦手教科から始めればよかった | 実技教科が後回しになり前日に慌てる |
| 部活 | テスト前に休みになる | 大会や行事と重なって時間が減る |
| 範囲 | 授業で習ったばかりの所 | 少し前に習って忘れかけた所も出る |
『実技はテスト前日に見ればいいや』と思っていると、9教科ぶんの見直しが前日に集中してしまいます。実技教科は、1日に1教科ずつ少しずつ見ておくと気持ちが楽になりますよ。
友達との会話でも、こんなやり取りはよくありますよね。
「期末って中間と同じくらいでいいよね?」「実技も入るから、たぶん倍くらいあるよ」
この「倍くらい」という感覚を、テスト範囲表をもらった日に持てるかどうかが大事なところです。
期末テストはいつ?学期制ごとの年間カレンダー
期末テストの時期は、3学期制か2学期制かで変わります。3学期制なら各学期の終わり、2学期制なら前期と後期の終わりにあるのが基本の形です。
学校の学年は4月1日に始まり、翌年の3月31日に終わります。その1年を3つに分けるか、2つに分けるかで、期末テストの回数と時期が変わるんですね。
文部科学省の令和7年度の調査(計画)では、公立の中学校等のうち3学期制は77.7%、2学期制は22.2%でした。3学期制の学校が多いですが、2学期制の学校も少なくありません。
| 学期制 | 期末テストのタイミング | 特徴 |
|---|---|---|
| 3学期制 | 1学期の終わり(夏休み前) | 中学では最初の期末テストになる |
| 3学期制 | 2学期の終わり(冬休み前) | 行事のあとで範囲が広くなりやすい |
| 3学期制 | 3学期の終わり(春休み前) | 学年末テストと呼ばれ、1年分から出ることも |
| 2学期制 | 前期の終わり(秋ごろ) | 夏休みをはさむので、休み中の復習が効く |
| 2学期制 | 後期の終わり(春休み前) | 学年末テストとして1年分から出ることも |

3学期制の期末テスト
3学期制では、1学期・2学期の期末テストに加えて、3学期の終わりに学年末テストがある学校が多いです。3学期は期間が短いので、中間テストがなく学年末テストだけ、という学校もあります。
2学期の期末テストは、文化祭や体育祭などの行事のあとに来ることが多いですよね。行事の準備で勉強のペースがくずれやすいので、2学期の期末テストの時期は特に早めの準備がおすすめです。
2学期制の期末テスト
2学期制では、前期と後期の2回に分かれます。期末テストの回数は3学期制より少なくなりますが、そのぶん1回ごとの範囲が広くなりやすいんです。
前期・後期のテストの流れは2学期制の期末テストにまとめています。
- 年度の初めに配られる年間予定表を見る
- テスト2〜3週間前に配られるテスト範囲表を確認する
- 部活の先輩に、去年の時期と様子を聞いてみる
- 分からない時は担任の先生にたずねる
出題範囲はどう決まる?テスト範囲表の読み方
期末テストの範囲は、教科の先生が授業の進み方に合わせて決めます。テスト前に配られる「テスト範囲表」が一番の手がかりです。
範囲表をもらっても、『どこから手をつければいいか分からない』という人は多いはずです。範囲表には、ただのページ数以外にもヒントがたくさん書かれているんですよ。
テスト範囲表に書かれていること
範囲表に書かれている内容は学校によって違いますが、よく見られるのはこんな項目です。
| 書かれていること | 読み取ってほしいこと |
|---|---|
| 教科書のページ・単元名 | 勉強する量の全体像 |
| ワーク・問題集のページ | 提出物として出すもの |
| 提出物の締め切り | 計画の最後に置く日 |
| 先生からのひとこと | 重点的に出る所のヒント |
| 持ち物 | 定規やコンパスなど忘れやすい物 |
特に「先生からのひとこと」は見落としがちです。「授業ノートの内容から出します」「プリントをよく見直すこと」と書いてあれば、そこが大事な所なんです。
教科書によって単元の順番は違う
同じ学年でも、学校によって使っている教科書が違います。単元の順番や、どの時期に何を習うかも教科書や学校の計画で変わります。
だから、ネットにある「中1の1学期の範囲」のような情報は、あくまで目安として見ておきましょう。
友達や塾の情報だけで範囲を決めてしまい、自分の学校の範囲とずれていた、ということがあります。範囲は自分の学校の範囲表で確かめるのがいちばん確実です。
期末テストと成績・内申のつながり
期末テストの点は、通知表の成績を決める材料の一つです。ただし、成績はテストの点だけでなく、授業での取り組みや提出物なども合わせて決まります。
『期末テストで失敗したら内申がガタ落ち?』と不安になる人もいますよね。ここでは、成績がどうやって決まるのかをやさしく見ていきます。
成績は3つの観点で見られている
中学校の成績は、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点で見られています。それぞれA・B・Cの3段階で評価されます。
そのうえで、教科ごとに5段階の評定(5・4・3・2・1)がつきます。観点の評価から評定をどう決めるかは、学校ごとに決めています。
| 観点 | ざっくり言うと | テストとの関係の例 |
|---|---|---|
| 知識・技能 | 覚えているか、使えるか | 用語や計算の問題 |
| 思考・判断・表現 | 考えて説明できるか | 記述問題や応用問題 |
| 主体的に学習に取り組む態度 | 粘り強く学ぼうとしているか | 授業での取り組みや振り返り |
提出物やノートだけで決まるわけではない
「提出物を出せば態度の点が取れる」と聞いたことがあるかもしれません。国の考え方では、挙手の回数やノートの取り方のような形だけを取り出して評価するのは適当ではない、とされています。
とはいえ、提出物やノートが評価の材料の一つになることはあります。具体的な扱いは学校ごとなので、先生の説明をよく聞いておきましょう。
高校入試の内申(調査書)との関係
高校入試では、中学校が作る調査書(いわゆる内申書)が使われます。どの学年の成績を使うかは、都道府県によって違うんです。
例えば東京都立高校では中3の成績が使われ、神奈川県の公立高校では中2と中3の成績が使われます(年度によって変わることがあります)。自分の地域のルールは、学校の先生や教育委員会の案内で確かめておきましょう。
返ってきた答案は、どの単元でつまずいたかが分かる大事な記録です。点数だけ見てしまわず、間違えた所をメモしておくと、次のテストや入試の勉強に生かせます。
期末テストについてよくある相談
期末テストの相談でよく見かけるのは、「赤点を取ったらどうなる?」「定期テストと受験勉強、どっちが先?」「スマホが気になって勉強できない」の3つです。
ここでは、Yahoo!知恵袋などでよく見かける相談を、内容を少し変えて紹介します。同じことで悩んでいる人の参考になればうれしいです。
相談1:赤点を取ったら調査書が出ないって本当?
『初めて赤点を取ってしまった。先生が「赤点だと調査書が出ない」と言っていて怖い』という相談です。
赤点の基準や、そのあとにどうなるかは、法律で一律に決まっているものではなく、学校ごとに決めています。高校では、単位がもらえるかどうかも学校が判断します。
まずは先生に「このあと何をすればいいですか」と聞いてみてください。
補習や追試、課題の提出など、取り返す方法が用意されていることも多いです。高校の場合は赤点を取らないためにやることも参考になります。
相談2:中3、期末テストと受験勉強はどっちを優先する?
『推薦を考えているので内申を上げたい。でも受験勉強もしないと』という中3の相談です。
結論から言うと、期末テストの範囲の勉強は、そのまま受験の基礎固めにもなります。テスト2週間前くらいからは期末テストの範囲に切りかえ、終わったら受験勉強に戻る、という進め方が基本の形です。
推薦で内申をどう使うかは、地域や高校によって違います。気になる人は、担任の先生と早めに相談しておきましょう。
相談3:スマホが気になって勉強に集中できない
『テストまであと10日くらい。勉強しないといけないのに、ついスマホを見てしまう』という相談もよく見かけます。
こういう時は、気合いでがまんするより、スマホを別の部屋に置くなど「見られない仕組み」を作るのが近道です。「1つの単元が終わったら5分だけ見る」のように、ごほうびの時間を決めておくのもいい方法です!
- 赤点や追試のルールを先生に聞いておく
- テスト範囲と受験勉強が重なる所を探す
- スマホを置く場所を決めておく
期末テストの準備は何から始める?
期末テストの準備は、範囲の確認、提出物、苦手な所の順に進めるのが基本の形です。まずは全体の量を知ることから始めてみてください。
ここまで読んで、『じゃあ、実際に何から始めればいいの?』と思った人もいますよね。基本の流れをステップにしておきます。
- テスト範囲表で、教科ごとの範囲と提出物を書き出す
- 提出するワークを、テストの1週間前までに一通り終える
- ワークで間違えた問題に印を付けて、解き直す
- 実技教科はプリントと教科書の太字を見直す
- 前日は新しいことを始めず、間違えた所だけ確認する
勉強法そのものは期末テストの勉強法で、時期別にくわしく紹介しています。

中学生と高校生で、期末テストはどう違う?
中学では、9教科のうち何教科かを一度に受ける形が多いです。高校になると科目が細かく分かれて、テストの数が増える学校が多くなります。
高校では、点数が低いと単位がもらえないこともあるので、中学とは少し気をつける所が違います。くわしくは中学の期末テストと高校の期末テストで、それぞれ見てみてください。
一人でやるか、人の手を借りるか
期末テストは自分の力で乗り切るのが基本ですが、つまずいた単元が多い時は、人の手を借りるのも一つの方法です。
例えば、前の学年の単元まで戻って学び直したい時や、範囲に合わせた計画を一緒に立ててほしい時です。分からない所をすぐに質問できる相手がいると、勉強の習慣もつきやすくなります。
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よくある質問
期末テストと学期末テストは同じものですか?
ほとんど同じ意味で使われています。学期の終わりにあるテストなので、学期末テストと呼ぶ学校もあります。3学期の最後のテストは、学年末テストと呼ばれることが多いです。
中間テストがない学期もありますか?
あります。3学期は期間が短いので、中間テストがなく学年末テストだけという学校もあります。2学期制の学校も含め、自分の学校の年間予定表で確かめておきましょう。
期末テストの点が悪いと、通知表も下がりますか?
テストの点は成績の材料の一つですが、それだけで決まるわけではありません。授業での取り組みなども合わせて見られます。気になる時は、先生に「どこを頑張ればいいか」を聞いてみてください。
期末テストを休んだらどうなりますか?
病気などで休んだ場合の扱いは学校ごとに違います。後日受けられる学校もあれば、別の方法で成績をつける学校もあります。休むと分かった時点で、学校に連絡して確かめておきましょう。
小学校にも期末テストはありますか?
中学校のような期末テストの期間がない学校が多いですが、学期の終わりにまとめのテストをすることはあります。くわしくは小学校の期末テストの記事で紹介しています。
まとめ
- 期末テストは、学期の終わりにその学期の内容を確かめる定期テスト
- 中間テストより教科が多く、範囲も広くなりやすい
- 時期は3学期制か2学期制かで変わり、学校ごとに違う
- 範囲は自分の学校のテスト範囲表で確かめるのがいちばん確実
- 成績はテストの点だけでなく、3つの観点を合わせて決まる





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