高校の期末テストで赤点を取らないために|補習・追試の前にやること

高校の期末テストで赤点を取らないために、学校のルールの確かめ方と科目別の守り方を解説する記事のアイキャッチ

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中間テストの点数が低くて、期末テストで赤点になりそうで不安。『赤点って何点から?取ったら留年?』と、頭の中がぐるぐるしている人も多いはずです。

結論から言うと、高校の期末テストで赤点を取らないためにいちばん先にやるのは、自分の学校の赤点のルールを確かめることなんです。基準が分かれば、どの科目にどれだけ時間を使えばいいかが決められます。

この記事を読めば、赤点の基準の確かめ方と、科目ごとの守り方、補習・追試になった時の動き方が分かります。

目次

赤点の基準は学校ごとに違う

先に結論

「赤点は○点未満」という基準は、全国で一律に決まっているわけではなく、学校ごとに決めています。友達やネットの情報ではなく、自分の学校のルールで考えましょう。

「うちの学校は30点未満らしい」「平均点の半分らしい」など、いろいろな話を聞きますよね。でも、同じ高校の中でも、先輩から聞いた話が今も同じとは限りません。

高校で単位がもらえるかどうかは、学習指導要領に基づいて、それぞれの学校が認定しています。学校の定める計画に沿って科目を学び、その成果が科目の目標から見て満足できると認められた時に、単位が修得できるしくみです。

例えば、クラスでこんな会話を聞いたことはありませんか。

「赤点って平均点の半分なんでしょ?」「え、うちは30点って聞いたけど」

こうしてうわさが混ざると、本当の基準が分からないまま不安だけが大きくなります。基準をはっきりさせることが、赤点対策の最初の一歩なんです。

赤点と単位の関係

赤点を1回取っただけで、すぐに単位を落とすとは限りません。多くの学校では、補習や追試、提出物、授業での取り組みなども合わせて判断します。

よく聞く言葉どういうものか(学校によって違います)
赤点学校が決めた基準より低い点数のこと
補習赤点などの生徒向けに行う、追加の授業や課題
追試赤点だった科目を、もう一度受けるテスト
単位の修得科目の目標から見て満足できると学校が認めること
評定1高校の指導要録では、単位の修得を認めない場合に付けるとされている評定

高校を卒業するには、74単位以上を修得することが決まりになっています。だからこそ、1つ1つの科目の単位を落とさないことが大事なんです。

テストのしくみ全体は期末テストとは?で、中学との違いは高校の期末テストで詳しく書いています。

自分の学校のルールを確かめる質問リスト

先に結論

生徒手帳、学校から配られたプリント、担任や教科の先生への質問で、赤点の基準と、そのあとの流れを確かめます。聞き方を決めておけば、先生にも聞きやすくなります。

『先生に赤点のことを聞くのは気まずい』と思うかもしれません。でも、先生にとっては、テスト前に聞きに来る生徒はむしろ心強い存在です。

高校の期末テストの前に、自分の学校の赤点のルールを確かめる質問リストの図解
確かめておきたい質問
  • 赤点の基準は何点か(点数か、平均点との比べ方か)
  • 中間テストと期末テストの点数は、合わせて見るのか別々に見るのか
  • 赤点だった時に、補習や追試はあるか
  • 追試の点数は、成績にどう入るのか
  • 提出物や小テストは、成績にどのくらい関わるのか

高校の単位の修得の認定は、学期の区分ごとに行うこともできるとされています。つまり、学期ごとに単位の判断をする学校もあれば、1年間をまとめて判断する学校もあるということです。

生徒手帳や入学時の資料に、成績や進級のきまりが書かれている学校もあります。まずは手元で探してみて、分からない所を先生に聞きましょう。

先生への聞き方の例

例えば、こんなふうに聞いてみてください。

「中間テストで数学が低かったので、期末で取り返したいです。赤点にならないためには、期末で何点くらい必要か教えてもらえますか」

点数を聞くだけでなく「取り返したい」と一言添えると、勉強のアドバイスをもらえることもあります。

科目別の赤点の守り方

先に結論

赤点を避けるには、満点をねらうより「基本問題を確実に取る」ことに集中します。科目によって、点を取りやすい問題の場所が違います。

赤点が心配な時は、全部を完璧にしようとすると時間が足りなくなります。各科目で落とせない問題から固めていくのがコツです。

科目まず固める所後回しにしていい所
数学授業で何度も出てきた計算と、例題と同じ形の問題応用の文章題や証明の最後の部分
英語教科書本文の和訳と、単語・熟語長い英作文
国語漢字と、授業で扱った文章の要点初めて読む文章の記述
理科用語の暗記と、教科書の例題レベルの計算複雑な計算問題
社会授業プリントの空欄と用語細かい年号や人名の暗記

これはあくまで目安です。先生が授業で「ここは出す」と言った所があれば、そこを最優先にしてください。

赤点が心配な科目で、授業ノートとワークの例題を解き直している手元の写真

中間テストで赤点だった科目がある時

中間テストで赤点だった科目は、期末テストで少し多めに取る必要があることもあります。中間の答案を見直して、落とした問題の中で、期末にも出そうな単元を探しましょう。

赤点ぎりぎりの科目の進め方
  1. 中間テストの答案で、落とした問題を単元ごとに分ける
  2. 期末の範囲表で、出る単元と出ない単元を確かめる
  3. 授業ノートとワークの例題を、答えを見ずに解き直す
  4. 同じ形の問題を、ワークや問題集で数問解く
  5. テスト前日に、間違えた問題だけをもう一度解く

『全部分からないから、どこから手をつければいいか分からない』という人は、例題だけでも解けるようにすることから始めてみてください。例題レベルの問題は、テストでもよく出る形です。

答案の振り返り方は期末テストの結果が悪かった時にやることで詳しく紹介しています。

よくある失敗

赤点が心配な科目に時間を使いすぎて、他の科目まで点数が下がってしまうパターンです。全科目の範囲表を並べて、どの科目にどれだけ時間を使うかを先に決めておきましょう。

テスト当日に点を守る解き方

勉強した内容を点数につなげるには、当日の解き方も大事です。赤点が心配な科目ほど、解く順番を決めておきましょう。

当日の解き方
  1. 問題用紙が配られたら、全体をざっと見て、解けそうな問題に印を付ける
  2. 印を付けた基本問題から先に解く
  3. 分からない問題は飛ばして、最後に戻る
  4. 途中式や考え方は、分かる所まで書いておく
  5. 残り時間で、名前と解答欄のずれを見直す

途中式や考え方を書いておくと、部分点がもらえる学校もあります。白紙のままにせず、分かる所まで書いておくのがおすすめです。

2週間前からの時間配分の例

赤点が心配な科目が1〜2つある時の、時間の配り方の例です。自分の範囲表と予定に合わせて、少しずつ変えてみてください。

時期赤点が心配な科目ほかの科目
14〜8日前毎日少しずつ、例題とワークの基本問題授業の復習とワーク1周目
7〜3日前ワークの間違えた問題を解き直すワーク2周目と暗記
2日前〜前日間違えた問題だけをもう一度暗記の確認

心配な科目だけを長時間やるより、毎日少しずつ触れるほうが忘れにくくなります。

補習・追試になった時にやること

先に結論

補習や追試は、単位を守るための大事なチャンスです。日程と範囲を確かめて、追試までに同じ問題が解けるようにしておきましょう。

赤点を取ってしまうと、『もう終わった』と感じますよね。でも、多くの学校では補習や追試で取り返す機会があります。

やること中身
日程を確かめる補習や追試がいつあるかを、先生や掲示で確かめる
範囲を確かめる追試が本試験と同じ範囲か、一部かを聞く
答案を解き直す本試験の答案で間違えた問題を、答えを見ずに解けるまで練習する
提出物をそろえる出していない課題があれば、追試の前に出しておく

長い休みの前の期末テストだと、休み中に補習がある学校もあります。部活や家の予定と重なっていないか、早めに確かめておきましょう。

保護者の方へ

お子さんが赤点を取ってきた時、まず「どうするつもり?」と聞きたくなりますよね。ただ、本人もショックを受けていることが多いので、最初は「追試はいつ?」と予定を一緒に確かめるところから始めてもらえると、話が前に進みやすくなります。

一人で守るか、人の手を借りるか

先に結論

自分で答案を見直しても何が分からないのかがつかめない時は、人に教えてもらうほうが早いこともあります。

まずは、教科の先生に質問しに行くのがいちばんの近道です。そのうえで、家でも見てもらえる人がほしい時は、家庭教師などを考えるのもひとつの方法です。

人の手が役立つのは、例えばこんな場面です。

  • 中学の内容までさかのぼって、つまずいた所を教えてもらう
  • 学校のテスト範囲に合わせて、赤点ぎりぎりの科目の計画を一緒に立てる
  • 分からない問題を、その日のうちに質問する

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家庭教師を頼むタイミングは期末テスト対策に家庭教師は必要?でまとめています。

赤点についてのよくある相談

先に結論

「赤点を取らない勉強法は?」「追試で基準点を取れば評定はもらえる?」「赤点が複数あると留年?」という相談がよく見られます。

高校の期末テストの赤点について寄せられる相談から、よくあるものを要約して紹介します。

相談1:赤点を取らない勉強法を知りたい

高校の期末テストで赤点を取らない方法や勉強法を教えてほしい、という相談です。

まずは自分の学校の赤点の基準を確かめ、この記事の表のように「まず固める所」から勉強するのが基本の形です。授業ノートとワークの例題が解けるようになるだけでも、基本問題で点を積み上げやすくなります。

相談2:追試で基準点を取れば、評定2はもらえる?

期末テストで赤点を取って追試があるけれど、追試で基準点に届けば評定2がもらえるのか、という相談です。

追試の点数を成績にどう入れるかは、学校によって違います。評定の決め方は学校ごとに定めることになっているので、教科の先生に「追試の点数は成績にどう入りますか」と聞いてみてください。

相談3:赤点が4つあっても、提出物を出していれば留年しない?

高1の期末テストで、10科目のうち4つ赤点を取ってしまった、提出物はすべて出しているけれど留年になるのか、という相談です。

赤点の数だけで進級が決まるかどうかは、学校のきまりによって違います。提出物を出していることはとても大事なので、まずは担任の先生に、補習や追試の予定と、進級のきまりを聞いてみましょう。

高校1年生の定期テスト全般については、高校1年生の期末テストでも書いています。テスト直前で焦っている時は期末テストがやばい時の対処法も役に立つはずです。

よくある質問

高校の赤点は何点からですか?

学校ごとに決めているので、一律の点数はありません。生徒手帳や学校のプリントを見るか、担任や教科の先生に聞いて確かめてください。

期末テストで赤点を取ったら、すぐに単位を落としますか?

すぐに落とすとは限りません。多くの学校では補習や追試、提出物などもあわせて判断します。単位の修得は学校が認定するものなので、学校のきまりを確かめましょう。

赤点を取らないために、テストの何日前から勉強すればいいですか?

決まった日数はありませんが、赤点が心配な科目があるなら、範囲表が出たらすぐに始めるのがおすすめです。自分がワークを1周するのに何日かかるかを測って、そこから逆算してみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 赤点の基準は学校ごとに違うので、まず自分の学校のルールを確かめる
  • 質問リストを使って、赤点の基準・補習や追試・成績への入り方を先生に聞く
  • 科目ごとに「まず固める所」を決めて、基本問題を確実に取る
  • 補習や追試は、単位を守るための大事なチャンスとして準備する
  • 一人で分からない時は、先生への質問や人の手を借りることも考える
期末テストドットコム

期末テストドットコム 編集部

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