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『中2の数学、急に分からなくなった。期末テストまでに何とかしたい』と焦っている人も多いはずです。
結論から言うと、中学2年の数学の期末テストでつまずいた時は、中1のどこかに原因があることが多いんです。今の単元だけを解き続けるより、さかのぼって確かめる方が近道になることもあります。
この記事を読めば、単元ごとに何を確かめればいいかと、中1のどこへ戻ればいいかが分かります。
中2数学の期末テストで出やすい単元
中2の数学は、式の計算、連立方程式、一次関数、図形の性質と証明、データの活用と確率が中心です。どの単元がどのテストに出るかは、教科書と学校の進み方で変わります。
中2の数学は、学習指導要領で次のような内容を習うことになっています。教科書によって順番は違うので、自分のテスト範囲表と見比べてくださいね。
| 分野 | 中2で習う主な内容 |
|---|---|
| 数と式 | 式の計算(同類項、単項式のかけ算・わり算)、式の変形、連立方程式 |
| 関数 | 一次関数(変化の割合、傾き) |
| 図形 | 平行線と角、多角形の角、三角形の合同条件、証明、平行四辺形の性質 |
| データの活用 | 四分位範囲と箱ひげ図、場合の数をもとにした確率 |
中学2年の期末テストの数学は、1学期なら式の計算や連立方程式、2学期なら一次関数や図形、という流れになる学校もあります。ただ、これはあくまで一例です。
テスト2週間前からの数学の進め方
数学は、一度にまとめてやるより、毎日少しずつ解く方が手が慣れていきます。例えばこんな進め方があります。
- 範囲表を見て、ワークの範囲のページ数を数える
- 1日に解くページ数を決めて、ワークを1周する
- まちがえた問題に印を付け、解説を読んで解き直す
- 印の付いた問題だけを、もう一度解く
- 前日は、計算問題を数問解いて手を慣らしておく
ワークの答え合わせは、1ページ解くごとにやるのがおすすめです。まとめて最後に答え合わせをすると、同じまちがいをくり返してしまうことがあります。
数学の勉強法全体は期末テストの数学でまとめています。
つまずいたら中1に戻る「さかのぼり表」
中2の単元は、中1で習った内容の続きです。分からない単元があったら、表の右側にある中1の単元を先に確かめてみてください。
ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。
『教科書の例題を読んでも、何が分からないのかが分からない』という人もいますよね。そんな時は、中2の単元を見つめ続けるより、一つ前に戻るのが早いんです。
| 中2の単元 | つまずきやすい所 | 戻って確かめる中1の単元 |
|---|---|---|
| 式の計算 | かっこの外し方、符号のミス | 正の数と負の数、文字を使った式 |
| 連立方程式 | 文字を消す計算、文章題の式の立て方 | 一次方程式、等式の性質 |
| 一次関数 | 式を作る、グラフをかく | 比例と反比例、座標 |
| 平行線と角・多角形 | 角度の求め方 | 平面図形の基本 |
| 合同と証明 | 何を書けばいいか分からない | 平面図形、作図の考え方 |
| 確率 | 場合の数の数えもれ | データの活用、確率の考え方 |

さかのぼる時の3つのルール
戻りすぎると、テストまでに中2の範囲が終わらなくなってしまいます。次のルールで進めてみてください。
- 戻るのは、つまずいた単元に関係する所だけにする
- 中1の教科書かワークの基本問題を、数問だけ解く
- 解けたら、すぐに中2の問題に戻る
例えば一次関数の式が作れない時は、中1の比例 y=ax で「a は何を表していたか」を確かめてみてください。比例のグラフが原点を通る直線だったことを思い出すと、一次関数の y=ax+b は「その直線を b だけ上下に動かしたもの」と見えてきます。
中1の内容の確かめ方は、中1数学の期末テストで単元ごとに紹介しています。
単元ごとの対策のポイント
連立方程式は計算の手順、一次関数は「式・表・グラフ」のつながり、証明は書く順番の型を身につけるのが基本の形です。
式の計算は、符号とかっこを先に確かめる
式の計算は、中2のテストの最初の方に出ることが多い単元です。点を取りやすい分、ミスで落とすともったいない所でもあります。
例えば 3(2a-b)-2(a-2b) なら、かっこを外すと 6a-3b-2a+4b になり、まとめて 4a+b です。-2 をかける時に、後ろの -2b の符号が変わる所でミスが起きやすいんです。
かっこの前がマイナスの時は、中のすべての項に線を引いてから計算すると、符号の見落としが減ります。
連立方程式は、手順を声に出して解く
連立方程式は、どちらかの文字を消して、一次方程式にして解く単元です。例えばこんな問題です。
x+y=5、x-y=1 のとき、2つの式をたすと 2x=6 になります。だから x=3、もとの式に入れて y=2 です。
計算ミスが多い人は、「どの文字を消すか」「どちらの式をたすかひくか」を声に出しながら解いてみてください。手順があいまいなまま解いている所が見つかります。
文章題は、まず「何をxとyにするか」を書くことから始めましょう。ここを書かずに式を作ろうとすると、手が止まりがちです。
例えば「りんごとみかんを合わせて10個買い、代金が〇〇円だった」という問題なら、「りんごをx個、みかんをy個とする」と最初に書きます。そのあとで「個数の式」と「代金の式」を1本ずつ作れば、連立方程式の形になります。
一次関数は「式・表・グラフ」を行き来する
一次関数は、y=ax+b の形で表される関数です。a が変化の割合(グラフの傾き)、b がグラフと y 軸が交わる所になります。
| 見る物 | 分かること |
|---|---|
| 式 | 傾きと、y 軸と交わる所 |
| 表 | x が1増えた時に y がいくつ増えるか |
| グラフ | 右上がりか右下がりか、どこを通るか |
テストでは、どれか1つから残りの2つを作る問題がよく出ます。ワークの問題を解く時に、「今どれからどれを作っているのか」を意識してみてください。
平行線と角・多角形の角は、使う性質を書き込む
角度を求める問題は、対頂角、同位角、錯角などの性質を使い分ける単元です。答えだけを書くと、どこでまちがえたかが分からなくなります。
図の角に、使った性質の名前を小さく書き込みながら解いてみてください。例えば多角形の内角の和は、n角形なら 180×(n-2) 度で求められます。五角形なら 540度です。
図形の証明は「書く順番」を決める
証明は、『何から書けばいいか分からない』という声がいちばん多い単元です。
- 仮定(問題文で分かっていること)に印を付ける
- 結論(証明したいこと)を確かめる
- 等しい辺や角を、図に同じ印で書き込む
- 使う合同条件を決める
- 等しい所、合同条件、結論の順に文で書く

図に印を書き込むのが、いちばん大事なところです。印が3つそろえば、使える合同条件が見えてきます。
確率は、表や樹形図で全部書き出す
確率は、起こりうる場合を全部数えることから始まります。数えもれや重なりがあると、答えがずれてしまいます。
例えば2枚の硬貨を投げる時は、「表表・表裏・裏表・裏裏」の4通りです。「表と裏が1枚ずつ」は2通りあることに気づけるかがポイントです。
頭の中で数えずに、表や樹形図に書き出すくせをつけておきましょう。箱ひげ図は、最小値・四分位数・最大値をデータから読み取る練習をくり返すのが近道です。
中学2年数学の期末テストでよくある相談
「証明は答えを丸暗記してもいい?」「どこまでが範囲?」「80点から上を目指すには?」という相談が多いです。
中学2年の数学の期末テストについてよく見かける相談から、3つ選んで答えます。
証明はワークの答えを丸ごと覚えればいい?
証明が分からないので、ワークの解答をそのまま覚えればいい点が取れるか、という相談がありました。
同じ問題が出れば点になるかもしれません。ただ、図や条件が少し変わると、丸暗記では対応しにくいんです。
おすすめは、解答を「書く順番」と「使った合同条件」に分けて見ることです。どの順番で何を書いているかが分かると、少し違う問題にも使えるようになります。
2学期の期末テストは、中間テストより後の所だけ?
2学期の期末テストの数学は、中間テストより後に習った所が中心なのか、という相談もありました。
中間テストより後の所が中心になることもあれば、前の範囲から少し出す学校もあります。範囲表に書かれた教科書のページで確かめてください。2学期のテスト全体は中2の2学期期末テストで書いています。
80点から100点を目指すには?
80点くらい取れる人は、基本はできている人です。まちがえた20点分を、次の3つに分けてみてください。
| まちがいの種類 | 次にやること |
|---|---|
| 計算ミス | 途中式を省かずに書き、見直しの時間を残す |
| 文章題や証明の書き方 | 解答の書き方をまねて、自分で書き直す |
| 応用問題 | ワークの発展問題を、解説を見ながら解き直す |
80点から上は、1問のミスが点数に大きく響きます。まず計算ミスで落とした分を取り戻すのが、いちばん手をつけやすい所です。
一人でやるか、人の手を借りるか
さかのぼり学習は、どこに戻ればいいかを自分で見つけるのが大変です。人の手を借りると、戻る所と進める所を一緒に決めてもらえます。
数学は、つまずいた所がそのままだと、次の単元でも同じ所でつまずきやすい教科です。『どこから分からなくなったのか、自分では分からない』という時は、人の手を借りるのも一つの方法です。
人の手が役立つのは、例えばこんな場面です。
- つまずいた単元の、もとになっている中1の所まで戻って教えてもらう
- 学校のテスト範囲に合わせて、いつ何をやるかを一緒に決める
- 証明の書き方や解き方を、その日のうちに質問できる
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よくある質問
中学2年数学の期末テストは、どの単元が出ますか?
学校と教科書の進み方によって違います。式の計算、連立方程式、一次関数、図形の性質と証明、データの活用と確率が中2の主な内容です。テスト範囲表で確かめてください。
中学2年の期末テストの数学で、計算ミスを減らすには?
途中式を省かずに書くことと、解き終わったら符号とかっこを見直すことが基本の形です。ミスした問題に印を付けて、同じミスがくり返されていないかも確かめてみてください。
一次関数がまったく分かりません。どこから始めればいいですか?
中1の比例と座標から確かめてみてください。比例の式とグラフが分かると、一次関数の y=ax+b の b の意味もつかみやすくなります。
証明が苦手です。テストで部分点はもらえますか?
採点のしかたは学校や先生によって違います。仮定や合同条件など、分かる所まで書いておくと、部分点がもらえることもあります。空欄のままにしないでおきましょう。
期末テストの1週間前で、ほとんど勉強していません。数学は何からやればいいですか?
まずはワークの基本問題を1周して、まちがえた問題に印を付けてください。計算問題は点につなげやすいので、式の計算と連立方程式の計算から始めるのがおすすめです。
まとめ
- 中2数学の期末テストは、式の計算、連立方程式、一次関数、図形と証明、確率などが中心
- つまずいたら、さかのぼり表で中1の関係する単元に戻って確かめる
- 連立方程式は手順、一次関数は式・表・グラフ、証明は書く順番がポイント
- 証明は丸暗記より、書く順番と使った合同条件をつかむ
- 戻る所が分からない時は、人の手を借りるのも一つの方法





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