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『国語って、何を勉強すればいいのか分からない』と、テスト前に教科書を開いたまま固まってしまう中1さんも多いはずです。
結論から言うと、中学1年の国語の期末テストは「授業で読んだ教科書の文章」「漢字」「文法」の3本柱で準備するのが基本の形です。国語は勉強のしかたが見えにくい教科ですが、やることを分ければ点は取れるんです。
この記事を読めば、教科書の文章の読み直し方と、中学で新しく始まる文法の押さえ方が分かります。
中学1年の国語の期末テストはどこから出る?
中1の国語の期末テストは、授業で読んだ教科書の文章から出る問題が中心です。そこに漢字、文法、表現の技法などが加わる形の学校が多いです。
国語のテストは、授業で扱った文章がそのまま問題文になることが多いですよね。初めて読む文章で勝負する実力テストとは、ここが大きく違います。
中1の国語は、学校教育法施行規則で年間140時間が標準とされていて、授業がとても多い教科です。そのぶん、テスト範囲にも文章がいくつも入りやすいんです。
| 出題の柱 | よく出る問題の例 | 準備のしかた |
|---|---|---|
| 教科書の文章 | 登場人物の気持ち、筆者の考え、指示語の内容 | 本文を読み直し、授業ノートを見直す |
| 漢字 | 読み・書き、送りがな | 範囲の新出漢字を書いて練習する |
| 文法 | 言葉の単位、単語の種類 | 教科書の文法のページとワークを解く |
| 表現の技法 | 比喩、反復、倒置、体言止め | 本文の中から例を探しておく |
| 古典など | 音読のきまり、仮名遣い | 範囲に入っていれば教科書を音読する |
どの柱から何点出るかは、学校や先生によって違います。範囲表に「文法 ○ページ」「漢字 ○ページ」のように書かれていたら、その柱は出ると考えて準備しておきましょう。
中学1年生の期末テスト全体の進め方は、中学1年生の期末テストでまとめています。期末テストと中間テストの違いなど、そもそもの仕組みは期末テストとはを見てみてください。
国語は「授業ノート」がいちばんの手がかり
国語の先生は、授業で大事だと思った所をテストに出すことが多いです。黒板に書いたこと、何度もくり返した説明、みんなで話し合った問いは、テストの候補になりやすいんです。
『ノートをちゃんと取っていなかった…』という人は、友だちに見せてもらうか、先生に質問してみてください。今からでも十分に間に合います。
小学校から変わる「文法」は言葉の単位から始まる
中学の国語では、言葉を「文章・段落・文・文節・単語」のように単位で分けて考える文法の学習が始まります。小学校ではあまりやらなかった考え方なので、ここでつまずく中1さんが多いです。
ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。中1の国語で、小学校からいちばん変わるのが文法なんです。
小学校では、文章を読んで内容を考える学習が中心でしたよね。中学では、言葉そのものを分けて、そのしくみを考える学習が加わります。
学習指導要領では、中1で「単語の類別」や「指示する語句と接続する語句の役割」を学ぶとされています。教科書によって呼び方や順番は違うので、自分の教科書の文法のページで確かめてみてください。
言葉の単位を大きい順に並べると
| 単位 | どんなまとまりか | 見分け方の例 |
|---|---|---|
| 文章 | ひとまとまりの内容を表す全体 | 作品やお話の全体 |
| 段落 | 文章をいくつかに分けたまとまり | 行の始めが一字下がっている |
| 文 | 「。」までのひと続き | 句点で区切る |
| 文節 | 文を、意味が分かる範囲で短く区切ったもの | 「ね」を入れて区切れる所 |
| 単語 | それ以上分けられない言葉の単位 | 文節をさらに分ける |

文節は「ね」を入れて区切る
文節の区切り方で迷ったら、「ね」を入れて自然に読める所で区切るのが一般的なやり方です。
例えば「弟が 公園で 元気に 遊ぶ。」という文なら、「弟がね、公園でね、元気にね、遊ぶ」と読めますよね。この文は4つの文節に分かれます。
単語は文節をさらに分ける
単語は、文節をさらに細かく分けた言葉の単位です。さっきの文の「弟が」は「弟」と「が」の2つの単語に分かれます。
『「が」も1つの単語なの?』と思った人も多いはずです。そうなんです、中学の文法では「が」「を」「は」のような短い言葉も1つの単語として数えます。
- 文節に分けたら「ね」を入れて読んでみる
- 単語に分けたら、数え直して問題の指示と合わせる
- 区切りの印は「/」など問題の指示どおりに書く
- 教科書の例文は、自分で区切り直して練習する
単語にはいくつかの種類がある
中1の文法では、単語をはたらきによって種類に分ける学習もあります。それだけで意味が分かる単語と、ほかの単語にくっついて使われる単語がある、という考え方です。
例えば「弟」「公園」「遊ぶ」は、それだけで意味が分かりますよね。一方で「が」「で」は、ほかの言葉のあとについて意味を添えています。
単語の種類の名前や分け方は、教科書によって説明のしかたが少し違います。教科書の文法のページに載っている表を、そのままノートに写して覚えておくのが確実です。
指示語と接続語も文法の大事な所
「これ」「その」のように何かを指す言葉と、「しかし」「だから」のように文と文をつなぐ言葉も、中1でよく出る所です。
指示語の問題では、「それ」が指す内容を前の文から探して、当てはめて読んでみるのがコツです。接続語の問題では、前と後ろが逆の内容なら「しかし」、理由と結果なら「だから」のように考えてみてください。
文法を「なんとなく」で解いてしまい、区切る数や単語の数がずれることも。文法の問題は、ルールどおりに手を動かせば点になる所です。教科書の例文で、区切る練習を何回かしておきましょう。
教科書の文章を読み直す5つのステップ
教科書の文章は、ただ読み返すだけでは点につながりにくいです。「音読、段落分け、問いの答え探し、ノートとの照らし合わせ、ワーク」の5つのステップで読み直すのが基本の形です。
国語のテスト勉強で一番多いのが、『教科書を読んだけど、これで合っているのか分からない』という悩みです。読むだけで終わらせず、手を動かす読み直しにしてみましょう。
- 本文を声に出して1回読む
- 段落に番号をふり、各段落の内容を一言でメモする
- 授業で先生が出した問いの答えを、本文から探して線を引く
- 授業ノートと見比べ、ノートの内容が本文のどこにあるか印を付ける
- ワークの読解問題を解き、間違えた問いの答えを本文で探し直す

物語と説明文で見る所が違う
教科書の文章には、物語や小説のような文章と、説明文や論説文のような文章があります。種類によって、テストで聞かれやすい所が違うんです。
| 文章の種類 | よく聞かれること | 読み直しで線を引く所 |
|---|---|---|
| 物語・小説 | 登場人物の気持ちと、その理由 | 気持ちが分かる言葉、行動、場面の変わり目 |
| 説明文・論説文 | 筆者の考えと、その根拠 | 「つまり」「このように」の後、段落の最初と最後 |
| 詩 | 表現の技法と、作者の感動の中心 | くり返しの言葉、たとえの表現 |
「気持ち」の問題は本文の言葉で答える
物語の問題で多いのが、登場人物の気持ちを答える問題です。自分の感想ではなく、本文に書かれている言葉を手がかりに答えるのがコツです。
例えばこんな場面です。
「このときの気持ちを、自分なりに書いたら×だった」
「本文に『胸がいっぱいになった』とあるなら、その言葉を使って答えてみよう」
説明文は「意見と根拠」を分ける
説明文では、筆者の意見と、その理由や根拠を分けて読むのが大事です。学習指導要領でも、中1で「原因と結果」「意見と根拠」などの関係を学ぶとされています。
段落ごとに「これは意見」「これは例」と小さくメモしておくと、テストで筆者の考えを聞かれた時に探しやすくなります。
漢字・表現の技法・古典の押さえ方
漢字は範囲の新出漢字を「書いて」練習し、表現の技法は本文の中で例を見つけておくのが基本の形です。古典が範囲に入っている時は、教科書を声に出して読んでおきましょう。
文章の読解に比べて、漢字や表現の技法は、やった分だけ点になりやすい所ですよね。ここを落とさないだけでも、点数はぐっと安定します。
漢字は「書けるか」を確かめる
学習指導要領では、中1で小学校で習った漢字に加えて、ほかの常用漢字を300字程度から400字程度読めるようにするとされています。書く方は、小学校の学年別漢字配当表の漢字のうち900字程度を書いて使えるように、とされています。
テストでは読みだけでなく書きも出る学校が多いので、見て分かるだけで安心しないようにしましょう。
- 範囲の新出漢字を一通り書いてみる
- 書けなかった漢字に印を付ける
- 印の漢字だけを、熟語と一緒に3回ずつ書く
- 次の日、印の漢字だけをもう一度テストする
送りがなと、形の似た漢字に気をつける
漢字の書き取りでは、字の形は合っているのに送りがなで×になることがあります。例えば「あたらしい」を「新い」と書いてしまうようなミスです。
形の似た漢字や、同じ読み方の漢字の書き分けも出やすい所です。間違えた漢字は、正しい字と並べてノートに書き、どこが違うかに印を付けておくと覚えやすくなります。
『漢字は前の日にまとめてやればいい』と思いがちですが、量が多いと前日だけでは追いつきません。1日数個ずつでも、毎日続けるほうが楽なんです。
表現の技法は本文の中で探しておく
中1の国語では、比喩・反復・倒置・体言止めなどの表現の技法を学びます。言葉の意味を覚えるだけでなく、教科書の本文のどこで使われているかを探しておくと、テストで答えやすくなります。
| 技法 | どんな表現か | 自作の例 |
|---|---|---|
| 比喩 | ほかのものにたとえる | 雪のように白い手 |
| 反復 | 同じ言葉をくり返す | 走った、走った、ただ走った |
| 倒置 | 言葉の順番を入れかえる | 行こう、海へ |
| 体言止め | 文の終わりを名詞で止める | 空に広がる夕焼け |
『比喩と倒置、どっちだっけ?』と迷う人は、自分で例文を1つずつ作ってみるのがおすすめです。自分で作った例は忘れにくいんです。
古典は声に出して読んでおく
中1では、古文や漢文を声に出して読み、古典のリズムに親しむ学習があります。範囲に古典が入っている時は、教科書の本文を何回か音読しておきましょう。
昔の仮名遣いを今の読み方に直す問題が出ることもあります。教科書に出てきた例を、ノートに書き出しておくと安心です。
中1国語の期末テストまでの2週間の進め方
国語は、前半で「文章の読み直し」、後半で「漢字・文法の仕上げ」をするのが進めやすい形です。漢字だけは毎日少しずつ続けておきましょう。
国語は、ほかの教科のあとに回されがちですよね。ただ、範囲に文章がいくつも入っていると、前日にまとめて読み直すのはむずかしいんです。
| 時期 | テストまで | 国語でやること |
|---|---|---|
| 前半 | 14〜8日前 | 文章の読み直し5ステップを、範囲の文章ごとに進める |
| 中盤 | 7〜4日前 | ワークを解き、間違えた問いの答えを本文で探し直す |
| 後半 | 3〜1日前 | 文法と表現の技法を見直し、印の漢字だけを書く |
| 毎日 | 2週間ずっと | 新出漢字を少しずつ書く |
テスト本番は「問いの形」に合わせて答える
国語のテストでは、答えの中身が合っていても、問いの形に合っていないと減点されることがあります。答えを書き終えたら、問いの最後の言葉と、自分の答えの最後をそろえてみてください。
| 問いの形 | 答えの終わり方の例 |
|---|---|
| 「なぜですか」 | 「〜から。」「〜ため。」 |
| 「どういうことですか」 | 「〜ということ。」 |
| 「どんな気持ちですか」 | 「〜という気持ち。」 |
| 「○字で抜き出しなさい」 | 本文の言葉をそのまま、字数どおりに書く |
抜き出しの問題では、句読点も1字に数えるかどうかが問題文に書かれていることが多いです。問題文の指示を、線を引きながら読むクセをつけておきましょう。
時間配分も大事です。漢字や文法のようにすぐ答えられる問題を先に解き、記述問題に時間を残しておくと落ち着いて書けます。

中学1年1学期の期末テストの国語は、入学して初めての期末テストになる人も多いですよね。初めてのテスト全体の準備は、初めての期末テストでステップごとにまとめています。
ワークの使い方は、期末テストのワークの進め方でもくわしく書いています。
2学期以降は、文章の数が増えたり、文法の内容が進んだりして範囲が広がりやすいです。国語の文法は、学年の前後で取り上げることもあると学習指導要領に書かれています。どの学期に何をやるかは、教科書と学校で確かめてください。
中学1年生の国語の期末テストでよくある相談
「宿題は出していたのに点が低かった」「平均点よりかなり下だった」「範囲の文章の問題が載ったサイトはある?」という相談がよく見られます。どれも、授業ノートとワークに戻るのが近道です。
知恵袋などでよく見かける相談を、要約して取り上げます。
初めての期末テストで国語の点が低かった。宿題は出していたのに、なぜ?
宿題は出していたのに、国語の点が思ったより低かったという相談はとても多いです。がんばったのに、という気持ちになりますよね。
国語は、宿題の問題がそのままテストに出るとは限らない教科です。授業で先生が話した読み取りのポイントが、テストの問いになっていることが多いんです。
返ってきた答案で、間違えた問いが本文のどこから出ていたかを探してみてください。それが授業ノートに書いてあったかを見ると、次に何を見直せばいいかが分かります。
子どもの国語の点が平均点よりかなり下でした。どうすれば伸びますか?
保護者の方からの相談です。点数を見て、心配になる気持ちは自然です。
まずは、答案を一緒に見て、どの柱で点を落としたかを分けてみてください。
| 点を落とした所 | 次のテストでやることの例 |
|---|---|
| 漢字 | 範囲の新出漢字を毎日少しずつ書く |
| 文法 | 教科書の例文で区切る練習をする |
| 文章の読み取り | 5ステップで本文を読み直す |
| 記述問題 | 本文の言葉を使って書く練習をする |
漢字や文法で落としていたなら、練習の量で取り返しやすい所です。読み取りで落としていたなら、本文の読み直し方を変えてみましょう。
教科書の文章の問題が載っているサイトはありますか?
中学1年の期末テスト対策として、教科書の文章の問題が載ったサイトを探す相談も見られます。ネットで練習問題を探す人も多いですよね。
ただ、テストを作るのは自分の学校の先生です。
授業ノートとワークが、いちばん自分のテストに近い問題集なんです。ネットの問題は、それを終えたあとの力だめしに使ってみてください。
ここで取り上げた相談は、実際の質問の内容をもとに要約したものです。回答は一般的な勉強の進め方として書いています。
一人で国語の勉強が進まない時は
国語は、自分の答えが合っているのか分かりにくい教科です。記述問題の答え方や、文法の区切り方を人に見てもらうと、つまずいている所が早く見つかることもあります。
小学校の内容から学び直したい時や、分からない所をその場で質問したい時は、家庭教師のように人の手を借りる方法もあります。
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国語の勉強法を学年を問わずに知りたい人は、期末テストの国語も読んでみてください。英語の本文の覚え方は中1英語の期末テストで紹介しています。
よくある質問
中学1年の期末テストの国語は、何から勉強すればいいですか?
まず範囲表で、どの文章と、どの漢字・文法のページが範囲かを確かめましょう。そのうえで、教科書の文章の読み直しから始めるのが進めやすいです。
文節と単語の違いが分かりません。
文節は「ね」を入れて区切れる短いまとまりで、単語は文節をさらに分けた言葉の単位です。教科書の例文を自分で区切ってみると、違いがつかみやすくなります。
国語の記述問題は、どう書けばいいですか?
本文の言葉を手がかりに、問いに合わせた形で答えるのが基本です。理由を聞かれたら「〜から」で終わるなど、問いの形に合わせて書いてみてください。
教科書の文章は何回くらい読めばいいですか?
決まった回数はありません。読むだけでなく、段落分けや問いの答え探しなど、手を動かしながら読み直すのがおすすめです。
中学1年生の国語の期末テストに、古典は出ますか?
範囲に古典の文章が入っていれば出ます。どの学期に古典を習うかは教科書や学校によって違うので、範囲表で確かめてください。
まとめ
- 中学1年の国語の期末テストは、教科書の文章・漢字・文法の3本柱で準備する
- 中学では言葉を文章・段落・文・文節・単語の単位で分ける文法が始まる
- 文節は「ね」を入れて区切り、単語は文節をさらに分ける
- 教科書の文章は、音読から段落分け、問いの答え探しまでの5ステップで読み直す
- 漢字は書いて練習し、表現の技法は本文の中で例を探しておく
- 点を落とした所を柱ごとに分けると、次にやることが決まる





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