中学の期末テストの英語|教科書本文と文法で点を取る勉強法

中学の期末テストの英語を、教科書本文と文法で点を取る勉強法として解説する記事のアイキャッチ

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『英語の期末テスト、単語は覚えたのに点が取れない』『どこから手をつければいいか分からない』と悩んでいる中学生も多いはずです。

結論から言うと、中学の期末テストの英語は、授業で読んだ教科書の本文と、そこで習った文法から出る学校が多いです。だから、本文を「読める」から「書ける」まで仕上げるのが、いちばんの近道なんです。

この記事を読めば、英語の得点源を4つに分けて考える方法と、教科書本文を使った5段階の仕上げ方が分かります。

目次

中学の期末テストの英語はどこから出る?

先に結論

中学英語の期末テストは、教科書の本文、本文で使われている文法、新しく習った単語、リスニングの4つから出ることが多いです。どれをどれだけ出すかは先生によって違うので、範囲表と授業での説明を手がかりにしましょう。

英語の期末テストは、ほかの教科より「授業でやったこと」がそのまま出やすい教科です。教科書の本文がそのまま並べかえ問題や穴うめ問題になることもありますよね。

期末テストそのものの仕組みは期末テストとはで紹介しているので、ここでは英語に絞って話します。

使っている教科書は学校によって違う

中学の英語の教科書には、NEW HORIZON、Sunshine、NEW CROWN、ONE WORLD、Here We Go!、BLUE SKYなどがあります。公立の中学校では、地域の教育委員会がどの教科書を使うかを決めています。

なので、友達と学校が違えば、同じ中2でも習う本文や文法の順番が違うことがあるんです。

文法を何年生で習うかは教科書しだい

学習指導要領では、中学3年間で学ぶ文法がまとめて示されていて、何年生で何を習うかまでは決められていません。どの文法を何年生で習うかは、教科書と学校の計画によって変わります。

例えば、比較の表現やto不定詞をいつ習うかも、教科書によって違います。自分のテスト範囲にどの文法が入っているかは、範囲表と教科書の目次で確かめておきましょう。

中学3年間で覚える単語の量

学習指導要領では、中学の3年間で、小学校で学んだ単語に加えて1600〜1800語程度の新しい単語を学ぶことになっています。1回の期末テストの範囲だけでも、新しい単語はけっこうな数になるんです。

英語の得点源を4つに分けて考える

先に結論

英語の期末テストは、「単語」「本文」「文法」「リスニング」の4つに分けて準備すると、どこで点を落としているかが分かりやすくなります。

『英語は全部つながっているから、分けられないんじゃない?』と思うかもしれません。でも、答案を見直すと、落とした問題はたいていこの4つのどれかに分けられるんです。

得点源よく出る問題の形勉強のしかた始める時期の目安
単語つづりを書く、意味を答える書いて覚え、音読で確かめる毎日少しずつ
本文穴うめ、並べかえ、和訳、内容の質問音読と書き取りをくり返す2週間前から
文法書きかえ、適語選択、英作文例文を丸ごと覚えて使う2週間前から
リスニング会話を聞いて答える教科書の音声を聞く1週間前から
英語の期末テストの得点源を、単語・本文・文法・リスニングの4つに分けて、それぞれの勉強のしかたを示した図解

単語:「読める」と「書ける」は別もの

単語は、意味が分かるだけでは点にならないことがあります。テストでは、つづりを書く問題がよく出るからです。

覚える時は、声に出して読みながら、2〜3回書いてみてください。『見て分かるから大丈夫』という単語ほど、書くとつづりを間違えやすいんですよ。

本文:期末テストのいちばんの得点源

教科書の本文は、英語の期末テストでいちばん多く出る所です。本文の一部を空欄にした問題や、本文の内容について英語で答える問題がよく見られます。

本文を仕上げる手順は、次の章でくわしく紹介しますね。

文法:例文ごと覚えるのが近道

文法は、ルールを覚えるより、例文を丸ごと覚えてしまうほうが使いやすくなります。例えば、比較を習った時なら、こんな例文です。

「This bag is bigger than that one.(このかばんはあのかばんより大きい)」

この1文を覚えておけば、bigの部分を別の形容詞に変えるだけで、いろいろな文が作れるんです。

書きかえ問題は「何が変わるか」を表にする

期末テストでは、ふつうの文を疑問文や否定文、過去の文に書きかえる問題がよく出ます。書きかえで変わる所を表にしておくと、ミスが減りますよ。

元の文書きかえの指示書きかえた文変わった所
He plays soccer.否定文にHe does not play soccer.doesを入れ、playsはplayに戻す
You like music.疑問文にDo you like music?文の頭にDoを置く
I watch TV.過去の文にI watched TV.watchにedを付ける
She is busy.疑問文にIs she busy?isを文の頭に出す

自分で表を作る時は、間違えた問題をそのまま「元の文」の欄に書き写すのがおすすめです。どこを変え忘れたかが、一目で分かるようになります。

リスニング:教科書の音声を使う

リスニングの問題がある学校では、授業で聞いた会話に近い内容が出ることもあります。教科書の本文の音声を、目で文字を追いながら聞くことから始めてみてください。

学習指導要領では、中学の英語の授業は英語で行うことを基本としています。授業中に先生が英語で話していた指示や質問も、リスニングの練習になっているんです。

聞く練習は、次の3つの段階で進めると取り組みやすいですよ。

段階やることできたの目安
見ながら聞く本文を目で追いながら音声を聞く音と文字がずれずについていける
見ないで聞く本文を閉じて音声だけを聞く誰が何をしたかを日本語で言える
まねして言う音声のあとに続けて声に出す同じスピードで言える文が増える

単語は「間違えた単語だけ」の束を作る

範囲の単語をすべて同じように何度も書くと、時間がいくらあっても足りませんよね。おすすめは、一度テストしてみて、書けなかった単語だけを別の束やリストに分けるやり方です。

例えば、範囲の単語を一通り書いてみて、つづりを間違えたものだけを付箋に書き出します。翌日はその付箋の単語だけを確かめ、書けたものから外していけば、覚える量がどんどん減っていきます!

自分の得点源を確かめる
  • 前回のテストで、どの形の問題を落としたか書き出す
  • 4つのうち、落とした問題が一番多いものを決める
  • その得点源から先に、勉強の時間を取る

教科書本文を使った5段階の仕上げ

先に結論

教科書本文は、「音読」「意味の確認」「並べかえ」「日本語から英語」「書き取り」の5段階で仕上げるのが基本の形です。最後に、日本語訳を見て英文を書けたら完成です。

『本文は何回読めばいいの?』という相談はとても多いです。回数より、どの段階まで来たかで考えるほうが分かりやすいので、5つの段階に分けてみました。

教科書本文の5段階の仕上げ
  1. 音声を聞きながら、本文を声に出して読む
  2. 1文ずつ、日本語の意味を言えるか確かめる
  3. 本文の文を単語カードのように並べかえて、元の順に戻す
  4. 日本語訳を見て、英文を口で言ってみる
  5. 日本語訳を見て、英文をノートに書く
教科書本文を、音読から書き取りまで5つの段階で仕上げていく流れを示した図解

段階ごとの「できた」の目安

それぞれの段階で、どこまでできれば次に進んでいいかを決めておくと、ダラダラと読み続けずにすみます。

段階できたの目安
1 音読つかえずに最後まで読める
2 意味1文ずつ日本語で言える
3 並べかえ語順を迷わずに直せる
4 日本語から英語(口で)日本語訳を見て英文がすらすら言える
5 書き取り日本語訳を見て、つづりまで正しく書ける

5の段階で書けなかった文は、そこだけ印を付けて、次の日にもう一度書いてみてください。全部の文を同じ回数くり返すより、書けなかった文に時間を使うほうが効率がいいんです。

本文の内容を問う問題にも備える

本文の内容について、英語で質問される問題もあります。例えば「What did he do last Sunday?」のように、本文に書かれていることを英語で答える問題です。

こうした問題は、本文を読んで「誰が、いつ、何をしたか」を一言で言えるようにしておくと答えやすくなります。

英語の教科書本文を見ながら、ノートに英文を書き取って赤ペンで直している中学生の手元の写真

2週間で本文を仕上げる進め方の例

『5段階は分かったけど、いつどこまでやればいいの?』という人のために、2週間の進め方の例を置いておきます。テスト範囲の本文の量や、部活の予定に合わせて調整してみてください。

時期本文でやることあわせてやること
2週間前範囲の本文を全部音読し、意味を確かめる(段階1と2)新しい単語を書き出す
10日前ごろ並べかえと、日本語訳から口で言う練習(段階3と4)文法ごとに例文を1つ覚える
1週間前日本語訳を見て書く(段階5)ワークを一通り終える
3日前ごろ書けなかった文だけをもう一度書くワークの間違い直しとリスニング
前日書けなかった文を見直す単語のつづりを数個だけ確かめる

例えば、範囲の本文が3つのパートに分かれているなら、1日1パートずつ段階を進めていくと、ちょうどいいペースになりやすいです。

「本文、何回読んだ?」「回数は数えてないけど、日本語から書けるところまではやったよ」。こんなふうに、回数ではなく段階で話せるようになったら、準備はかなり進んでいます!

ワークと本文の勉強をどうつなげる?

ワークは、本文で習った文法や単語を問題の形で練習するためのものです。本文の段階2まで終わってからワークを解くと、「本文で見た文だ」と気づける問題が増えます。

ワークの丸つけで間違えた文法は、その文法が出てくる本文の1文に印を付けておきましょう。

本文とワークの両方で同じ文法に出会うと、覚えやすくなるんです。ワークの進め方は期末テストのワークの進め方にくわしく書いています。

よくある失敗

本文を何十回も読んで安心してしまい、書く練習をしないままテストを受けてしまうことがあります。読めても書けないと、つづりの問題で点を落としやすいので、最後は手を動かす段階まで進めましょう。

中学英語の期末テストでよくある相談

先に結論

英語の期末テストの相談で多いのは、「リスニングの勉強のしかた」「前日に何をすればいいか」「内申はテストの点数以外で何を見られているか」の3つです。

ここでは、Yahoo!知恵袋などでよく見かける中学生の英語の期末テストの相談を、内容を少し変えて紹介します。

相談1:リスニングの勉強はどうすればいい?

『中学の英語の中間テストや期末テストのリスニングは、どう勉強すればいいの?』という相談です。

結論から言うと、まずは教科書の音声を使うのがいちばんです。授業で聞いた会話や本文に近い内容が出ることがあるからです。

慣れてきたら、音声を聞いたあとに本文を見ずに内容を日本語で言ってみてください。聞き取れなかった所は、本文を見ながらもう一度聞くと、自分の苦手な音が分かってきます。

相談2:明日が英語のテスト。最後に何をすればいい?

『明日は英語の期末テスト。今日の最後の勉強として何をすればいい?』という中1の相談もよく見かけます。

前日は、新しいことに手を出さないのが基本です。今までのワークで間違えた問題と、本文で書けなかった文だけを見直しましょう。

単語のつづりを5〜10個だけ書いて確かめ、早めに寝るのもいい準備です。

相談3:内申はテストの点数だけで決まるの?

『内申は中間テストや期末テストの点数だけで決まるわけじゃないと聞いた。じゃあ何で決まるの?』という相談です。

中学校の成績は、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点で見られています。テストの点だけでなく、授業での取り組みなども合わせて評価されます。

評価の具体的なやり方は学校ごとに違うので、気になる人は先生に「どこを頑張ればいいですか」と聞いてみてください。

相談から分かる、テスト前にやっておきたいこと
  • 教科書の音声を、本文を見ながら聞いておく
  • 前日は間違えた問題と書けなかった文だけを見る
  • 授業中の発表や提出物にも取り組んでおく

学年ごとの英語の期末テストと、苦手な時の進め方

先に結論

中1は単語と基本の文の形、中2は文法の量の多さ、中3は長い文章の読み取りがポイントになりやすいです。苦手な単元は、前の学年までさかのぼって学び直すのが基本の形です。

英語は積み重ねの教科なので、前に習った文法が分かっていないと、次の文法でもつまずきやすくなります。学年ごとのポイントをまとめておきますね。

学年期末テストでつまずきやすいこと先にやっておきたいこと
中1単語のつづり、文の語順教科書の基本の文を書けるようにする
中2習う文法が増え、使い分けが必要になる文法ごとに例文を1つずつ覚える
中3本文が長くなり、読み取りに時間がかかる本文の要点を日本語で言えるようにする

中1の対策は中1英語の期末テスト、中2の対策は中2英語の期末テストにくわしくまとめています。

苦手な文法は「1つ前」に戻る

例えば、疑問文や否定文の作り方があいまいなまま進むと、そのあとに習う文法でも同じ所でつまずきやすくなります。

『今の範囲が分からない』と感じたら、1つ前の単元のワークを解いてみてください。そこでつまずいていれば、そこから学び直すのが近道です。

学年が上がるほど「まとまりで覚える表現」が増える

中2・中3になると、いくつかの単語がまとまって1つの意味になる表現(連語)がよく出てきます。1語ずつ覚えるより、まとまりのまま覚えたほうが、穴うめ問題で迷いにくくなります。

表現の例意味覚え方のコツ
look for〜をさがす「I’m looking for my key.」のように例文で
be good at〜が得意だatのあとの形(名詞や動名詞)もセットで
take care of〜の世話をするofまで一息で言う
a lot ofたくさんの数えられる名詞にも数えられない名詞にも使える

自分の教科書に出てきた表現を、こんな表にまとめてみてください。テスト前に見直すだけで、穴うめ問題への備えになります。

満点をねらう人は「ミスの種類」を減らす

英語で高い点を取っている人ほど、つづりのミスや、三人称単数のsの付け忘れのような小さなミスで点を落としています。満点をねらう勉強のしかたは期末テストで満点を取る勉強法で紹介しています。

一人でやるか、人の手を借りるか

英語は、前の学年の内容でつまずいていると、一人で戻って学び直すのが大変な教科です。範囲に合わせて計画を立てたり、分からない所をその場で質問できたりする相手がいると、勉強の習慣もつきやすくなります。

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よくある質問

中学の英語の期末テストは、ワークだけで足りますか?

ワークは大事な教材ですが、英語は教科書の本文から出る問題も多いです。ワークに加えて、本文を書けるところまで仕上げておくと安心です。ワークの使い方は、ワークの進め方の記事も参考にしてみてください。

英単語は1日に何個覚えればいいですか?

何個が正解ということはありません。テスト範囲の新しい単語を数えて、テストまでの日数で割ると、自分に合った1日の数が出せます。覚えたかどうかは、書いて確かめるのがおすすめです。

教科書の本文は暗記しないといけませんか?

全部を丸暗記しなくても大丈夫です。日本語訳を見て英文を書ける状態を目指すと、結果的に多くの文が頭に入ります。書けなかった文だけをくり返すと、時間を短くできます。

英作文の問題が苦手です。どうすればいいですか?

まずは教科書の本文や例文を、そのまま書けるようにすることから始めてみてください。覚えた例文の一部を入れかえるだけで、多くの英作文に対応できます。

リスニング問題がない学校もありますか?

あります。リスニングを期末テストに入れるかどうかは学校や先生によって違います。テスト範囲表や授業での先生の説明で確かめておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 中学の期末テストの英語は、教科書本文と文法から出ることが多い
  • 単語・本文・文法・リスニングの4つに分けると、落とした所が分かる
  • 本文は音読から書き取りまで5段階で仕上げる
  • 前日は新しいことをせず、間違えた問題と書けなかった文だけを見る
  • 苦手な文法は1つ前の単元に戻って学び直す
期末テストドットコム

期末テストドットコム 編集部

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