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美術の期末テストが近いけれど、『教科書のどこを覚えればいいの?』『絵のテストって何が出るの?』と手が止まっている人も多いはずです。
結論から言うと、中学2年の美術の期末テストは、授業で扱った作品と技法、そして自分が作った作品を「言葉で説明できるか」がポイントなんです。
この記事を読めば、中2美術のテストで出やすい内容と、記述問題にも強くなる覚え方が分かります。
中2美術の期末テストでは何が出る?
出題の中心は、授業で扱った技法や用語、鑑賞した作品、授業プリントの内容です。何が出るかは先生や学校によってかなり違うので、テスト範囲表と授業プリントを最初に確かめましょう。
美術は、学校によってテストの形が大きく違う教科です。用語の穴埋めが中心の学校もあれば、自分の作品について書かせる記述問題が多い学校もあります。
学習指導要領では、中学2年と3年の美術はまとめて内容が決められています。大きく分けると、次の3つです。
| 学ぶこと | 中身 | テストでの出方の例 |
|---|---|---|
| 表現 | 発想や構想、材料や用具の使い方、制作の順序 | 技法の名前や手順、用具の使い方を答える |
| 鑑賞 | 作品の見方や感じ方、日本の美術や伝統文化、外国の美術との違い | 作品を見て、よさや作者の工夫を書く |
| 共通事項 | 形や色彩、材料、光などの性質と、それが感情にもたらす効果 | 色の性質や、構成の美しさについて答える |
中2の美術の授業は、学校教育法施行規則の標準では年間35単位時間です。授業の回数が多くない分、1回1回の授業で扱った内容がそのままテストに出やすいんです。
テスト全体のしくみは期末テストとは?で、美術のテスト全般の話は美術の期末テストでまとめています。
テストの形ごとの準備のしかた
美術のテストの形は、大きく4つに分けられます。自分の学校のテストがどれに近いかを、先輩の話や前回のテストを思い出して確かめてみてください。
| テストの形 | 準備のしかた |
|---|---|
| 用語の穴埋めや選択 | 授業プリントの空欄を、問題形式で答えられるようにする |
| 自分の作品についての記述 | 作品をテーマ・工夫・技法の3つで言葉にしておく |
| 作品を見て答える鑑賞 | 授業で見た作品の工夫と、自分が感じたことをまとめる |
| その場で考えて描く問題 | 習った技法の手順を、一度紙の上で練習しておく |
1学期のテストの答案が残っていれば、それを見るのがいちばんの手がかりです。同じ先生が作るテストは、形が似ていることが多いからです。
よく出る用語の例
授業や教科書によって扱う内容は違いますが、例えばこんな用語が出てくることがあります。
- 色の三属性(色相・明度・彩度)。授業や教科書によっては「色の三要素」とも呼ばれます
- 遠近感を出す描き方(遠近法)
- 立体感、量感、動勢(動きの感じ)
- 余白や空間の効果
- 作風や様式
色の三属性は「色味・明るさ・鮮やかさ」で覚える
色の三属性は、言葉だけだと覚えにくいですよね。学習指導要領では、色彩の「色味や明るさ,鮮やかさ」を捉えることが大事だとされています。
| 用語 | ひとことで言うと | 身近な例 |
|---|---|---|
| 色相 | 色味(赤っぽい、青っぽいなど) | 赤と青のちがい |
| 明度 | 明るさ | 水色と紺色のちがい |
| 彩度 | 鮮やかさ | 真っ赤と、くすんだ赤のちがい |
自分の作品で使った色を思い出して、「この色は明度を上げた」「ここは彩度を下げて目立たなくした」と言いかえてみると、用語が自分の言葉になります。
『用語をただ暗記すればいいのかな』と思うかもしれません。でも、用語は言葉だけ覚えるより、授業で実際に使った場面と一緒に覚えるほうが記憶に残りやすいです。
自分の作品を「テーマ・工夫・技法」で言葉にする
授業で作った作品について、テーマ(何を表したか)、工夫(どこに気をつけたか)、技法(どんな方法を使ったか)の3つを短い文で書いておくと、記述問題の準備になります。
ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。美術のテストでは、「あなたの作品で工夫した点を書きなさい」のような記述問題が出ることがあります。
その時に、テスト中にゼロから考えるのは大変ですよね。だから、テスト前に自分の作品を言葉にしておくんです。

- 授業で作った作品か、その写真やアイデアスケッチを用意する
- 「何を表したかったか」を1文で書く(テーマ)
- 「色や形、配置でどこに気をつけたか」を1〜2文で書く(工夫)
- 「どんな方法や用具を使ったか」を、授業で習った言葉で書く(技法)
- 書いた文を声に出して読み、50字くらいで言えるように短くする
書き方の例
例えば、身近な風景を描いた作品なら、こんなふうにまとめられます。
| 項目 | 書いてみた例 |
|---|---|
| テーマ | 夕方の通学路の、少しさびしい感じを表したかった |
| 工夫 | 空をオレンジから紺色に少しずつ変えて、時間が過ぎていく感じを出した |
| 技法 | 遠くの建物を小さく、色をうすくして、遠近感を出した |
この3行があれば、「工夫した点」「表したかったこと」「使った技法」のどれを聞かれても答えられます。授業で使った用語を、自分の作品の説明の中で使うのがコツです。
ポスターやマークのようなデザインの作品なら、テーマを「誰に何を伝えたかったか」に置きかえると書きやすくなります。
| 項目 | 書いてみた例 |
|---|---|
| テーマ | 下級生に、図書室に来てほしいと伝えたかった |
| 工夫 | 本の形を大きく真ん中に置き、文字は少なくして遠くからでも分かるようにした |
| 技法 | 背景と文字の色の明るさに差をつけて、文字が読みやすくなるようにした |
作品を学校に置いたままの時は、授業プリントやアイデアスケッチ、作品の写真を見ながら書いてみてください。それもない時は、思い出せる範囲で大丈夫です。
鑑賞の問題への備え方
鑑賞の問題は、授業で見た作品の「作者の工夫」と「自分が感じたこと」を、それぞれ言葉にしておくと答えやすくなります。
中2・中3の美術では、日本の美術作品や、受け継がれてきた表現のよさを感じ取ったり、外国の美術との違いや共通点に気づいたりすることも学びます。
例えば、浮世絵と西洋の作品を見比べる授業があった人もいるかもしれません。テストでは、授業で見た作品が出ることが多いので、教科書や資料の作品を見直しておきましょう。

- 作品の名前と作者(授業で扱った範囲だけでよい)
- どんな時代や地域の作品か
- 色や形、構図でどんな工夫がされているか
- その作品を見て、自分がどう感じたか
『感じたことなんて、人それぞれじゃないの?』と思いますよね。そのとおりです。だからこそ、「なぜそう感じたか」を色や形と結びつけて書けると、伝わる答えになります。
例えば「明るい感じがした」だけでなく、「黄色やオレンジが多く使われていて、明るい感じがした」と書くと、見たことと感じたことがつながります。
友達と「この作品、どこがいいと思った?」と聞き合ってみるのもおすすめです。自分では気づかなかった見方が見つかると、記述で書ける言葉が増えていきます。
テスト前の進め方と、前日の過ごし方
美術は、授業プリントの見直し、用語の確認、作品を言葉にする、の3つを短い時間で回すのが基本です。5教科の勉強の合間に少しずつ進めましょう。
美術は実技教科の中でも、短い時間で準備しやすい教科です。5教科の勉強と組み合わせて、計画に入れておきましょう。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 1週間前 | テスト範囲表と授業プリントを確かめ、空欄や先生が強調した所に印を付ける |
| 4〜3日前 | 用語を問題形式で答えられるか確かめる。作品を3つの項目で言葉にする |
| 前日 | プリントの印の所と、作品の説明文をもう一度読む |
実技教科全体の進め方は期末テストの実技教科で紹介しています。中2のほかの教科も含めた進め方は中学2年生の期末テストを見てみてください。
「美術は前日でいいや」と後回しにして、授業プリントがどこにあるか分からなくなるパターンです。テスト範囲表が出たら、美術のプリントだけは先に1つのファイルにまとめておきましょう。
勉強の進め方を誰かに相談したい時
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中2美術の期末テストのよくある相談
「授業でやった技法がテストでどう出るか」「作品を考えて描く問題に何を書けばいいか」「前日しか時間がない」という相談がよく見られます。
中学2年の美術の期末テストについて寄せられる相談から、よくあるものを要約して紹介します。
相談1:授業でやった技法がテスト範囲。何を覚えればいい?
授業で針を使って削るように描く技法の作品を作っていて、それが期末テストの範囲になっている、という中学2年生の相談です。
技法がテスト範囲の時は、「使った用具の名前」「作り方の順番」「その技法でどんな表現ができるか」の3つを確かめておくと安心です。授業プリントに手順が書かれていたら、それを見ずに順番どおりに言えるか試してみてください。
相談2:図法を使った作品を考えて描く問題に、何を描けばいい?
立体の図法を使って「○○からのプレゼント」のような作品を考えて描く問題が出るらしいけれど、何を描けばいいか分からない、という相談です。
こうした問題は、上手さよりも「習った図法を正しく使えているか」と「テーマに合っているか」を見ることが多いです。描く内容を前もって1つ決めておき、図法の手順どおりに一度練習しておくと、当日あわてずに済みます。
相談3:明日がテスト。美術を一晩で覚えるには?
明日が期末テストで、美術や社会を一晩で覚えるにはどうすればいいか、という相談です。
時間がない時は、授業プリントの空欄と、先生が授業で「ここは大事」と言った所だけにしぼりましょう。全部を覚えようとするより、出やすい所を確実に覚えて、早めに寝るほうが当日の力が出しやすいです。
中1や中3の美術のテストについては、中1美術の期末テストと中3美術の期末テストでまとめています。
よくある質問
中学2年生の美術の期末テストは、教科書のどこから出ますか?
学校や先生によって違います。授業で扱ったページや、配られたプリントから出ることが多いので、テスト範囲表を確かめてみてください。
絵が苦手でも、美術のテストで点は取れますか?
取れます。筆記のテストでは、用語や技法、鑑賞した作品について答える問題が中心になることが多いです。絵の上手さより、授業の内容を覚えているかが問われます。
美術の成績は期末テストの点数だけで決まりますか?
決まるわけではありません。多くの学校では、作品やアイデアスケッチ、授業での取り組みなども合わせて評価します。どこが評価に入るかは学校ごとに違うので、気になる時は先生に聞いてみてください。
色の三要素と色の三属性は違うものですか?
どちらも色相・明度・彩度の3つを指す言い方として使われることがあります。学習指導要領の解説では「色の三属性」という言い方が使われています。授業や教科書でどちらの言葉を使っていたかを確かめて、それに合わせて覚えましょう。
まとめ
- 中2美術の期末テストは、授業で扱った技法・用語・鑑賞作品・授業プリントが中心
- 自分の作品を、テーマ・工夫・技法の3つで言葉にしておくと記述問題に強くなる
- 鑑賞の問題は、作者の工夫と自分が感じたことを色や形と結びつけて書く
- 1週間前から、プリントの見直し、用語の確認、作品の説明づくりを少しずつ進める
- 時間がない時は、授業プリントの空欄と先生が強調した所にしぼる





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