中学1年生の期末テスト|教科別の勉強法と平均点の考え方

中学1年生の期末テストの教科別の勉強法と平均点の考え方を解説する記事のアイキャッチ

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『中学に入って初めての期末テスト、何をどれだけやればいいの?』『平均点より上なら大丈夫?』と、分からないことだらけの中1さんも多いはずです。

結論から言うと、中学1年生の期末テストは、小学校のテストより範囲も教科も多いので、提出物のワークを早めに終わらせて、間違えた所を解き直すのが基本の形です。点数は平均点と比べるより、前回の自分と比べて見るのがおすすめなんです。

この記事を読めば、中1の1年間で期末テストがどう変わっていくか、教科ごとに何をすればいいか、点数をどう受け止めればいいかが分かります。

目次

中学1年生の期末テストは小学校のテストと何が違う?

先に結論

中学1年の期末テストは、何教科かを数日間でまとめて受けるテストです。小学校の単元ごとのテストとちがい、範囲が広く、自分で計画して準備する必要があります。

小学校では、単元が終わるたびに小さなテストを受けていた人が多いですよね。中学では、学期の途中と終わりにまとめてテストがあり、その終わりのほうが期末テストです。

期末テストそのものの仕組みは期末テストとはでくわしく書いているので、ここでは中1ならではの違いに絞って見ていきます。

比べること小学校のテスト中学1年の期末テスト
タイミング単元が終わるたび学期の終わりにまとめて
範囲1つの単元何週間ぶんもの授業
教科その日の授業の教科5教科に実技教科が加わることも
準備前の日に少し見直す2週間くらい前から計画する
結果点数だけ返ってくる平均点や順位が出る学校もある

中1でいちばん戸惑うのは「自分で計画すること」

中学1年生がまずつまずきやすいのは、勉強の中身よりも「いつ、何をやるか」を自分で決めることです。

小学校では先生が毎日の宿題を出してくれましたが、期末テスト前は、範囲表を見て自分で予定を立てる場面が増えます。初めてのテストの準備は初めての期末テストでステップごとにまとめています。

授業時間が多い教科ほど範囲も広くなりやすい

中学校の授業時間は、学校教育法施行規則という決まりで「標準」が示されています。中1では、国語・数学・英語が年間140時間ずつで、ほかの教科より多いんです。

教科中1の年間の標準授業時数
国語・数学・外国語(英語)各140
社会・理科・保健体育各105
技術・家庭70
音楽・美術各45

授業が多い教科は、それだけテスト範囲も広くなりやすいですよね。国語・数学・英語は、早めに手をつけておきましょう。

中1の1年間の期末テスト年間マップ

先に結論

中学1年の期末テストは、学期が進むごとに範囲が広がり、内容もむずかしくなっていきます。1学期は「中学の勉強に慣れる」、2学期は「範囲の広さに負けない」、3学期は「1年分をまとめる」がテーマです。

ここでは、中1の1年間の期末テストを「量・難しさ・つまずきやすい単元」の3つで並べてみます。単元の順番は教科書や学校の計画によって違うので、あくまで一つの例として見てくださいね。

学期量難しさつまずきやすい単元の例
1学期少なめ。初めてで量が読めない小学校の延長の内容も多い数学の正の数と負の数、英語の書く問題
2学期一番多くなりやすい文章題や計算が入り一段上がる数学の方程式・比例と反比例、理科の水溶液や光
3学期学年末テストとして1年分から出ることも図形や応用問題が増える数学の平面図形と空間図形、社会の歴史の流れ
中学1年の期末テストを1学期・2学期・3学期で、量・難しさ・つまずきやすい単元の3つで並べた年間マップの図解

1学期:中学の勉強に慣れるテスト

中学1年の1学期の期末テストは、多くの人にとって初めての期末テストです。量はまだ少なめですが、『どこまでやればいいか分からない』という不安がいちばん大きい時期ですよね。

この時期は、点数よりも「ワークを期限までに終わらせる」「間違えた問題を解き直す」という流れを一度やり切ることが大事です。

2学期:範囲が一番広くなりやすいテスト

中1の2学期の期末テストは、体育祭や文化祭などの行事のあとに来ることが多く、範囲も広くなりがちです。数学では方程式や比例・反比例など、文章を読んで式を立てる問題が増えてきます。

2学期の進め方は中1の2学期期末テストでくわしく紹介しています。

3学期:1年分のまとめになるテスト

3学期の期末テストは学年末テストと呼ばれ、学校によっては1年分の内容から出ることもあります。中学1年の学期末テストの中でも、復習の量が一番多くなりやすいんです。

1年分をどう整理するかは中1の3学期期末テストを参考にしてみてください。

2学期制の学校の場合

2学期制の学校では、期末テストは前期の終わりと後期の終わりの2回になります。回数が少ないぶん1回の範囲が広くなるので、上の表の「2学期」と「3学期」をまとめて意識しておくと準備しやすいです。

期末テスト中学1年の教科別勉強法

先に結論

5教科は「教科書とワークで基本を固める」、実技教科は「授業プリントと教科書の太字を見直す」が基本の形です。教科ごとに、得点しやすい所から手をつけてみてください。

『どの教科から始めればいいの?』と迷う人も多いですよね。ここでは教科ごとに、中1の期末テストで意識したいことをまとめます。

数学:計算問題を落とさない

中1の数学は、正の数と負の数、文字を使った式、一次方程式、比例と反比例、平面図形と空間図形、データの活用などを学びます。どの単元も、まずは計算問題で確実に点を取るのが土台になります。

符号のミスや、移項した時の符号の変え忘れはよくあるミスです。ワークで間違えた計算は、どこで間違えたかを赤ペンで書きこんでおきましょう。

単元ごとの対策は中1数学の期末テストにまとめています。

英語:教科書の本文を書けるようにする

英語は、教科書の本文と、そこで使われている文法が中心に出る学校が多いです。どの文法を何年生で習うかは教科書によって違うので、範囲表で確かめておきましょう。

本文を声に出して読み、日本語訳を見て英語で書けるか試すのが基本の形です。くわしくは中1英語の期末テストで紹介しています。

国語:教科書の文章をくり返し読む

国語は、授業で読んだ文章から出ることが多い教科です。先生が授業で強調した所や、ノートに書いた内容がそのまま問題になることもあります。

漢字や、比喩・倒置・体言止めなどの表現の技法も、中1でよく出る所です。対策は中1国語の期末テストを参考にしてみてください。

理科・社会:用語を「説明できる」ところまで

理科は、中1で光と音、力のはたらき、身の回りの物質、生物の観察と分類、大地の成り立ちなどを学びます。社会は、中1と中2で地理と歴史を並行して学ぶのが原則です。

どちらも用語を覚えるだけでなく、「それは何か」を一言で説明できるようにしておくと、記述問題にも強くなります。

実技教科:プリントと教科書の太字

音楽・美術・保健体育・技術家庭は、授業で配られたプリントや教科書の太字から出ることが多いです。実技教科は前日にまとめてやろうとすると間に合わなくなりがちなので、1日1教科ずつ見直しておきましょう。

中1の期末テストで最初に確かめること
  • 教科ごとのテスト範囲のページ
  • 提出するワークやプリントと締め切り
  • 実技教科で何が出ると言われたか
  • 当日の持ち物(定規・コンパスなど)

平均点と順位はどう考える?点数の見方

先に結論

平均点は「その回のテストのむずかしさ」の目安です。自分の点数は、平均点との差と、前回の自分との差の2つで見ると、次に何をすればいいかが見えてきます。

テストが返ってくると、平均点や順位が気になりますよね。『500点満点で何点取れたらいい方なの?』という相談もとても多いんです。

平均点はテストごとに上下する

平均点は、そのテストを受けた人の点数をならしたものです。むずかしいテストなら低くなり、やさしいテストなら高くなります。

例えば、中間テストで90点、期末テストで60点だったとしても、平均点も下がっていれば、まわりと比べた位置はあまり変わっていないこともあるんです。

平均点との差で見る、次の一手

点数そのものより、平均点との差で見ると、教科ごとの次の一手が決めやすくなります。

平均点との差どう受け止めるか次のテストでやること
平均点より大きく上得意教科として自信にしてよいミスした問題を見直して取りこぼしを減らす
平均点の前後基本はできているワークの2周目で解けなかった問題を減らす
平均点より大きく下つまずいた単元があるサイン前の単元まで戻って基本問題からやり直す
平均点との差を3つに分けて、教科ごとに次のテストでやることを決める方法の図解

順位は学校によって出し方が違う

順位を出す学校もあれば、出さない学校もあります。順位は学年の人数やその回の結果によって動くので、1回の順位だけで自分の実力を決めつけなくて大丈夫です。

合計点より「教科ごとの差」を見る

5教科の合計点は分かりやすいので、つい合計だけを見てしまいますよね。でも合計点が同じでも、全部の教科が平均くらいの人と、1教科だけ大きく下がっている人とでは、次にやることがまったく違います。

答案が返ってきたら、教科ごとに「平均点との差」をノートに書き出してみてください。一番差が小さい、または下回っている教科が、次のテストでいちばん伸ばしやすい教科なんです。

保護者の方へ:点数を見た時の声かけ

初めての期末テストの結果は、本人も気にしていることが多いです。点数だけを見て「もっと頑張りなさい」と言うより、「どの問題が難しかった?」と聞いてみてください。

間違えた問題を一緒に1つだけ見るだけでも、次のテストへの気持ちが前向きになりやすいですよ。サポートのしかたは保護者ができるサポートにもまとめています。

よくある失敗

友達との点数の比べ合いで落ち込んで、答案を見直さずにしまってしまうことがあります。答案は次のテストのいちばんの教材なので、間違えた所だけでも確かめておきましょう。

中学1年生の期末テストでよくある相談

先に結論

中1の期末テストの相談で多いのは、「この点数で高校は選べる?」「教科書とワークだけで大丈夫?」「休んだらどうなる?」の3つです。

ここでは、Yahoo!知恵袋などでよく見かける中学1年の期末テストの相談を、内容を少し変えて紹介します。

相談1:中1の期末テストの点数で、行ける高校は決まる?

『中学1年の期末テストで、5教科の合計がこのくらい。高校はある程度選べますか?』という相談です。

実は、高校入試でどの学年の成績を使うかは、都道府県によって違います。例えば東京都立高校では中3の成績が使われ、神奈川県の公立高校では中2と中3の成績が使われます(年度によって変わることがあります)。

中1の点数だけで行ける高校が決まるわけではありません。ただ、中1の内容は中2・中3の土台になるので、ここでつまずいた所を残さないことが大事なんです。

相談2:教科書とワークだけの勉強で大丈夫?

『塾に行っていないので、学校の教科書とワークだけで勉強しています。これで足りますか?』という相談もよく見かけます。

結論から言うと、期末テストは授業で習ったことから出るので、教科書とワークをしっかり使えば十分に準備できます。大事なのは、ワークを1回解いて終わりにせず、間違えた問題を解き直すことです。

ワークの使い方は期末テストのワークの進め方でくわしく紹介しています。

相談3:期末テストを休んだら、成績はどうなる?

『インフルエンザで期末テストの一部を受けられなかった。成績はどうやってつくの?』という相談です。

休んだ時の扱いは学校ごとに違います。後日テストを受けられる学校もあれば、ほかのテストの点数や授業での取り組みをもとに成績をつける学校もあります。

いちばん確かなのは、担任の先生や教科の先生に直接たずねることです。保護者の方から学校に聞いてもらってもいいですね。

相談から分かる、確かめておきたいこと
  • 自分の地域の高校入試で、どの学年の成績が使われるか
  • ワークの2周目までやる時間があるか
  • テストを休んだ時の学校のルール

中1の期末テスト2週間前からの進め方

先に結論

中1の期末テストは、2週間前に範囲を確認し、1週間前までにワークを一通り終え、最後の1週間で解き直しと暗記をするのが基本の形です。

『2週間前って、何から始めればいいの?』という人のために、基本の流れをステップにしておきます。部活や習い事の予定に合わせて、自分で日数を調整してみてください。

2週間前からの進め方
  1. テスト範囲表で、教科ごとの範囲と提出物を書き出す
  2. 1日にやる教科とワークのページを決める
  3. 1週間前までに、ワークを一通り終える
  4. 間違えた問題に印を付けて、2周目で解き直す
  5. 実技教科のプリントと理科・社会の用語を見直す
  6. 前日は、印を付けた問題と暗記だけを確認する

1日の勉強時間は「測って」決める

『みんなは1日何時間勉強しているの?』と気になる人もいますよね。ただ、必要な時間は人によって大きく違います。

まずは1日やってみて、ワーク1ページに何分かかったかを測ってみてください。そこから逆算すると、自分に合った計画が立てやすくなります。

期末テストに向けて、間違えた問題に印を付けたワークを解き直している中学1年生の手元の写真

部活がある日とない日で、やることを分ける

中1は部活にも入ったばかりで、帰ってくると疲れて机に向かえない日もありますよね。そんな時は、日によってやることの重さを変えておくと続けやすいです。

日の種類おすすめのやることポイント
部活がある日英単語・漢字・理科社会の用語など短く終わるもの寝る前の少しの時間でもできる
部活がない日数学の計算やワークの解き直しなど時間がかかるものまとまった時間を使う
休みの日1週間でたまった間違い直しと実技教科午前中に重い教科を入れる

例えば、『今日は部活で疲れたから何もできない』という日でも、英単語を10個だけ確かめるなら気持ちが楽ですよね。何もしない日を作らないことが、2週間を乗り切るコツです!

テスト期間中の過ごし方

期末テストは何日かに分けて行われることが多いです。1日目が終わったら、終わった教科の見直しはそこそこにして、翌日の教科に切りかえましょう。

「今日の数学どうだった?」「もう終わったことだし、明日の理科やろう」と、気持ちを切りかえるのも大切な準備の一つです。

テスト期間中の1日のチェック
  • 翌日の教科の持ち物をそろえる
  • 印を付けた問題だけを見直す
  • いつもと同じ時間に寝る

一人でやるか、人の手を借りるか

中1のうちは、一人で計画を立てて最後までやり切るのが難しい人も少なくありません。それは当たり前のことなので、気にしなくて大丈夫です。

もし、小学校の算数の所まで戻って学び直したい時や、範囲に合わせた計画を一緒に立ててほしい時は、人の手を借りるのも一つの方法です。分からない所をその場で質問できる相手がいると、勉強の習慣も身につきやすくなります。

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よくある質問

中学1年の期末テストは何教科ありますか?

5教科だけの学校もあれば、実技教科を加えて9教科を受ける学校もあります。学期によって教科数が変わることもあるので、テスト範囲表で確かめておきましょう。

中1の1学期の期末テストで平均点を下回りました。挽回できますか?

中1の1学期は、まだ中学の勉強に慣れていない時期です。間違えた単元を確かめて、次のテストまでに解き直しておけば十分に取り返せます。1回の結果で落ち込まなくて大丈夫です!

中1の期末テストは何日前から勉強すればいいですか?

2週間前くらいから始めるのが基本の形です。提出するワークが多い時は、もう少し早めに少しずつ進めておくと、直前に慌てずにすみます。

期末テストの1年生の範囲は、中2のテストにも出ますか?

中2の最初のテストに中1の内容が出るかどうかは学校によって違います。ただ、数学や英語は中1の内容が中2の土台になるので、苦手な所は早めに復習しておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 中学1年生の期末テストは、小学校のテストより範囲も教科も多い
  • 1学期は慣れる、2学期は範囲の広さ、3学期は1年分のまとめがテーマ
  • 5教科は教科書とワーク、実技教科はプリントと太字が基本
  • 点数は平均点との差と、前回の自分との差の2つで見る
  • 2週間前に範囲を確認し、1週間前までにワークを一通り終える
期末テストドットコム

期末テストドットコム 編集部

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