中学3年の1学期期末テスト|部活の引退前後に点を落とさない

中学3年の1学期期末テストを部活の引退前後で点を落とさずに乗り切る方法を解説する記事のアイキャッチ

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『最後の大会が近いのに、期末テストもある。どっちも大事でどうしよう』と、焦っている中3さんも多いはずです。

結論から言うと、中学3年の1学期期末テストは、部活がある時期とない時期で1日の時間割を分けて組むのが基本の形です。部活を続けながらでも、時間の使い方を決めておけば点は落とさずにすみます。

この記事を読めば、引退前と引退後それぞれの時間割の組み方と、中3の1学期に押さえたい範囲が分かります。

目次

中学3年の1学期期末テストは何が特別?

先に結論

中3の1学期の期末テストは、部活の最後の大会とテスト期間が近くなりやすく、範囲には中3で新しく習う単元が入ります。そして、高校入試の調査書(内申書)に中3の成績を使う地域も多い時期です。

中学三年生の一学期の期末テストは、受験学年になって最初の期末テストという人が多いですよね。ほかの学年のテストとは、少し事情が違うんです。

特別なところどう影響するか
部活の最後の大会が近い勉強の時間がとりにくい日が続く
中3の新しい単元が入る数学や理科で、初めて見る内容が範囲になる
調査書に使われる地域が多い成績のつけ方が入試に関わることがある
夏休み前のテスト結果が夏の受験勉強の計画の材料になる

調査書のどの学年を使うかは地域で違う

高校入試で調査書の成績をどう使うかは、都道府県によって違います。例えば東京都の令和8年度の都立高校入試では、中3の評定を使い、第3学年の1学期と2学期の成績を十分参考にするとされています。

一方、神奈川県の公立高校入試の概要では、中2の評定の合計に、中3の評定の合計を2倍して足す形が示されています。自分の地域の扱いは、学校の先生や教育委員会の案内で確かめてみてください。

『1学期の期末テストは高校に関係あるの?』と気になる人も多いですよね。地域や学校によりますが、中3の成績が使われる地域なら、1学期も大事な材料の一つになるんです。

中学3年生の期末テスト全体の考え方は、中学3年生の期末テストでまとめています。期末テストそのものの仕組みは期末テストとはを見てみてください。

部活の引退前・引退後で変える1日の時間割

先に結論

部活の大会が続く引退前は「朝と寝る前の短い時間」、引退後は「放課後のまとまった時間」を勉強の中心にします。時期によって時間割を切りかえるのがコツです。

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。部活の最後の大会と期末テストが近い時期は、同じ時間割で2週間を乗り切ろうとすると無理が出やすいんです。

最後の大会の時期や、テストの前に部活が休みになるかどうかは、学校や部活によって違います。ここでは2つのパターンに分けて、時間割の例を置いておきますね。

引退前:大会と練習が続く時期

時間帯やることの例
朝、家を出る前英単語や漢字など、短い暗記もの
休み時間・すきま時間範囲表を見て、その日の作業を確かめる
部活のあと、夕食まで体を休める。無理に机に向かわない
夕食後ワークの1周目を、作業1つか2つだけ
寝る前朝に覚えたものを見直す

疲れている日に長い時間勉強しようとしても、なかなか集中できませんよね。引退前は「作業の数」を少なめに決めて、毎日続けることを優先しましょう。

引退後:部活がなくなった時期

時間帯やることの例
放課後すぐ苦手教科のワークや解き直しなど、考える作業
夕食前2教科目の作業
夕食後暗記ものと、その日間違えた問題の見直し
寝る前次の日の作業を決める
部活の引退前と引退後で、1日の勉強の時間割を切りかえる方法を比べた図解

引退前の時間割で押さえたい3つのコツ

部活が続く時期は、時間よりも「疲れていてもできるか」で作業を選ぶのが大事です。

引退前の時間割のコツ
  • 朝の作業は、前の日の夜に机の上に出しておく
  • 夕食後の作業は、ワーク数ページなど終わりが見える大きさにする
  • 大会の前日と当日は、勉強の予定を入れない
  • 大会が終わった次の日に、遅れた作業を移す日をつくる

例えばこんな場面です。

「練習で疲れて、夜はワークを開く気になれない」

「それなら、夜は英単語を10個だけにして、ワークは朝に回してみよう」

部活のあとに、単語カードと暗記用のノートで短い時間の勉強をしている中学3年生の手元の写真

引退した直後は、部活の時間がまるごと空きます。『急に時間ができても、何をすればいいか分からない』となりやすいので、引退前のうちに引退後の時間割を作っておくのがおすすめです。

よくある失敗

大会が終わってから一気に取り返そうとして、テスト直前に徹夜に近い勉強をしてしまうことも。睡眠が削られると、テスト当日に力を出しにくくなります。引退前から少しずつ進めておきましょう。

時間割の中身になる計画表の作り方は、期末テストの勉強計画表の作り方で紹介しています。

中3の1学期期末テストで出やすい範囲

先に結論

中3の1学期は、数学や理科で中3の新しい単元が範囲に入ります。教科書によって順番は違うので、範囲表を見て、初めて習う単元から先に手をつけておきましょう。

中学3年1学期の期末テストの範囲は、学校によってさまざまです。ここでは、学習指導要領で中3に学ぶとされている内容から、1学期に入ることがある単元を例として並べてみます。

教科中3で学ぶ内容の例準備のポイント
数学平方根、展開と因数分解、二次方程式など計算のルールをワークでくり返す
理科化学変化とイオン、運動とエネルギー、生命の連続性など用語の意味と、実験の結果をセットで覚える
社会歴史の続きと公民流れと用語をつなげて覚える
英語教科書の本文と、そこで使われる文法本文を読んで書けるようにする
国語教科書の文章、慣用句や四字熟語、敬語など本文の読み直しと漢字

教科書によって、どの単元を何学期に習うかは違います。英語の文法は、何年生で習うかも教科書によって違うので、自分の範囲表で確かめてみてください。

中3の1学期は「受験の土台」になる単元が多い

数学の平方根や展開・因数分解は、そのあとの二次方程式や関数の計算でも使います。ここでつまずくと、2学期以降の単元にも影響が出やすいんです。

中3の1学期の範囲は、テストのためだけでなく、夏の受験勉強の土台にもなります。1学期のうちに、ワークの基本問題は解けるようにしておきましょう。

どの教科から手をつけるか

範囲表を見たら、まず「中3で初めて習った単元」が多い教科から手をつけてみてください。初めての単元は、ワークを1周するのにも時間がかかるからです。

順番手をつける教科の例理由
1番目数学・理科新しい単元の計算や実験の理解に時間がかかる
2番目英語・国語本文の読み直しと暗記を毎日少しずつ進める
3番目社会用語の暗記を後半に集中して進めやすい
最後実技教科授業プリントを中心に、最後の数日で見直す

この順番は一つの例です。苦手な教科があれば、その教科を一番先にしてかまいません。

「主体的に学習に取り組む態度」も見られている

中学の成績は、テストの点だけでなく「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点で見られます。神奈川県の公立高校入試の概要では、中3の「主体的に学習に取り組む態度」の評価を点数にして選考に使うことも示されています。

テスト勉強の時に、分からない所を先生に質問したり、間違えた問題を解き直したりする取り組みも、学びの大事な一部です。点数だけにとらわれず、準備のしかたも大切にしておきましょう。

夏休み前の1学期の期末テスト全体の進め方は、1学期の期末テストでも紹介しています。

中学3年生の1学期期末テストでよくある相談

先に結論

中3の1学期のテストのあとは、「1学期と2学期はどちらが大事?」「提出物はどれくらい影響する?」「平均点より下でやばい?」という相談が多く見られます。どれも、自分の地域と学校の決まりを確かめることが出発点です。

知恵袋などでよく見かける相談を、要約して取り上げます。

1学期と2学期の期末テスト、どちらが大事ですか?

中3の成績が調査書に使われる地域では、1学期と2学期の両方が材料になることが多いです。東京都のように、1学期と2学期の成績を十分参考にするとしている例もあります。

どちらか片方だけが大事、とは言いにくいんです。

1学期の結果がよくなくても、2学期で挽回する道は残っています。2学期の準備は中3の2学期期末テストでまとめています。

提出物を1回忘れただけで、成績はどれくらい下がりますか?

提出物をどのくらい成績に反映するかは、学校や先生によって違います。忘れてしまったら、まずは先生に相談してみてください。

国の考え方では、提出物やノートは評価の材料の一つになりえますが、それだけで決まるものではないとされています。1回の忘れで全部が決まると思いつめなくて大丈夫です。

5教科の合計が平均点より下でした。これってやばいですか?

平均点より下だったと聞くと、あせってしまいますよね。ただ、中3の1学期は夏休みの前です。ここから取り返す時間はまだあります。

まずは教科ごとに、平均点との差が大きい教科を1つ選んでください。その教科のワークの基本問題を、夏休みのうちに解き直すところから始めるのが進めやすいです。

補足

ここで取り上げた相談は、実際の質問の内容をもとに要約したものです。回答は一般的な勉強の進め方として書いています。

一人でやるか、人の手を借りるか

先に結論

引退前後の時間割を自分で組めれば、一人でも十分に準備できます。ただ、苦手な単元が前の学年から続いている時は、人の手を借りて戻り学習をする方法もあります。

中3は、部活と勉強の切りかえで手いっぱいになりやすい時期です。『どこから手をつければいいか分からない』と感じたら、人の手を借りるのも一つの方法です。

人の手を借りると進みやすい場面
  • 中1・中2の単元でつまずいたままの教科がある
  • テスト範囲に合わせて、引退前後の計画を立ててほしい
  • 分からない問題を、その日のうちに質問したい
  • 引退後に、毎日の勉強の習慣をつくりたい

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よくある質問

中学3年の1学期期末テストは、いつごろありますか?

3学期制の学校では、1学期の終わりごろにある学校が多いです。2学期制の学校では前期の途中に中間テストがある形になることもあります。日程は学校の年間予定で確かめてください。

部活の大会とテスト期間が重なったら、どうすればいいですか?

大会までは朝と寝る前の短い時間で暗記ものを進め、大会が終わってから考える作業を増やす形がおすすめです。大会の前後で時間割を切りかえておきましょう。

中3の1学期の成績は、高校入試に使われますか?

地域によって違います。中3の成績を使う地域では、1学期の成績も材料になることがあります。自分の地域の扱いは、学校の先生に確かめてください。

中3の1学期期末テストの勉強は、いつから始めればいいですか?

範囲表が配られたら、その日から始めるのが基本です。部活の大会が近い人は、大会の前から朝や寝る前の短い時間で暗記ものを進めておくと、あとが楽になります。

1学期の期末テストの結果が悪かったら、もう間に合いませんか?

間に合わないことはありません。夏休みに苦手な単元の基本問題を解き直し、2学期のテストにつなげていきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 中学3年の1学期期末テストは、部活の最後の大会と重なりやすく、中3の新しい単元が入る
  • 調査書でどの学年の成績を使うかは地域によって違う
  • 引退前は朝と寝る前の短い時間、引退後は放課後のまとまった時間を中心にする
  • 引退後の時間割は、引退前のうちに作っておく
  • 数学の平方根や展開・因数分解は、受験の土台になる
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期末テストドットコム 編集部

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