中学の期末テスト|教科数・時期・中間テストとの違い

中学の期末テストの教科数や時期、中間テストとの違いを解説する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、編集部が文部科学省・教育委員会・教材会社など公式の公開情報と読者の声を調べて独自に執筆しています。紹介しているサービスの一部にはPRを含みます。

『中学の期末テストって、小学校のテストと何が違うの?』『教科が多すぎて、どこから手をつければいいか分からない』と感じている中学生も多いはずです。

結論から言うと、中学期末テストは「学期のまとめのテスト」で、実技教科まで入って教科数が一気に増えるのがいちばんの特徴です。だからこそ、全部を同じように勉強するのではなく、時間の配り方を先に決めておくのがコツなんです。

この記事を読めば、中学校の期末テストの時期や教科数、中間テストとの違いが分かり、自分の勉強時間をどう分ければいいかが見えてきます。

目次

中学の期末テストはどんなテスト?

先に結論

中学生の期末テストは、学期の終わりに、その学期に習った内容をまとめて確かめるテストです。いつ・何教科・どこまでを出すかは学校ごとに決めているので、まずは自分の学校のテスト範囲表を見るところから始めましょう。

期末テストは、中間テストと並ぶ「定期テスト」の一つです。期末テストそのものの意味は期末テストとはでくわしく書いているので、ここでは中学ならではの所を見ていきますね。

実は、定期テストを何回・いつ行うかは、法律で一律に決まっているわけではありません。学期の区切りは、公立の学校なら教育委員会が、私立の学校なら学校の決まり(学則)で決めています。

なので、友達の学校と時期や回数がちがっても、それはおかしなことではないんです。

3学期制と2学期制で回数が変わる

期末テストの回数は、学校が3学期制か2学期制かで変わります。

文部科学省の令和7年度の調査(計画)では、公立の中学校等のうち3学期制が77.7%、2学期制が22.2%でした。3学期制の学校が多いですが、2学期制の学校も少なくありません。

学期制期末テストの区切りよくある時期のイメージ
3学期制1学期末・2学期末・3学期末(学年末)夏休み前・冬休み前・学年の終わり
2学期制前期末・後期末秋ごろ・学年の終わり

3学期制の学校では、3学期の期末テストを「学年末テスト」と呼ぶこともあります。2学期制の学校のテストの時期は、2学期制の期末テストで見てみてください。

公立中学と私立中学でちがうこと

公立中学の期末テストと私立中学の期末テストは、基本の考え方は同じです。ただ、時期や回数、範囲の決め方には学校ごとの色が出やすいです。

比べる所公立中学私立中学
学期の決め方教育委員会が定める学校の学則で定める
使う教科書地域で採択されたもの学校が選んだもの
テストの範囲教科書の進み方に合わせることが多い学校独自の教材が入ることも
確かめる所学校の予定表・範囲表学校の予定表・範囲表

どちらの場合も、いちばん確かなのは学校から配られる予定表とテスト範囲表です。

中間テストとどう違う?

先に結論

中間テストは学期の途中、期末テストは学期の終わりに行うのが一般的です。期末テストは実技教科が加わりやすく、範囲も「中間テストのあと」が中心になりやすいのが大きな違いです。

『中間と期末って、名前が違うだけじゃないの?』と思う人もいますよね。ただ、準備のしかたは少し変わってきます。

中間テスト
  • 学期の途中に行う
  • 主要5教科だけの学校が多い
  • 範囲は学期の始めから中間まで
  • 準備は5教科に集中しやすい
期末テスト
  • 学期の終わりに行う
  • 実技教科まで入る学校が多い
  • 範囲は中間テストのあとが中心
  • 教科が多く、早めの準備が要る

中間テストがなく、期末テストだけの学期がある学校もあります。その場合は、学期の始めから終わりまでがまるごと範囲になることもあるんです。

中学の中間テストと期末テストの違いを、時期・教科数・範囲の3点で比べた図解

範囲表が配られたら確かめること

期末テストの準備は、テスト範囲表を読むところから始まります。『範囲表はもらったけど、ちゃんと読んでいない』という人も多いのではないでしょうか。

範囲表には、テストの日程だけでなく、点を取るためのヒントがたくさん書かれています。

確かめる所見るポイント
テストの日程何日に分かれているか。1日目にどの教科があるか
教科ごとの範囲教科書の何ページから何ページまでか
提出物何を、いつまでに、どこまでやって出すのか
持ち物実技教科で教科書やプリントを使うかどうか
先生からのひとこと「ワークから出します」など出題のヒント

特に提出物の締め切りは、テスト当日に集める学校もあれば、テスト前に集める学校もあります。最初に確かめて、手帳やカレンダーに書いておきましょう。

例えばこんな場面で違いが出る

例えば、中間テストでは5教科だけを2週間かけて勉強できていた人がいたとします。期末テストでは、同じ2週間に音楽や美術の勉強も入ってきます。

「中間と同じペースでいいや」と思っていると、最後の数日で実技教科に手が回らなくなりがちです。期末は「教科数が増える」と知っておくだけで、計画の立て方が変わります。

よくある失敗

中間テストの点がよかったので、期末も同じ準備で大丈夫だと思ってしまうことも。教科が増えるぶん、5教科にかけられる時間は減ります。範囲表が配られたら、まず教科の数を数えてみましょう。

期末テストは何教科?5教科と実技4教科

先に結論

中学の教科は全部で9教科です。期末テストでは、主要5教科に実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)を加えた9教科をテストする学校が多いです。

中学校で習う教科は、国語・社会・数学・理科・外国語(英語)・音楽・美術・保健体育・技術家庭の9教科です。このうち前の5つを「主要5教科」、あとの4つを「実技教科」や「副教科」と呼ぶことが多いですね。

教科のグループ教科テストの中身の傾向
主要5教科国語・社会・数学・理科・英語教科書とワークの問題が中心
実技4教科音楽・美術・保健体育・技術家庭授業プリントや教科書の用語・知識が中心

期末テストで実技教科をどう出すかは、学校によって違います。9教科を全部ペーパーテストで行う学校もあれば、一部の教科は作品や実技で評価する学校もあります。

授業の時間数から見える教科の重さ

法律では、中学校の教科ごとの授業時間数の標準が決まっています。1年間の授業の数を見ると、どの教科にどれくらい時間がかかっているかが分かります。

教科中1中2中3
国語140140105
社会105105140
数学140105140
理科105140140
英語140140140
音楽453535
美術453535
保健体育105105105
技術家庭707035

数字は1年間の授業の数(1回50分)の標準です。実技教科は授業の数が少ないぶん、テストの範囲もせまくなりやすいんです。

ただ、範囲がせまいからといって勉強しなくていいわけではありません。実技教科の勉強のしかたは期末テストの実技教科でくわしく紹介しています。

3つの層に分けて時間を配る

先に結論

中学の期末テストは「主要5教科」「実技4教科」「提出物」の3つの層に分けて考えると、時間の配り方が決めやすくなります。層ごとに、始める時期と1日にかける時間を変えるのがポイントです。

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。教科が9つもあると、『全部を同じだけやるのは無理…』と思いますよね。

そこで、期末テストの勉強を3つの層に分けてみます。

中学の期末テストを主要5教科・実技4教科・提出物の3つの層に分け、始める時期と時間のかけ方を示した図解
層中身始める時期の目安時間のかけ方
1層目 提出物ワーク・プリント・ノート範囲表が配られたらすぐ毎日少しずつ。テストの1週間前までに1周
2層目 主要5教科教科書・ワークの問題2週間前ごろから勉強時間のいちばん大きな部分を使う
3層目 実技4教科授業プリント・教科書の用語1週間前ごろから1日に短い時間でいいので毎日ふれる

提出物を1層目にしているのは、提出物を終わらせることが、そのまま5教科の勉強にもなるからです。ワークを早めに1周しておけば、あとは間違えた所の解き直しに時間を回せます。

ワークの進め方は期末テストのワークの進め方でくわしく書いています。

1日の時間をどう分ける?

例えば、平日に勉強できる時間が限られている場合は、こんな分け方があります。

1日の勉強の分け方の例
  1. 最初にワークや提出物を決めた量だけ進める
  2. 次に主要5教科のうち、苦手な教科を1つやる
  3. 最後に実技教科のプリントを見直す

実技教科を最後に置いているのは、用語を見直すだけなら疲れていても取り組みやすいからです。反対に、数学の計算や英語の文法は、頭が元気なうちにやると進みやすいですよ。

自分の配分を決めるチェック

3つの層のどこに時間を多く使うかは、人によって違います。次の項目に当てはまるものが多い層ほど、時間を多めに取ってみてください。

時間を多めに取りたい層の見つけ方
  • 提出物がまだ半分以上残っている(1層目を多めに)
  • 前回のテストで平均点に届かなかった教科がある(2層目を多めに)
  • 実技教科の授業プリントがどこにあるか分からない(3層目を多めに)
  • 前回、実技教科の勉強が前日だけになった(3層目を早めに)

部活がいそがしい時の配り方

平日は部活で帰りがおそく、疲れてしまう人もいますよね。そんな時は、平日と休日で層の担当を分けるのも一つの方法です。

曜日取り組む層やることの例
平日1層目と3層目ワークを決めたページだけ進める、実技のプリントを読む
休日2層目数学や英語など、まとまった時間が要る教科を進める

平日にワークと実技を少しずつ進めておくと、休日を5教科の苦手な所にまるごと使えます。部活がテスト前に休みになる学校なら、その期間に2層目を一気に進めましょう。

勉強時間をどれくらい取るかは、人によって違います。まずは1週間、実際に何分勉強できたかを記録してみると、無理のない計画が立てやすくなります。

中1・中2・中3で期末テストはどう変わる?

先に結論

期末テストの形は3年間あまり変わりませんが、学年が上がると範囲の内容がむずかしくなり、成績の使われ方も変わってきます。特に中3は、高校入試の調査書(内申書)との関係を意識する人が多い学年です。

『中1のうちは、そこまでがんばらなくてもいいのかな』と考える人もいるかもしれません。ただ、学年によって気をつけたい所は少しずつ違います。

学年期末テストの特徴気をつけたいこと
中1初めての期末テスト。実技教科のテストに戸惑いやすいテスト勉強のやり方そのものを身につける
中2内容がむずかしくなる。部活や行事でいそがしい中だるみで、わからない単元を残さない
中3受験勉強と重なる。範囲が受験内容と重なる教科も受験勉強と期末テストの勉強を分けすぎない

学年ごとのくわしい進め方は、中学1年生の期末テスト、中学2年生の期末テスト、中学3年生の期末テストで紹介しています。

成績はテストの点だけで決まるわけではない

中学校の成績は、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点で見られます。期末テストは、この評価の大事な材料の一つです。

ただ、テストの点数をどう成績につなげるかは、各学校が決めています。提出物や授業での取り組みも見られますが、ノートや挙手の回数だけで決まるわけではありません。

調査書(内申書)との関係

高校入試では、中学校から「調査書」という書類が高校に送られます。どの学年の成績をどれくらい使うかは、都道府県によって違います。

例調査書で使う学年
東京都立高校(令和8年度入試)中3の成績(1学期・2学期を十分参考にする)
神奈川県の公立高校中2の評定の合計と、中3の評定の合計を2倍したもの

これはあくまで2つの例です。自分の住んでいる地域の扱いは、学校の先生や教育委員会の案内で確かめてみてください。

補足

「中3だけ頑張ればいい」と決めつけるのは早いかもしれません。地域によっては中2の成績も使われますし、中1の内容が中3の勉強の土台にもなります。

中学の期末テストでよくある相談

先に結論

「実技教科はどこまで勉強すればいいか」「体調が悪くて休んだらどうなるか」「点数がずっと低いけど受験は大丈夫か」の3つは、中学生からよく聞く相談です。どれも、ひとりで悩まず学校の先生に聞いていい内容です。

知恵袋などでよく見かける中学生の期末テストの相談を、要約して取り上げます。

実技教科は、5教科ほど勉強しなくても大丈夫ですか?

『音楽や美術まで手が回らない…』という相談は、とても多いです。結論から言うと、5教科と同じ時間は要りませんが、まったく手をつけないのはもったいないです。

実技教科は範囲がせまいことが多く、授業プリントと教科書の太字を見直すだけでも取れる問題があります。毎日短い時間でいいので、1週間前からふれておきましょう。

体調が悪くて期末テストを休んだら、成績はどうなりますか?

熱が出て欠席した、寝坊してしまった、という相談もあります。まずは休んだ日のうちか、次に登校した日に担任の先生へ伝えてみてください。

後日に受けられるか、その場合の成績の扱いはどうなるかは、学校によって違います。『どうしよう』とひとりで抱えるより、先生に聞くのがいちばんの近道です。

ずっと点数が低いのですが、高校受験にどれくらい影響しますか?

これまでの期末テストで思うような点が取れていない、という相談です。不安になりますよね。

ただ、高校入試で何が使われるかは地域や高校によって違い、当日の学力検査もあります。今からできることは、わからなくなった単元まで戻って、一つずつ解ける問題を増やしていくことです。

補足

ここで取り上げた相談は、実際の質問の内容をもとに要約したものです。回答は一般的な考え方として書いています。

一人でやるか、人の手を借りるか

先に結論

3つの層で時間を配れば、一人でも期末テストの準備は進められます。ただ、前の学年の内容でつまずいている時や、計画が毎回止まってしまう時は、人の手を借りるのも一つの方法です。

『がんばっているのに、なかなか点につながらない』という時は、やり方そのものを見直すタイミングかもしれません。

人の手が役立つ場面
  • つまずいた単元の、もとになっている所まで戻って教えてほしい
  • テスト範囲に合わせて、いつ何をやるかを一緒に決めてほしい
  • 分からない所を、その日のうちに質問したい
  • 毎日決まった時間に机に向かう習慣をつくりたい

例えば、家庭教師のあすなろは、小学生・中学生・高校生を対象にした家庭教師です。家に来てもらう訪問の授業と、Zoomを使ったオンラインの授業があります。

勉強が苦手な子のサポートに力を入れているのも特徴です。

中学生の指導では、学校の授業のフォローから定期テスト対策まで、一人ひとりに合わせて行うと説明しています。テストに出題されやすいポイントを重点的に勉強できる、という案内もあります。

無料の体験授業があり、定期テストの2週間前からテスト終了日の前日までに集中して教わるプランも用意されています。運営会社と公式サイトは地域ごとに分かれているので、対応エリアのページからお住まいの地域を選んで確かめてみてください。

家庭教師のあすなろ(PR)

テスト勉強のやり方から、一緒に見てほしい方へ

家庭教師のあすなろは、勉強が苦手な子のサポートに力を入れている小学生・中学生・高校生向けの家庭教師です。ご自宅への訪問のほか、オンラインでも1対1で教われます。テスト前は出題されやすいポイントにしぼった勉強の進め方を教えてくれます。まずは無料の体験授業で、お子さんに合うか確かめてみてください。

無料あすなろの無料体験授業を見る

運営会社と公式サイトは地域ごとに分かれています。料金や内容はお住まいの地域の公式サイトで確認してください。

中学生向けのオンライン塾という選び方もあります。気になる人は期末テスト対策のオンライン塾も見てみてください。勉強のやり方を一から見直したい人は期末テストの勉強法が参考になります。

よくある質問

中学の期末テストは何教科ありますか?

主要5教科に実技4教科を加えた9教科をテストする学校が多いです。ただ、実技教科の一部を作品や実技で評価する学校もあるので、テスト範囲表で確かめてみてください。

期末テストは中学で年に何回ありますか?

3学期制の学校では年3回、2学期制の学校では年2回のことが多いです。中間テストを行わない学期がある学校もあり、回数は学校ごとに違います。

中学校の期末テストは1日で終わりますか?

教科が多いので、何日かに分けて行う学校が多いです。1日に何教科あるか、午前で終わるかどうかは、学校の時間割で確かめてみてください。

公立中学と私立中学で期末テストの難しさは違いますか?

学校ごとに作るテストなので、一概には言えません。私立中学では学校独自の教材から出ることもあるので、配られたプリントや範囲表をよく見ておきましょう。

期末テストの勉強はいつから始めればいいですか?

範囲表が配られたらすぐに提出物から始め、主要5教科は2週間前ごろ、実技教科は1週間前ごろから始めるのが基本の形です。自分の勉強できる時間に合わせて調整してみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 中学の期末テストは、学期の終わりにその学期の内容を確かめるテスト
  • 時期や回数は学校ごとに違い、3学期制なら年3回、2学期制なら年2回が多い
  • 中間テストとの大きな違いは、実技教科が加わって教科数が増えること
  • 主要5教科・実技4教科・提出物の3つの層に分けて、時間を配ると進めやすい
  • 調査書でどの学年の成績を使うかは地域で違うので、自分の地域で確かめる
期末テストドットコム

期末テストドットコム 編集部

中学生・高校生の期末テストの時期や範囲、学年別・教科別の勉強法、計画の立て方、保護者のサポートのしかたを、公式の公開情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次