当サイトの記事は、編集部が文部科学省・教育委員会・教材会社など公式の公開情報と読者の声を調べて独自に執筆しています。紹介しているサービスの一部にはPRを含みます。
『体育祭や文化祭が終わったと思ったら、もう期末テストの範囲表が配られた…』という中学生も多いはずです。
結論から言うと、2学期期末テストは「行事の前から少しずつ準備しておく」のがいちばんのコツです。行事が終わってから始めると、広い範囲に時間が追いつかなくなりやすいんです。
この記事を読めば、中学の二学期(2学期)の期末テストに向けて、行事の前・行事の間・行事のあとで何をすればいいかが分かります。
2学期期末テストはどんなテスト?
3学期制の学校では、2学期は1年でいちばん長い学期です。そのぶん期末テストの範囲が広くなりやすく、行事のあとに来ることが多いテストです。
3学期制の学校では、1学期・2学期・3学期のそれぞれに期末テストがあります。2学期の期末テストは、冬休み前の時期に行う学校が多いです。
期末テストそのものの意味は期末テストとはで書いているので、ここでは2学期ならではの所を見ていきますね。
実は、2学期は夏休み明けから冬休み前までと期間が長いんです。授業の数が多いので、テストの範囲も広くなりやすいんですね。
1学期・3学期とどう違う?
学期ごとの期末テストの特徴を比べてみます。
| 学期 | よくある時期 | 範囲の特徴 | 重なりやすいこと |
|---|---|---|---|
| 1学期 | 夏休み前 | 学年の始めの単元が中心 | 新しいクラスや部活に慣れる時期 |
| 2学期 | 冬休み前 | 期間が長く、範囲が広くなりやすい | 体育祭・文化祭・合唱祭などの行事 |
| 3学期 | 学年の終わり | 学期は短いが、1年分のまとめになることも | 学年のまとめ、受験学年は入試 |
1学期の様子は1学期の期末テスト、3学期は3学期の期末テストでくわしく書いています。
前期・後期の2学期制の学校では、「2学期期末」という言い方をしないことが多いです。前期の期末テストが秋に、後期の期末テストが年度末に来る形が多いので、自分の学校の予定表で確かめてみてください。
範囲が広くなりやすい理由
範囲が広くなる理由は、学期の長さだけではありません。中間テストを行わない学校では、2学期の内容がまるごと期末テストの範囲になることもあります。
また、学年が進むにつれて単元の内容もむずかしくなります。量と難しさの両方が増えるので、1学期と同じ準備のしかたでは間に合わないことがあるんです。
行事の前・行事中・行事のあとの3つの時期で準備する
2学期期末テストの準備は、「行事の前」「行事の間」「行事のあと」の3つの時期に分けて考えると進めやすくなります。時期ごとにやることを変えて、行事の間も完全には止めないのがポイントです。
ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。2学期は行事の練習で放課後がつぶれたり、疲れて帰ったりする日が続きますよね。
だからこそ、時期ごとに「この時期はこれだけやる」と決めておくと、慌てずにすみます。
| 時期 | 体と時間の様子 | この時期にやること | 目安の量 |
|---|---|---|---|
| 行事の前 | まだ余裕がある | ワークを先に進める、苦手な単元を確かめる | 授業で習った所までワークを終わらせる |
| 行事の間 | 練習で疲れている | 英単語・漢字・用語を見るだけ | 寝る前に数分でもいい |
| 行事のあと | テストまでの日数が少ない | 計画を立て直し、間違えた問題を解き直す | 範囲表を見て1日ごとに割りふる |

行事の前は「ワークを先に」
行事の練習が始まる前は、まだ放課後に時間が取れる時期です。この時期に、授業で習った所までワークを進めておきましょう。
『テストはまだ先だし…』と思うかもしれません。でも、ワークを先に1周しておくと、行事のあとは間違えた所を解き直すだけで済むんです。
- 授業で習った所までワークを1周する
- 分からなかった問題に印を付けておく
- 1学期のテストで間違えた単元を見直す
- 提出物の締め切りを手帳に書いておく
行事の間は「見るだけ」でもいい
行事の練習期間は、机に向かう元気が出ない日もありますよね。それは自然なことです。
この時期は、英単語や漢字、理科・社会の用語を「見るだけ」にしてみてください。寝る前に単語カードを数枚めくるだけでも、ゼロの日をつくらないことが大事です。
例えば、こんな決め方もあります。
「行事の練習がある日は、英単語を10個だけ見る」
「練習がない日は、ワークを2ページ進める」
行事のあとは「計画を立て直す」
行事が終わったら、すぐにテストまでの日数を数えましょう。範囲表が出ていれば、教科ごとに残りの量を書き出します。
- テストまでの日数を数える
- 範囲表を見て、教科ごとに残っているワークのページを書き出す
- 残りの量を、テストまでの日数で割って1日の量を決める
- 苦手な教科は、毎日少しずつ入れる
- テストの前日は、暗記の確認と間違えた問題の見直しにあてる
計画表の作り方は期末テストの勉強計画表の作り方で、教科ごとの時間の分け方まで紹介しています。
行事が終わったあとに「疲れたから今週は休もう」と決めてしまうことも。行事のあとの1週間は、テスト勉強にとって大事な時期です。休む日を決めるなら、1日だけにしておきましょう。
範囲が広い時の教科ごとの進め方
範囲が広いと、どの教科から手をつければいいか迷いますよね。教科の性質で分けて考えると、順番が決めやすくなります。
| 教科のタイプ | 例 | 広い範囲での進め方 |
|---|---|---|
| 積み重ねの教科 | 数学・英語 | 前の単元が分からないと次も解けない。最初の単元から順に解き直す |
| 暗記が多い教科 | 理科・社会の用語、国語の漢字 | 毎日少しずつ回す。行事の間の「見るだけ」に向いている |
| 計算と暗記が混ざる教科 | 理科 | 用語の日と計算問題の日を分けると進めやすい |
| 実技教科 | 音楽・美術・保健体育・技術家庭 | 授業プリントと教科書の太字を中心に、直前の数日でまとめる |
積み重ねの教科は、行事の前にワークを進めておくと特に楽になります。反対に暗記の教科は、行事の間の短い時間でも進められるので、時期によって教科を入れ替えるのがコツです。
実技教科の勉強のしかたは期末テストの実技教科でくわしく紹介しています。
テスト前1週間の1日の使い方
テスト前の1週間は、部活が休みになる学校も多いです。放課後の時間を、例えばこんなふうに分けてみてください。
| 時間帯 | やること |
|---|---|
| 帰宅してすぐ | 前の日に間違えた問題を解き直す |
| 夕食の前 | 積み重ねの教科(数学・英語)のワーク |
| 夕食のあと | 理科・社会の用語と計算問題 |
| 寝る前 | 英単語や漢字を見て、翌日の予定を確かめる |
時間の長さは人によって違うので、まずは1教科のワークを何分で解けるか測ってみましょう。そこから1日の量を決めると、無理のない計画になります。
学年ごとの2学期期末テストの注意点
同じ2学期期末テストでも、学年によって気をつけたい所が違います。中1は範囲の広さ、中2は単元の難しさ、中3は受験勉強との両立がテーマになりやすいです。
中学生2学期期末テストは、学年ごとに中身も意味も少しずつ変わります。教科書や学校によって単元の順番は違うので、くわしくは範囲表で確かめてください。
| 学年 | よくある特徴 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 中1 | 初めての2学期。範囲の広さに驚きやすい | 1学期と同じやり方のままにしない |
| 中2 | 数学や理科で計算が増え、むずかしくなりやすい | 分からない単元をそのままにしない |
| 中3 | 受験勉強と定期テストが重なる | 定期テストの範囲を後回しにしない |

中1は「1学期のやり方」を見直す
中1の2学期は、1学期より範囲が広くなりやすいです。1学期はテスト1週間前からでも間に合った人も、2学期は早めに始めると安心です。
中1の2学期期末テストのくわしい進め方は、中1の2学期期末テストにまとめています。
中2は「むずかしい単元」を先に
中2の2学期は、数学で関数や図形の証明、理科で電流のような計算が多い単元に入る学校もあります。教科書によって順番は違いますが、つまずくと次の単元にも響きやすい内容です。
中2の2学期のくわしい対策は、中2の2学期期末テストで紹介しています。
中3は「受験勉強と同じ範囲」を意識する
中3の2学期は、受験勉強と定期テストの両方を進める時期です。定期テストの範囲は中3で習う内容なので、受験勉強の一部と考えて取り組むと、どちらも無駄になりません。
中3の2学期期末テストについては、中3の2学期期末テストでくわしく書いています。
2学期の成績と内申の関係
2学期の成績が高校入試の内申(調査書)にどう使われるかは、都道府県によって違います。中3の2学期を重く見る地域もあれば、中2の成績も使う地域もあります。
『2学期の期末テストって、内申にどのくらい関係するの?』と気になりますよね。ここはよく誤解されるところです。
例えば東京都の都立高校の入試では、中3の成績を調査書に書き、1学期と2学期の成績を十分参考にするとされています。一方で神奈川県の公立高校の入試では、中2と中3の成績を使い、中3の成績を2倍にして計算する方法が示されています。
| 例 | 調査書に使う学年 | 2学期とのつながり |
|---|---|---|
| 東京都(都立高校) | 中3の成績 | 中3の1学期・2学期の成績を十分参考にする |
| 神奈川県(公立高校) | 中2と中3の成績 | 中3の成績を2倍にして合計する |
これは2つの例で、ほかの地域ではまた違う決め方をしています。年度によって変わることもあるので、自分の住んでいる地域の決まりは、学校の先生に確かめてみてください。
中1・中2の人も、2学期の成績が全く関係ないとは言い切れません。地域によっては中1・中2の成績も使われることがあるので、どの学年でも一回一回のテストを大事にしておきましょう。
通知表の成績はどう決まる?
中学校の成績は、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点で見られます。観点ごとにA・B・Cで評価して、それをもとに5段階の評定を出す形です。
期末テストの点数は、主に「知識・技能」と「思考・判断・表現」を見る材料になります。提出物や授業での取り組みも評価の材料の一つですが、それだけで決まるわけではありません。
ちなみに、通知表を何回出すかも学校によって違います。文部科学省の令和7年度の調査(計画)では、3学期制の中学校でも、評定を年2回や年1回つける学校があるとされています。
- 自分の学校は通知表が年に何回出るか
- 2学期の評定に、中間テストと期末テストの両方が入るか
- 提出物の締め切りと出し方
- 実技教科のテストや作品の提出があるか
中学2学期期末テストでよくある相談
「中3の2学期の期末テストがボロボロだった」「2学期は評価に入らないって本当?」「中1で平均50点は大丈夫?」の3つは、特によく見かける相談です。
知恵袋などでよく見かける相談を、要約して取り上げます。
中3の2学期の期末テストがボロボロでした。内申は下がりますか?
2学期の成績は、テストの点数だけで決まるわけではありません。提出物や授業での取り組みも合わせて評価されます。
ただ、地域によっては中3の2学期の成績が入試の調査書で重く見られることがあります。まずは答案を見直して、どの単元で点を落としたかを確かめてみてください。
そのうえで、先生に「この教科で、これから取り組めることはありますか」と聞いてみるのも一つの方法です。提出物の出し直しや、授業での取り組みで見てもらえる部分があるかもしれません。
中3の2学期の期末テストは評価に入らないと聞きました。本当ですか?
『噂で聞いたけど、まさかね…』と思っている人もいますよね。2学期の期末テストが評価に入らない、という決まりが一般にあるわけではありません。
評価のしかたや、どの成績を調査書に書くかは、学校と地域によって違います。噂を信じて手を抜くと、あとで困ることになりかねません。
気になる時は、担任の先生に直接聞いてみましょう。
中1の2学期期末テストで1教科平均50点でした。高校に行けますか?
中1の今の点数だけで、行ける高校が決まるわけではありません。大事なのは、ここから何をするかです。
まずは、学年の平均点と自分の点を教科ごとに比べてみてください。平均より下の教科が分かれば、冬休みに何を解き直せばいいかが見えてきます。
テストの結果が悪かった時の振り返り方は、期末テストの結果が悪かった時にやることでくわしく紹介しています。
ここで取り上げた相談は、実際の質問の内容をもとに要約したものです。内申や入試の扱いは地域や学校によって違うので、回答は一般的な考え方として書いています。
テストが終わったら冬休みに解き直す
2学期の単元は、3学期や次の学年の内容につながっていることが多いです。期末テストが返ってきたら、間違えた問題を冬休みのうちに解き直しておきましょう。
全部をやり直す必要はありません。間違えた問題に印を付けて、冬休みの前半と後半で2回解き直すだけでも、3学期のスタートがずっと楽になります。
一人で進めるか、人の手を借りるか
行事と範囲の広さが重なる2学期は、計画どおりに進まなくなりやすい時期です。1学期からの苦手が続いている時は、人の手を借りることも考えてみましょう。
『1学期のつまずきが、2学期になってさらに大きくなった気がする』という人もいるかもしれません。一人で進めやすい場合と、人の手を借りたほうがいい場合を比べてみます。
- 行事の前からワークを進められている
- 分からない所を、先生や友達に聞いて解決できる
- 行事のあとに、自分で計画を立て直せる
- 1学期の内容から分からなくなっている教科がある
- 行事のあとに計画を立てても、また止まってしまう
- 分からない所を質問できる相手がいない
人の手が役立つのは、例えばこんな場面です。
- つまずいた単元の、もとになっている所まで戻って教えてもらう
- 学校のテスト範囲に合わせて、いつ何をやるかを一緒に決める
- 分からない所を、その日のうちに質問する
- 行事の期間も、決まった時間に机に向かう習慣をつくる
中学生専門のオンライン塾「苦手克服塾」は、定期テストで平均点以下の苦手科目がある中学生を主な対象にしています。週2コマのマンツーマンで「予習授業」と「復習授業」があり、宿題や質問対応、学習の管理もあります。
数学・英語・国語・社会・理科から1科目だけでも受けられ、スマホでも受講できます。2週間の無料体験があるので、合うかどうかを試してから考えられます。
家に来てもらう形がよければ、家庭教師という選び方もあります。オンライン塾の選び方は期末テスト対策のオンライン塾でまとめています。
苦手克服塾(PR)
苦手な教科を、次の定期テストまでに立て直したい中学生へ
苦手克服塾は、定期テストで平均点に届かない苦手教科がある中学生のための、中学生専門のオンライン塾です。週2回のマンツーマン授業で予習と復習をして、宿題や質問の対応、学習の管理まで見てもらえます。1教科から始められ、スマホでも受講できます。2週間の無料体験があります。
無料苦手克服塾の無料体験を見るコース内容・料金は変わることがあります。最新は公式サイトで確認してください。
よくある質問
二学期期末テストはいつごろありますか?
3学期制の学校では、冬休み前に行う学校が多いです。ただ、時期は学校によって違うので、年間予定表やテスト範囲の連絡で確かめてみてください。
中学二学期期末テストの範囲には、中間テストの範囲も入りますか?
中間テストのあとに習った所だけの学校もあれば、2学期全体から出る学校もあります。範囲表に教科書のページが書かれているので、中間テストの範囲と重なっていないかを見ておきましょう。
中学生二学期期末テストの勉強は、いつから始めればいいですか?
行事の前からワークを少しずつ進めておき、テストの2週間前くらいから本格的に始める形を紹介しました。範囲の広さや行事の日程は学校ごとに違うので、範囲表で量を確かめてから決めてみてください。
行事の練習で毎日疲れていて、勉強する気になれません。
疲れている日は、英単語や用語を見るだけでもかまいません。行事が終わってから計画を立て直せば大丈夫です。ゼロの日をつくらないことを目標にしてみてください。
2学期期末テストの合計点が、良いのか悪いのか分かりません。
合計点だけでは、良いか悪いかは判断しにくいです。教科ごとに学年の平均点と比べて、平均より下の教科があるかを確かめてみてください。平均点が分からない時は、先生に聞いてみるのも一つの方法です。
2学期期末テストのあとは、何をすればいいですか?
返ってきた答案で間違えた問題を、冬休みのうちに解き直しておきましょう。2学期の単元は3学期や次の学年の内容につながることが多いので、ここで直しておくと次が楽になります。
まとめ
- 2学期期末テストは、期間の長さと行事が重なり、範囲が広くなりやすい
- 行事の前はワークを先に進め、行事の間は見るだけでも続け、行事のあとに計画を立て直す
- 中1は範囲の広さ、中2は単元の難しさ、中3は受験勉強との両立に気をつける
- 2学期の成績が内申にどう使われるかは地域によって違うので、先生に確かめる
- 苦手が1学期から続いている時は、人の手を借りることも考える





コメント