期末テスト対策に家庭教師は必要?頼むタイミングと選び方

期末テスト対策に家庭教師が必要かを、何を見てほしいかで判断する方法と、頼むタイミング・選び方を解説する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、編集部が文部科学省・教育委員会・教材会社など公式の公開情報と読者の声を調べて独自に執筆しています。紹介しているサービスの一部にはPRを含みます。

『次の期末テストこそ何とかしたいけど、家庭教師を頼むほどなのかな…』と迷っている保護者の方も多いはずです。

結論から言うと、期末テスト対策に家庭教師が必要かどうかは「子どもの何を見てほしいか」で決まります。計画づくり・苦手な単元・勉強の習慣のどれを手伝ってほしいかがはっきりすると、頼むかどうかも、どこを選ぶかも決めやすくなるんです。

この記事を読めば、期末テストの対策に家庭教師を頼むかどうかの判断のしかたと、頼むタイミング、体験授業で確かめることが分かります。

目次

期末テスト対策に家庭教師は必要?

先に結論

自分で計画を立てて、分からない所を質問できている子なら、家庭教師がいなくても期末テストの準備は進められます。家庭教師が役に立つのは、「どこでつまずいているか分からない」「計画を立てても続かない」といった、一人では抜け出しにくい状態の時です。

期末テストは、学校で習った内容から出るテストです。範囲は学校が配る範囲表で分かるので、本来は学校のワークや教科書で準備できるものなんですね。

それでも家庭教師を考えるのは、『分かっていても一人では進まない』という壁があるからではないでしょうか。テストそのものの基本は期末テストとはでくわしく書いています。

家庭教師がいなくても進められる子

次のような様子なら、まずは家庭での工夫で十分なことが多いです。

一人でも進められそうな様子
  • 範囲表が出たら、自分で計画を立てている
  • 分からない問題を、先生や友達に聞けている
  • ワークを期限までに終わらせられている
  • 返ってきたテストを見直して、次に生かしている

この場合は、保護者の方が計画を一緒に確かめたり、勉強しやすい環境を整えたりするだけでも変わります。家庭でできることは期末テストで保護者ができるサポートにまとめています。

家庭教師を考えてもいい子

反対に、こんな様子が続いている時は、人の手を借りることを考えてもいい時期です。

家庭教師を考えてもいい様子
  • 前の学年の内容から分からなくなっている教科がある
  • 何が分からないのかを、本人もうまく言えない
  • 計画を立てても、数日で止まってしまう
  • 学校の授業で質問するのが苦手
  • テストのたびに同じ教科で点を落としている

当てはまる数が多いほど、一人で立て直すのは大変になります。ただ、家庭教師だけが答えではありません。

次の章で、何を見てほしいかを考えてみましょう。

頼む前に「何を見てほしいか」を決める

先に結論

家庭教師に見てほしいことは、大きく「計画」「苦手な単元」「勉強の習慣」の3つに分けられます。どれを頼みたいかで、合う先生のタイプも、確かめるべきことも変わります。

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。『とにかく点数を上げてほしい』だけで頼むと、先生も何から手をつけていいか迷ってしまいます。

見てほしいことこんな様子の時先生にお願いすること確かめたいこと
計画範囲が広いと、何からやればいいか分からないテスト範囲に合わせて、いつ何をやるかを一緒に決める範囲表を見て計画を立ててくれるか
苦手な単元特定の教科や単元で、毎回点を落としているつまずいた所まで戻って、基本から教え直す前の学年の内容まで戻ってくれるか
勉強の習慣机に向かう時間そのものが少ない決まった曜日に一緒に勉強し、宿題を出してもらう授業がない日の宿題や確認があるか
家庭教師に見てほしいことを、計画・苦手な単元・勉強の習慣の3つに分け、それぞれお願いすることを示した判断表の図解

計画を見てほしい場合

期末テストは教科が多く、範囲表を見ただけで手が止まってしまう子もいますよね。こういう子には、範囲表を一緒に見て、テストまでの日数で割りふってくれる先生が合います。

例えば、こんなやり取りができると理想的です。

「数学のワークは何ページ残ってる?」

「あと12ページくらい」

「じゃあ、1日3ページずつなら、テストの4日前に1周終わるね」

テスト範囲表と学校のワーク、書き込み途中の計画表を広げ、二人の手元が計画を書き込んでいる机の写真

計画の立て方そのものは期末テストの勉強計画表の作り方でも紹介しています。

苦手な単元を見てほしい場合

数学や英語は、前の単元が分からないと次も分からなくなる教科です。期末テストの範囲だけを教わっても、もとの所でつまずいていると点につながりにくいんです。

この場合は、テスト範囲より前の内容まで戻って教えてくれるかが大事になります。体験授業の時に「どこまで戻って教えてもらえますか」と聞いてみてください。

勉強の習慣を見てほしい場合

勉強時間そのものが少ない子には、授業がある日だけでなく、ない日の過ごし方まで一緒に考えてくれる先生が合います。

宿題を出してもらい、次の授業で確かめてもらう。この流れがあるだけでも、机に向かうきっかけになります。

補足

3つのうち、1つに決めきれなくても大丈夫です。「いちばん困っていること」を1つ選んで先生に伝えるだけで、最初の授業の進め方が決まりやすくなります。

家庭教師を頼むタイミング

先に結論

期末テスト対策として頼むなら、テストの直前より、範囲表が出る前の余裕がある時期に始めるのが基本の形です。先生が子どもの得意・不得意をつかむまでに、何回か授業が必要だからです。

『テスト2週間前になって慌てて探す』という方も少なくありません。ただ、直前から始めると、先生が苦手な所を見つける前にテストが来てしまうことも。

始める時期できること気をつけたいこと
テストの1か月以上前苦手な単元まで戻って教え直せるテスト範囲が出たら計画を切り替える
テストの2〜3週間前範囲に合わせた計画づくりと解き直しができる前の学年まで戻る時間は少なめ
テストの1週間前直前の確認と、よく出る所の見直し苦手の根本までは手が回らないことが多い
テストが終わった直後答案を見て、つまずきの原因を一緒に探せる次のテストまでの計画を早めに立てる

いちばん始めやすいのは、実は「テストが返ってきた直後」です。答案があれば、どこで点を落としたかを先生と一緒に見ることができます。

テストの結果が悪かった時の振り返り方は、期末テストの結果が悪かった時にやることで紹介しています。

よくある失敗

テストの直前だけ頼んで、テストが終わったら止めてしまうことも。期末テストの単元は次の学期にもつながるので、テスト後の数回で間違えた所を直しておくと、次のテストの準備がずっと楽になります。

学年によって頼み方は変わる?

同じ期末テスト対策でも、学年によって先生にお願いしたいことは少しずつ変わります。

学年お願いしたいことの例
中1初めての定期テストに向けた、計画の立て方と勉強のやり方
中2むずかしくなる単元のつまずきを、早めに直すこと
中3定期テストの範囲と受験勉強を、どう両立させるか
高校生科目が多いので、赤点が心配な科目にしぼった対策

学年が上がるほど、前の学年の内容が分かっていないと苦しくなります。気になる教科がある時は、早めに相談してみてください。

家庭教師の選び方|ほかの手段との違いと体験授業

先に結論

期末テスト対策の手段は家庭教師だけではありません。1対1で見てもらいたいのか、決まった時間に通う場がほしいのか、自分のペースで進めたいのかで選ぶと迷いにくくなります。

家庭教師のほかにも、塾やオンライン塾、通信教材という選び方があります。それぞれの特徴を比べてみます。

手段向いている子期末テスト対策での良さ気をつけたいこと
家庭教師(訪問)人前で質問しにくい、1対1でじっくり見てほしい学校の教科書や範囲に合わせやすい先生との相性が合うかを確かめる
家庭教師(オンライン)家で受けたい、近くに通える所が少ない移動がなく、時間を合わせやすい画面の前で集中できるかを確かめる
塾決まった時間に通う場がほしい周りに勉強する仲間がいる自分の学校の範囲にどこまで合わせてくれるか
オンライン塾家で、決まった時間に授業を受けたい苦手な教科だけ受けられる所もある授業以外の日の過ごし方も考える
通信教材自分のペースで進められる教科書に合わせた教材やテスト対策の機能がある続けられるかは本人次第になりやすい

塾と家庭教師で迷っている方は期末テスト対策は塾と家庭教師どっち?を、通信教材の使い方は通信教材で期末テスト対策も参考にしてみてください。

訪問とオンラインはどう選ぶ?

訪問の家庭教師は、先生が家に来て隣で教えてくれる形です。ノートの書き方や問題を解く手の動きまで見てもらえるのが良さですね。

オンラインの家庭教師は、パソコンやタブレット、スマホを使って家で授業を受ける形です。先生の移動がないので、部活のある日でも時間を合わせやすいことがあります。

訪問が合いやすい子
  • 隣で見てもらうほうが集中できる
  • 画面越しだと質問しにくい
  • ノートの使い方から教えてほしい
オンラインが合いやすい子
  • 部活などで時間が不規則
  • 家に人が来るのが落ち着かない
  • 画面を使った学習に慣れている

体験授業で確かめること

体験授業は、教え方の上手さだけでなく「うちの子の困りごとに合っているか」を確かめる場です。事前に聞くことを決めておくと、短い時間でも判断しやすくなります。

体験授業では、先生の雰囲気や教え方を実際に見ることができます。『何を聞けばいいか分からないまま終わってしまった』とならないように、確かめる項目を用意しておきましょう。

体験授業で確かめる項目
  • 学校の教科書と範囲表に合わせて教えてもらえるか
  • 苦手な単元は、前の学年まで戻って教えてもらえるか
  • テスト前に、計画を一緒に立ててもらえるか
  • 授業がない日の宿題や、進み具合の確かめ方はどうなっているか
  • 子どもが質問しやすい雰囲気か(体験のあとに本人に聞く)
  • 先生が合わない時に、交代をお願いできるか
体験授業で確かめる項目を、教科書と範囲・戻り学習・計画・宿題・相性の観点で並べたチェックリストの図解

体験授業のあとに子どもに聞くこと

いちばん大事なのは、子ども本人の感想です。保護者の方が良いと思っても、本人が質問しにくいと感じていれば、続けるのはむずかしくなります。

例えば、こんな聞き方をしてみてください。

「今日の先生、分からない時に聞きやすかった?」

「次も同じ先生で受けてみたい?」

『よく分からなかった』という答えが返ってきても、責めずに「どこが分かりにくかった?」と聞いてみましょう。それが次の先生選びのヒントになります。

最初の授業で先生に伝えておくこと

先生が決まったら、最初の授業で今の様子を伝えておきましょう。口で話すより、メモにして渡すほうが伝わりやすいこともあります。

伝えること書き方の例
いちばん困っていること数学の文章題で毎回点を落としている
最近のテストの結果前回の期末テストの答案を見せる
次のテストの日程と範囲範囲表が出たらすぐに渡す
家での勉強の様子平日はほとんど机に向かえていない
本人の希望英語は自分でやりたい、数学だけ見てほしい

最後の「本人の希望」は意外と大事です。子ども自身がやりたいと思っている所を先生に知ってもらうと、授業に前向きに取り組みやすくなります。

期末テストと家庭教師のよくある相談

先に結論

「家庭教師を頼んだけれど、何をしてもらえばいいか分からない」「方針が合わない気がする」「先生を変えたのに点が下がった」の3つは、特によく見かける相談です。どれも、何を見てほしいかを先生と共有することで変えられる部分があります。

知恵袋などでよく見かける相談を、要約して取り上げます。

定期テスト対策のために家庭教師を頼んだのに、何をしてもらえばいいか分かりません

推薦のために定期テストの点を上げたくて家庭教師を頼んだ高校生から、こんな相談がありました。生徒本人が戸惑っているケースです。

まずは、範囲表とこれまでの答案を先生に見せてみてください。「この教科のこの単元で点を落としている」と分かれば、先生も授業の中身を決めやすくなります。

本人から言いにくい時は、保護者の方から「テスト範囲に合わせた計画と、苦手な単元の教え直しをお願いしたい」と伝えるのも一つの方法です。

家庭教師の方針が、うちの子の目標と合っていない気がします

定期テストの点を上げる方針の家庭教師に、受験対策もしてほしいと感じている、という相談も見かけます。こういうずれは、珍しいことではありません。

最初に「何を見てほしいか」を伝えていないと、こうしたずれが起きやすいんです。一度、先生や運営会社に今の目標を伝えて、授業の中身を変えられるかを相談してみましょう。

それでも合わない時は、別の先生や別の手段を考えてもかまいません。

家庭教師を変えたのに、期末テストの点が前より下がりました

中間テストでは取れていたのに、期末テストで大きく下がったという相談です。点が下がると、親も子もショックですよね。

ただ、1回のテストの点だけで先生の良し悪しを決めるのは早いかもしれません。期末テストは範囲が広く、教科も多いので、中間より点が下がることはよくあります。

答案を先生と一緒に見て、「知らなかった」「時間が足りなかった」「うっかりミス」のどれが多かったかを確かめてみてください。原因によって、次にお願いすることが変わります。

補足

ここで取り上げた相談は、実際の質問の内容をもとに要約したものです。回答は一般的な考え方として書いています。

一人でやるか、家庭教師の手を借りるか

先に結論

一人での勉強に行き詰まっている時は、家庭教師の手を借りるのも一つの方法です。特に、つまずいた単元への戻り学習や、範囲に合わせた計画づくりは、人が隣にいると進めやすくなります。

『一人でがんばらせたほうがいいのかな』と迷う方もいるかもしれません。家庭教師の手が役立つのは、例えばこんな場面です。

  • つまずいた単元の、もとになっている所まで戻って教えてもらう
  • 学校のテスト範囲に合わせて、いつ何をやるかを一緒に決める
  • 分からない所を、その場で質問できる
  • 決まった曜日に机に向かう習慣をつくる

家庭教師のあすなろは、小学生・中学生・高校生を対象にした家庭教師です。家に来てもらう訪問の授業と、Zoomを使ったオンラインの授業があり、どちらも1対1で教わります。

勉強が苦手な子のサポートに力を入れていて、中学生の指導では、学校の授業のフォローや定期テスト対策を一人ひとりの状況に合わせて行うと説明しています。テストに出題されやすいポイントを重点的に勉強できる、という案内もあります。

無料の体験授業では、勉強のやり方や内申点のしくみ、テスト対策のポイントなどを教えてもらえます。また、定期テストの2週間前からテスト終了日の前日までの期間に集中して指導を受けられるプランもあります。

運営会社と公式サイトは地域ごとに分かれています。くわしくは対応エリアのページからお住まいの地域を選んで確かめてみてください。

家庭教師のあすなろ(PR)

テスト勉強のやり方から、一緒に見てほしい方へ

家庭教師のあすなろは、勉強が苦手な子のサポートに力を入れている小学生・中学生・高校生向けの家庭教師です。ご自宅への訪問のほか、オンラインでも1対1で教われます。テスト前は出題されやすいポイントにしぼった勉強の進め方を教えてくれます。まずは無料の体験授業で、お子さんに合うか確かめてみてください。

無料あすなろの無料体験授業を見る

運営会社と公式サイトは地域ごとに分かれています。料金や内容はお住まいの地域の公式サイトで確認してください。

中学生で、苦手な教科だけを家で決まった時間に教わりたい場合は、オンライン塾という選び方もあります。選び方は期末テスト対策のオンライン塾でまとめています。

よくある質問

期末テストの直前だけ家庭教師を頼むことはできますか?

テスト前の期間だけ集中して指導を受けられるプランを用意している家庭教師もあります。ただ、先生が苦手な所をつかむには時間がかかるので、できればテストの数週間前から始めておくと安心です。

家庭教師は週に何回くらい頼めばいいですか?

決まった回数はありません。見てほしいことが計画づくりなら少なめでも、苦手な単元を基本から教え直してほしいなら回数を多めにする、のように目的で考えてみてください。

子どもが家庭教師を嫌がっています。どうすればいいですか?

まずは何が嫌なのかを聞いてみましょう。家に人が来るのが落ち着かないならオンライン、知らない人が苦手なら体験授業で先生と話してみる、のように理由によって選び方が変わります。

高校生でも期末テスト対策に家庭教師を頼めますか?

高校生を対象にしている家庭教師もあります。高校は科目が多いので、どの科目を見てほしいかを先に決めておくと、先生を選びやすくなります。

家庭教師を頼んだら、塾や通信教材はやめたほうがいいですか?

やめる必要があるとは限りません。ただ、やることが増えすぎると、どれも中途半端になってしまうことも。家庭教師には苦手な教科、通信教材は暗記の確認、のように役割を分けると続けやすくなります。

家庭教師の先生が合わない時はどうすればいいですか?

先生の交代をお願いできるかどうかは、契約の前に確かめておきましょう。合わないと感じたら、早めに運営会社へ相談してみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 期末テスト対策に家庭教師が必要かは、「何を見てほしいか」で決まる
  • 見てほしいことは「計画」「苦手な単元」「勉強の習慣」の3つに分けて考える
  • 頼むなら、テスト直前より、範囲表が出る前やテストが返ってきた直後が始めやすい
  • 体験授業では、教科書や範囲に合わせてくれるか、戻って教えてくれるかを確かめる
  • 体験のあとは、子ども本人に質問しやすかったかを聞いてみる
期末テストドットコム

期末テストドットコム 編集部

中学生・高校生の期末テストの時期や範囲、学年別・教科別の勉強法、計画の立て方、保護者のサポートのしかたを、公式の公開情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次